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地面に落ちてるモノは拾うな?知らねえわ!

私は盲目な恋人

銃弾に気を付けながら戦闘………文言にしてみれば酷く変な話であり

俺の知り合いであれば首を傾げて「当たり前のことだろう?」と言ってくることである

しかしながら今回に関しては 注意しなければ簡単に向こう側へと歩いて行ってしまうであろう

というか異世界にまで転生して二回目の…………あれ?【命の源泉】の影響で気づいてなかったんだが

割と俺死んでるくない?

あと真っ裸になる回数……多分衆目の前で真っ裸になってる回数は過去のどの王道異世界ファンタジーの主人公よりも多い気がする

あれ?異世界転生とは?というか……異世界転生じたいあまりの希少性が無い可能性が浮上してきたぞ?

あれれれ?過去最大級に自分のアイデンティティが揺れている気配がする

おかしいな………いつもなら笑えるんだけど今回に限っては割とマジで凄い悩みでしかないぞ?

………個人的には妹とかも主人公の部類に入っていると思っている

俺の戦いは正直洗練されてない泥仕合上等の戦い方である

こんな戦い方でいいのか割となや…………

はて?何で俺はこんなに戦闘方法で悩んでいるのか

全くわからない…………

〈恐らくは敵の精神攻撃の一種です…………本来であれば幻覚等々を用いて戦いを有利に進める技法ですが相手は、その表現方法が極端に少ない為に敢えて特殊技能を省き………相手の思考を奪う、という一点のみに集中したのでしょう〉

本来であれば幻覚・幻聴等々の五感を奪う方式の洗脳魔法を自身の長短を理解して変化させる

あれ?俺が戦ってるの本当にゴブリンだよね?もしかして別世界から誰かの魂移植してない?

ふむ………それと俺はとんでもないことを見逃していたかもしれん

相手に余計な思考を流された影響もあったかもしれないが現在進行形で砲台を大きくしている銃を眼前で見逃すって割と末期だろ

………うん、なんだろう………後数秒もしないうちに発射されるのが未来見えないのに手に取るようにわかる

というか今現在エルフの長に拘束されて処刑まちの囚人みたいな気分だよ

エルフの長は視界から消える所まで投げ飛ばすのが正解だったのか?

いや…………恐らくこの魔法は時間経過か条件達成系のカウンター系統臭い

そうでもしないといきなり魔方陣を作り上げて俺に放ったのなら俺もノアも気づいていたであろう

まあ………流石に砲撃が来たら能力は解除されるのだろうが

アンタら本当に先日まで殴り合いの殺し合いしてた奴ら?

何かいきなり凄いオーパーツな武器を持ち出してきたかと思えば何故か長同士の連携が以上に上手で

結果特大砲撃が顔のみならず脳髄まで割と簡単に消し飛ばそうな気配を見せている電撃が辺りをほとばしっている

うん………これ避けられねーや、と確信した途端にゴブリンが嫌な笑顔を向けているのが脳内フォルダに焼き付いた

全く……………本当に海馬の無駄遣いだと思うけど自動的に選んでしまうので仕方ないところは確かにある

そうしてゴブリンの全力放火を食らった俺は

そのあまりにも可笑しすぎる砲撃の威力で上から下に撃たれた弾道に反するように上空へと体が舞い上がっている

しかも現在気づいたのが頭を潰されて気絶しても能力が発動した

今まで俺の能力は一瞬でも意識が途切れると能力が発動せずに終わってしまう

けれど今回は砲撃をくらい意識を完全に飛ばしているのにも関わらずニ俺が能力を発動できていたのは

相手の攻撃が事前からどのタイミングで行われるのかを把握しているか否か…………そう考えれば俺のこの状態にも納得がいく

けれども………今現在私はユグドラシルを少し離れて木々が生い茂った雑木林に突撃をかましていた

「………恐らく銃で撃たれて雑木林に突っこんでいく沼に頭を嵌らせるのは人類で俺が初めてなんじゃないの?」

そう自虐気味に言ってみるが勿論周りに誰もいないので静かな空気が辺りを包み込む

全く………………あのゴブリンのせいで相当遠くの雑木林の方に飛ばされてしまったようである

本来ならばユグドラシルの世界樹が多少姿を現しているのだろうが此処からは相当の距離が存在する影響なのか俺には見えない

全くコレからどうやってユグドラシルに戻っていくか

本来ならリュエル………あの問題児を要請しそうなので全力却下

妹は恐らく頼んだら普通に危機が訪れるので半分くらい危険な気配が

そうして他のメンツに頼もうにも正直アイツらはまだ信用できるイメージができないのである

信頼できるが信用はまだできない

この世界だと様々な奴らが相当の実力を兼ね備えている可能性が大いにある

だからこそ俺は自分の目で見た能力しか信頼しない

……まあどんな能力でも好きではあるけども

そんな風に考えながら自分が飛んできた方角を計測中に恐らくは自分も飛来してきたであろう方角から花火が打ちあがるときのようなか細い音を立てながら巨岩が此方に向かって投擲されてきた

はてさて?俺は現在毛むくじゃらのメガネのオジサンがなる手が長い巨人と対戦していたんだっけ?

俺の記憶が正しければ相手はゴブリンとエルフ

恐らく銃に巨大な魔力を放出する機構が存在してもコレから戦乱が更に加速するような可能性があれば確実に使わない判断をした方が合理的である

更に言えばエルフが魔法を放っているとしてもコレだけ巨大な岩石を三個連続して投げられたとはいえ

これ以上の連投は現在のところは一応は厳しそうである

何せ………こういう時に敵がいきなり奥の手を見せながら覚醒してくるのは割と常識ではあるが何処かしこにも自分の能力が流失するので結局秘匿はされてしまうのであった

そうして相手の攻撃を避けながら雑木林の中を真っ直ぐに突き進もうとした結果

道中完全にヤバすぎる場所を発見してしまう

何せ語彙力が少なくなってしまうが

今まで清々しい⁽岩を投げ込まれている時点で清々しい雑木林とは?)雑木林が視界に飛び込んでいたのに

其処だけ『夜』であったのだ

正確には目視しただけで完全に夜であると認識してしまうほどの異常な漆黒ぶり

もしかしたら写真撮影をして星屑のエフェクトを付けたら誰でも完全に夜であると勘違いしてしまうのではないか?という興味にもにた恐怖を感じながら

あ、でも此処にはカメラも写真も存在しないや

と考えながら闇の前で右往左往している

これがもしも何かのクエストであった場合には確実に物語の鍵となる「ナニカ」が隠されている場所である

勇者であるなら「勇者の○○」冒険者であるなら「世界樹の〇」「エクリサー」等々様々な呼び名があるが重要なアイテムが眠っているに違いない!

そう考えて闇に入ろうとすると一瞬強い木枯らしが雑木林を襲う

此処から少し離れた場所に岩が落下してくる

どうやら………この闇には魔力を攪乱する効果か魔力を隠匿する効果を宿しているらしい

そう言えば…………ギルドでも似たような形の天幕があってソレに白が触れた瞬間に腕が弾け飛ぶグロ事件が起きたけど

…………恐らく実写でやれば百二十パーセント確実に規制の対象となるので本当にグロかった

………けれども今回は俺が腕を伸ばす係ではあるが………

下手にいきなり指を入れれば腕自体が異空間に飲み込まれて再生不可能になりそうな気配を齎してくるので

現在は少しずつ心の中で覚悟を決めている

え?何でソレを無視して進まないのか?

…………君たちも見たら分かるよ………なんて言うのかな

小さな子供が此方をじっと見つめながら手招きをしている?

何というか無視して良いのだけれど無視をしたら人間として大切な何かを失いそうな………そんな気がするのである

うん……正直に言うと凄い自己主張の強いオーラが辺り一帯を包み込んでいるのである

正直逃げたい気分で一杯であるが………そういうのを間近で見てしまうと逆に近づきなってしまうのである

そうして近づいてみたのはいいものの…………中々に手が出せていないのである

本当に右往左往はしていないが心の中では雑木林ギリギリまで歩いているのだ

………全く何て難題を突き付けてくるんだコレは

まあ………でも、そろそろ手を中に入れても問題ないでしょ

そんな風に考えながら心の中で決意を固めながら手を中に放り込むと

まるで泥の中に直接手を入れた時のような僅かに感じる気色の悪い感触と体が動きづらくなる水の感触を味わう

そしてそのクソ最悪な感触の中で人さし指に僅かに当たった固い感触のソレを思い切って抜いてみると

中から漆黒の刀が現れる

一瞬思い切り抜けすぎて尻餅を付きそうになってしまうが何回か足踏みをする程度で何とか耐え抜いた

全く最近は腰に来るもんだから敵わないよ、まだ腰痛の来る年齢ではないけれども

そんな風に頭の中で少し無駄な考えがグルグルしていると

手の中に収まっている刀から黒い靄のような物が溢れでてくる一瞬何が起きた!?と身構えてしまうがよくよく考えてみれば相当危険そうな物体だしいきなり爆発しても文句は言えそうもないと感じていると

闇がウネウネと蛇のように体にまとわりついてくる

あれ?これって本当に俺を殺しに来ているわけじゃないよね?

そう思って僅かに身構えると蛇みたいな何かが動きを止める

最初は消化の為の消化液でも排出されるのかな?と考えたが普通に体の上で動くのやめたらしく

どうやらこの武器は持ち主の意思に大きく反することはしないらしい

今の所はそれほどの実害があるわけでもないの手に持っているが少々コレが何を成そうとしているのか興味が湧いてきたので心の中で動くのを許可すると蛇もどきが動きを再開し体にまとわりついてくる

最初は体を縛られるのかな?と考えていたが徐々に体に纏うソレを眺めると正直に驚き

それ以上に嬉しくなった

魔法ではあるが前世で終ぞ着ることの出来なかった男のロマン武装『甲冑』である

正直魔法の贋物であるということがわかっていてもこれはありがたい

さてと……気分も高揚してきたし突撃をかますか

本来ならば鈍重な甲冑を身にまとい素の速さで遠くにいる場所に突撃をかまそうなんて馬鹿の考えることではありそうだが………それでも一度はやってみたいのでやってみる

やりたいという欲求はこの世の何をおいても優先される※法律と常識の範囲内で(雑木林の中を巨大岩を回避しながら爆走しようとしている俺は果たして一般的に大丈夫なのだろうか?

少々不安になってきた

しかしコレから爆走をしなきゃいけないので余計な思考を省きながら少々体のウォーミングアップを済ませて甲冑姿なのにクラウチングスタートの構えをとり

心の中でコッソリ合図を鳴らして走り出すが

甲冑が予想以上に軽く思わずこけた

顔面から土に突っ込んでしまったので少々痛い思いをしていると目前に巨大岩石が迫ってきている

思わず手を前に翳して防御姿勢をとっていると

本来そろそろ衝撃が体に到達してきそうななのにいつまでもこないのでゆっくりと目を開けてみると自身の後ろに巨大な岩石が横たわっていた

最初は何が起きていたのかを全く理解していなかったが自分の腕の前にある薄く黒い円盤のそれを見て察した

「………空間を歪曲?………いや、これは引力系統の力か?」

引力というのは重力とは違う引き寄せたり離したりする力トリ〇の〇龍会長が敵を引き寄せたりしていたのもこの原理の応用

重力と斥力には明確な差はないのだが割と皆何となく違うものであると理解している

個人的には重力は星から人に干渉する力、斥力は星から星に干渉する力であると思っており

引力はこのどちらにも属さない不思議な力であると個人的には考えている

そうして自分が手にした武器の能力を考えながら腕を振るってみると木の枝から舞い落ちる木の葉が出現した黒い物体の外縁をなぞるように動いていた

なるほど………これは上手に使えれば相当悪だくみが出来そうな能力であるなと感じながら走っていく

そうして雑木林を抜けるあたりで

「そういや…………これ誰のなんだ?」

と思わず疑問に思い口にするがいきなり持ち主が現れる………なんてことはない

その事実に多少なりとも安堵しながら深呼吸をしてユグドラシルに向かって走り抜けていく







「あれ?エルフの一団倒したけど長がいないね…………何処にいるんだ?」

そう呟くが辺りには屍のように固まっているエルフ一団の山しか存在しない



「………なんだろう、あそこで杖を刺されてる奴雰囲気的にオークの長じゃね?」

オークの一団を飴と鞭で押さえつけていた彼らは長がいないことに気付いてわざわざゴブリン方にまで足を引っ張ってきたが少々常識離れした地面の状況に三人ともドン引きしていた

闇の魔刀『???』

謎の人物が落としていったこの世と思えないほどの技術と魔力が込められている武器

一度手にとって能力を発言させれば膨大すぎる魔力が体を流れていき下手な人物が握ればパンクして死んでしまう

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