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ようやくか………

………………さてと土葬とか火葬とか縦とか横とか少しどうでもいい話を考えすぎたな………………

けど、少し頭が冴えてきた……………

「さてと…………そろそろ副業選択の儀式に移ってもよろしいでしょうか?」

そう問うてくるのは最初の時よりも大分印象が変わったように見える占い師である

「ああ。」

簡潔に答えながらも何処か浮き足だったこの心を押さえつけることはできない……………

その心を見抜いてるのか見抜いていないのか少しこちらを一瞥した後に

「では今から出てくるカードの内、一枚を選択してください。」

そう言って彼女は自前の水晶の上に手を翳すと……………

「うお!?」

一瞬何が起きたかわからなかったが相手が水晶の上に手を翳した後に目では捉えきれぬほどに大量のカードが宙を舞いそして、この空間を埋め尽くさんとして、カードが半数以下に減った、俺もかなり驚いたがこれが事実なのでどうしようもない上に、このカード一枚一枚にそれ相応の魔力が込められているがために下手に文句を言うと何が起きるのか全く予想が出来ないので黙っていることにした

そうして変な気分になりながら空を見上げて…………おや、ここからでは空は見えなかったか、アッハッハッハ!

……………さて、そろそろ馬鹿なことを考えるのを止めてこのカードの説明を………………

「今貴方の目の前には三十三枚枚のカードが落ちています……………そして、そのカードには貴方が今まで経験してきたことが詰まっており、選択によって貴方の手中に収めることができます。」

今までの経験?それは戦闘経験とかか?もしくは正しく今までの経験が俺の副業の糧となるのか?

うーむ……………わからん、けど、何かトレーディングカードゲームのパック開ける時みたいで楽しいな

そんな馬鹿みたいな感想を抱きながら適当にカードを取ろうと考えたが…

「……………」

思い直す、そうよくよく考えればおかしな話だ、何故三十三枚のカードから自由意志で選ばせる?

俺の戦闘経験が三十三枚になる様な経験じゃないと自分が一番よくわかってる、が、確かに今この空間内においては三十三枚のカードが確かに存在している、コレが指し示す答えは何か?

簡単だ、この副業選びには攻略法が存在する

が、ソレは並大抵のことではない

何故か?

簡単だ、そもそもこの行事とでも言うか、副業選びは今まで星の数程の冒険者達が行い、そして失敗していった

なら、初見の俺がソレを一発で攻略することは不可能に近い

けれど………………ここで出来なければどうにもならないこともわかっている…………



一時間後

すいません過去の俺殴ってもいいですか?え?人類に過去干渉の権限はない?え~けちくさいなぁ、ちょっとくらいいいじゃないですか?

……………さてさて全く答えがわからんぞ?

まずこの不毛な一時間でわかったこと

・まずカードはなんだか規則性を持って『置かれている気がする』

・そして彼女はその規則性をわかっていながら敢えて無視している

・カードの置き場は所々山みたいになっている

………………………………………………

ガー!!!!わからねえ!

たくっ、この問題難しすぎだろ……………答えをわからせる気がないというか、何というか……………それにコイツも何かわざと難しくしている節もあるな…………最初の性格だけ見たらこっちが苦しんでる様をみて悦楽を感じる異常者かとも思ったが………………コイツの豹変ぶりを見たからには何かが違う

そう感じるのだ…………………と言うかコイツ本当に同一人物か?

最初の時は【ノア】はここに入り込めていた、けど、今の状況はどうだ?

まるで別人のようにこちらを冷ややかな目で見ている

…………………何だろうな、興味深げにこちらを視線で抉るのやめてくれませんか?

貴方の視線を感じているとまるでどこぞの世紀末科学者が完全に閉じた記憶の奥底から蘇ってきてトラウマが死ぬほど刺激されるんですけど

主に飽和攻撃とか、飽和攻撃とか、飽和攻撃とか…………

あれならまだサンドバックにされたほうがトラウマが少なくて済んだかもしれない

「…………………」

顔面をトラウマで真っ青にさせながら難しい顔で悩みながらまた百面相で悩みそうになっていると

「貴様の人生はげに面妖な」

………………はて、何時から彼女は古風な物言いの物腰柔らかな女性になったのであろうか?

………………マジで謎だらけだわ……

と一瞬また緩慢な思考に陥る寸前に

(人生?)

この言葉が俺の心に引っかかった

何故人生と言い切れるのか?そこにも勿論興味があるが

この場所に人生と関連する何かでもあるのか?

一応記憶を再構築して観察してみるが、彼女の視線は髪に隠れているので多少のわかりにくさがあったが、地面と時々机の上を撫でるように眺めて、俺と交互にカードを見て、最終的にこう呟くのだ

『貴様の人生はげに面妖な』

……コレは一体どう言うことだ?何故カードと俺の人生が関連性がどこにあるのか全くわからない……

けど、コレに何か違和感がある………

何だ?

…………まさか、いや、まさかな…


一瞬えもいえない違和感に襲われたが今回の件とは特に関連無さそうなことだったので無視して一旦意識を現在に戻す

何だろうな、今のでわかった気がする

「なあ、質問いいか?」

そう一言緊張気味に告げると

「コレに差し支えなければ幾らでも答えて差し上げますよ?」

…………やはり秘密があるんだな、よし根こそぎ引き抜いてやる!

と言う風には直行しない一瞬どうするか考えてから

「コレは規則性があると睨んで良いのか?」

下から睨めつける様に相手に視線を飛ばすと

「……………さあ、どうでしょう?」

…やはりコイツ相当の食わせ者だ……この手法で何人騙した?いや、コレは試験なのか?

いや、試験だとしても何の試験だ?どうして誰かを試す様な真似をするのか?

意味がわからん……けど、何らかの試験ならコレは出題者の『意図』と『嫌味』が半々が混ざった問題であると言うことは…

この問題は普通に頭を使えば解ける問題であると言うことだ……けど、何処に突破口を見出すか…

いや、突破口は奴の言った

『面妖な人生』

コレがヒントになる……多分?

けどなあ、コレだけでヒントにしろって無理ゲー過ぎない?

まぁ、周りも観察してみるか、大きな山は二つであり、ソレ以外のカードは一枚ずつ散らばっている……

この疎らさと密集している二つの山、そして最後に『人生』と言う言葉……

わからねえ…アンサープリーズ!

あ、だめですか?クソ……ドラ◯モンが欲しい気分だ

え?ドラエ◯ンはオーパーツ?何言ってるあの時代もオーパーツだろ?

チッ、機械も碌に発展していない世界では呼ぶこともできないって?

あーあ、たくっ……こんな時にアイツが居てくれたら一瞬でわかるのだがな……けど、此処で誰かに頼るのもなあ

………さてと一瞬かなり意味のわからない光景が過ってしまったが取り敢えず無視して……

この意味のわからん場所をとっとと攻略しないとな

と言うか……ノアはどうした?まーた弾かれたか?

〈いますが?〉

うぉ!?お前いるなら居るって言えよ!

〈特にワタシの力は必要なさげでしたので踠き苦しむ様を見て楽しんでおりました〉

言ってること完全に悪意満々なのにどうして言い返せないのやら……

全く最近は本当に疲れることばっかりなんだけど…

うーん、けど…一瞬気になる言葉があった

(お前の力が必要ないってどう言うこと?俺は今絶賛悩み中なんだけど?)

そう問うと一瞬脳内に何かが映し出されて……

〈今出したのが答えです後は自分で答えてください〉

は?おいお前……

『コレよりノアは長期的睡眠に入ります

原因としては虚数空間内での異常なまでの酷使と不可侵演算領域に神の許可なしに入った代償である、本来であれば二度と復活不可能であるが彼の存在は特異体であるが故に存在を許された』

ホワイ?今日は俺を驚き殺す日なのか?と言うかもう半分くらい死んでる気がするんだが?

まぁ、いいや………今日はもう疲れたし、糖分ならないし、疲れたし…あ、二回言っちゃった

「もうわかったぞ……急だし展開もクソもねーが今日はマジで疲れてるから答え合わせと行こうか?」

ノアが居なくなるとは完全に想定外ではあるが……あのアザトースの空間内で俺が生き残るために異常に力を使っていたなら仕方ねー、まぁ、ノアの能力自体は使えるが……

「さて、お前はこのカード群を『人生』と評した……コレはどう言う意味か最初はわからなかった……けどなあわかると簡単な話だ…」

もう完全に逝ってしまった頭で話を急に進める、どうやら今日の俺は今までヤバいことが鬼連チャンで起こりすぎで完全に正常な機能を失ってしまった様だ…まぁ、だからと言って此処で説明を止めるわけではないが…

「このカード群は正しく俺の戦闘経験が詰まっているってことだろう?なら、俺が取るべきカードは何か?」

そう、このカード群は俺が今まで戦闘して来た奴等の情報をもとに作られた副業達だ、勿論他の条件で手に入れた副業達も存在していただろう、けどなあ、俺が欲しいカードは……

「コイツだ」

そう言って二つ目の山の四番目のカードを引き抜く、龍と蝙蝠の絵柄が描かれてるソレを見せる

「俺の副業はコイツだ…俺の見立てじゃ恐らくコイツが一番あってる」

別にアザトースの虚無のカードを取っても良いが、恐らく俺には合わない、此処にある副業のカード達は恐らく仲間ほど自分に合い、敵の副業程自分にデメリットありの強力な攻撃性能を持った自爆特攻型であると考えられる……あくまでも予想ではあるが、ノアが最後(正確には最後ではないが)に残してくれた一瞬見せた文字列は恐らく

『仲間を信じろ』

全く最初はこんなんで何がわかるか!と考えたが……恐らくコレで合ってるんだよね?知らねーが…

と言うかコレで本当に合っていたのか?急に不安になるな……あー昔テストの時こんな感じの不安を四六時中感じてたことがあったかな?

そう馬鹿な考えながら相手の動向を観察していると

「あっはっはっは!本当に急すぎる展開だな!君は演出の為に入るイベントやエンドロールをスキップするタイプの人種だろう!」

は?とうぜ……今コイツなんて言った?

「おい!「言いたいことはわかるが今は落ち着こうか?確かに君の懸念は最もだが私達は味方だし……そもそも君の正体を知っている、更に言えば君は此処で止まっていれるほど楽観的な状況でもないと言うのはわかっているが?」ッッ!」

コイツ俺のこと何処まで理解してやがる?まるでリザルト全部把握して俺のことガチ考察した輩が目の前にいるのか?と一瞬考えてしまったが、今はそんなこと考えてる暇はない……と言うか、今はこっちの方が気になるから一旦無視する

「んで?コイツは何の副業だ?」

そう言いながら手に持ったカードを回転させる、いやはや何が出てくるか……ああでもアザトースとかもめっちゃ気になるんだよねぇ……

自爆前提の浪漫火力……ああ、正直言って俺は浪漫派なんだよ、たとえこの身滅びようが燃える様な力を手にしたい……

イカロスは太陽に近づきすぎて落ちたし

コ◯グのいる島に行った軍隊の人達は不用意に近づいた挙句にお家に爆弾抱えて家庭訪問するって言う正しく愚行を犯したからなー、そりゃあコン◯さんも怒り狂って軍隊を滅ぼすわけだよ…

うーむ、そういや今何の話だっけ?

「では、見せましょう……貴方の副業を見せましょう!」

そう言うと一瞬水晶が輝いたと思った瞬間此方の手元のカードの表面に描かれていた紋様が剥がれ落ち中身のカードが顕になり……

「コレは……?」

そう言いながら杖を持った女性のイラストをマジマジと眺める………クイーンのイラスト?

「ソレは……中々ジャジャ馬を引きましたね……」

おい?どう言うことだ?

「ソレは副業の中でもかなり高位な【女王】の職業です、自身のLuck値をカンストさせる代わりに【従者】と言う副業を付与して魔法の才能を無くすと言うメリット・デメリットを内包するカードです」

はて?ソレは俺にとってデメリットたり得るのだろうか?

なんせ俺はアザトースの刻印の影響で魔法不全に至ってる、けど、魔法不全になろうが魔素は問題なく扱える

どう言うこと?と思う人もいるかもだが…

コレ以前説明したかは忘れたがめんどいしもう一度説明すると

魔素は魔力の源であり、魔力とは根底から違う存在、つまり幾ら魔法の才能があろうが魔素を扱えなければ魔術は扱えず、逆もまた然り、けど俺の場合魔術だけでやってるので魔法の才能関連は正直どうでも良い

アレ?完全に当たり副業じゃね?


壊滅的な文章だな……

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