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あれ、テスト期間っていつまでだっけ?(両方の意味で大事)


危機感の欠如と言う言葉存在する


ソレは戦場や大切な場面で何時も呆けておりいつかふと瞬間に何かとんでもないことを起こしそうな人物のことを大抵は指すと思うが


此処で敢えて言おう、俺は危機感が欠如していたと


急にどうした……あ、元々頭のネジが外れた馬鹿とか思わないでください


これには理由がある


俺はどちらかと石橋を破壊する勢いで検査しながら渡ってはいたがソレでも避けられなかったり、向こうから来てしまう因縁は真正面ぶつかっては来たが、ソレよりも大きな問題が俺自身にあった


お前服着てなくね?


と言う常識の欠如、と言うか完全にやってしまったた感が天限突破をしているために少し黒歴史となっていた記憶を今思い出してしまった


「あれ?貴方闘技場で……」


あ、はーい、そうですね、さようなら


流れる動作でその場を離れる、相手は完全にボケーっとなってしまっている、まぁ話しかけたらいきなり相手の視界から消えるように逃走する男とか中々インパクトあるしな


まぁ、だからと言って逃げる足を緩めることは全くないけどね


「で?何で肩で息しながら藁人形を握りしめて地面にダイブしてるの?」


今の俺はかなり特徴的な姿で地面にダイブしている


全くもって摩訶不思議な格好で地面に飛び込んでる上にそもそもスーツ姿で地面に大分、しかも見る人が見たら高級服と一発でわかる服で地面にダイブしている人がいたら?


そりゃあ衆目も此方に注目せずにはいられないだろう?


そのせいで周りの目が怖くて起き上がれないぜ!畜生があ!


と叫び出したい衝動を必死に堪えながら何とか心を落ち着かせて、ゆっくりと体を起こしながら砂を払い


「お前さもう少しこっちの事情を汲んでくれない?」


そう言いながら藁人形を見つめて藁が抜け落ちてないかを確認する


なんせ、呪いの藁人形だから……その藁に呪いが籠っていたとしても俺は何ら不思議に思わない、いやむしろありえるとすら考えている


まぁ、出来れば藁にはない方向で祈るばかりだ、何でかって?


もし藁の一部が落ちていて、ソレが誰かの手に渡って誰かが呪われたら?寝覚めが悪いどころか一生寝付けんわ!


一番簡単なのは此処らへんの人に一旦立ち退いてもらって暴食者で全体を食らい尽くすのが一番楽で効率が良い方法なのだが、それだと人に説明するのが面倒臭い、下手に能力を発動して店を壊さないか……等々不安を上げ始めたら一生尽きることが無い不安祭りがこの場で執り行われてしまう


なので暴食者の線は無しだが、ノアに関してはもっと無い


ノアは真面目な案件には手を貸してくれるが、自身が緊急では無いと判断した案件には極力手を出さない


魚の捌き方とか


鱗剥ぐのと、内臓を出すのは覚えていたが三枚おろしのやり方を記憶から抹消してしまいどうやってやれば良いのか?とノアに問いかけたところ


〈生活の知識は答える義務は存在しません〉


とバッサリ切られてしまった……とほほ


そしてこのことから藁人形の案件も、あくまでも俺が慌ててるだけで世間一般的にはまだ慌ててないと言うか、多分藁自体には呪いが籠ってないと思う


現代日本の藁人形の呪いも


『人形の人形に写真かイラストを入れて五寸釘、もしくは釘を刺す』


と言う項目が一番重要であるので藁人形に特に呪いとかは存在しない…はず?


確か俺の知識だとそう言うことになっている


けど此処から考えられる事項はノアが藁の切れ端探しに全くと言って良いほど加担しれなくなると言う事情である


全く困るなあ……


と無言で蒼穹を眺めていると一瞬不思議な煌めきが見えたがすぐに消えてしまった


「……………?」


流れ星が見えるにしては、早すぎるし(視力的に)


逆に隕石なら怖いし、と言うかノアが報告しているだろうし


飛行機はもっとありえないし……


最近答えの無い答えを求められすぎじゃない?


………あれ?おかしいな俺の知識だと異世界ってこんな無理難題を押し付けられるディストピアではなかったはずだぞ?あと矢鱈と強敵に気に入られる世界でも無かったはずだ、あとアザトースから気に入られた後から悪寒を感じるの何で?


アレ?おかしいな異世界はこんなに無理難題を押し付けられる場所だったかな?一つ目は人生だから仕方ないし、強敵に気に入られるのもそう言う変なフェロモンが出てるんだと思えば別にどうってことはない、三つ目はマジで謎なんだが……


そもそもアザトースと面識あるってのが一番怖いし……ソレになんか矢鱈気に入られてるってのも怖いし


………あれ?アザトースっていても居なくても俺の心を蝕んでるくね?


うーわ、最悪だわあんな狂気の向こう側に走り抜けたやつに苛々しなきゃいけない意味がわからない……まぁ、今回ばかりはある意味では仕方ないと思うけども


だってあのアザトースだぞ?


……やばいこのままだと思考のドツボにハマりそうだからアザトースを思考から漂白して追い出す


そして何も考えずに思考を緩慢にしていると


「おーおー、黄昏てんなあ……」


「黄昏……てる?アレは何か考えたくないことを見つけてなるべく直視しないようにしている人の光景では?」


鈴山は間違ったことほざくし


音山はドンピシャで当てるのは怖すぎるだろ


「んー、そうだな異世界って思ったより異世界してないなって思ってただけ…」


イメージでは現代と全く違う夢みたいな世界が広がってると思っていたら、現代日本と変わらず人間関係にうんうん唸る世界で、多少世界のルールが違うが結局、大局を見れば『世界』としての根底は全く変わらないのだろう、そしてソレは全員にとって都合のいいと言うわけではない、少なくとも俺は多少は面白い世界であってくれと願っていたが、ここまで大変な世界なら来なければ……とは思わない


まぁ、こんな世界だとは思ってなかったが後悔はしてない、と言うか選択すらさせてもらえなかったけども…此処でコイツらと出会えたことだけでも俺は充分に幸せだと考えている


まあ言ったら本人たちは死ぬほど調子に乗るであろうから絶対に言ったりしないけども


「はいはい、変なこと言うな…………とりまギルドに行って職業選択するか…………?」


とボソボソ呟いていると


「ギルドって何?」


と俺に聞き取れないほど小さな声で会話しているので僅かに動く唇の動きから言葉を推測した結白が言ったことに一番近いのはこの言葉……………マジ?ギルド知らない人間とかマジでいるの?


いやさ、ラノベ読まない人やゲームやってない人でも何となくは知っているであろうそれを知らないとか、俺の家にある本全部貸してやるから全部読んで勉強してこい!


と言いたいところだが前世の荷物は何も持ってこれてないし、恐らく全て廃棄処分になっているのがおちであろう


というか妹が全部断捨離をして自分の部屋として使っている未来がありありと浮かんでくる


あー、あー、もう戻れない世界をいつまでも妄想してちゃあ死んでも死に切れないな


そう考えて頬を叩いて気合いを入れる


「ギルドは………………何でも屋みたいな人達に一般人では倒せないようなモンスター…………怪物の討伐依頼を出したり、普通では発見できないような資源を見つける探し物の依頼を出せたり、時には戦争の傭兵依頼を出したりもするね………………なんせギルドは大抵の場合世界中に支店を置いていてランクというもので冒険者の評価を統一して、そのランクにあった依頼を受けさせたりさせたり…………後は…………手に入れたい怪物の素材、毛皮とか、肉とかをイメージしてくれればいいけどコレの保存状態や解体の仕方によって値段は変動するけど大体全国共通で買い取ってくれる、勿論山ばかりの場所で海産物を売れば多少の色は付けてはくれるでしょう。」


……………すっげー簡単に説明してるなー、そして白はその説明に今だに頭を捻らせてる


うん、お前はどうして今の説明で理解できない?俺からしてみても相当分かりやすくてギルドはなんですか?と質問され時にギルマスの説明を加えて丸パクリで使いたいよ…………


まあ、あそこは鈴山に任せて………………なんか沈痛な叫び声を上げている哀れな人がいるけど、自分なんも関係ないです


はい、あっ、逃げることは許さないって?甘いぜ、俺は白の質問に答えてないからノーコメントと言う方式をとらせてもらおう


そして音山と駄弁りながら目的の場所の入り口に到着すると………………


「お前らは暇人か?」


思わず本音が直接零れ落ちてしまうが、ここでは聞かなかったことにしてくれると本当にありがたいんですけど?


そう考えるが流石に今のは見逃してもらえず


「この人は他の多数の仕事で忙しく時間が逼迫している中、時間を取って七日間面会に行き……そして今試験の視察に来てくれたことに感謝し崇め奉っても罰は当たらないぞ?」


うん、思ったより『蒼』の宗教色が強かった件について、というか末期の信者の目をしているが………………現代地球なら確実に霊感商法に騙される手合いだ


まあ、本人が良いなら良いんじゃね?と言う完全に到達してはいけない答えに到達したので頭の中から消し去っておく


そしてギルドの中に進むことにした


何か今日思考切断回数多くね?


何だかそれを考えたら負けの予感がする………………


そして過去類を見ないほどの葛藤を心の中で繰り広げながらギルドに入ると


「もしかして俺入る場所間違えた?」


そう言ってしまう程度にはギルドは清潔感を保ちながら、美男美女の受付係の人達が優しそうな笑顔を浮かべており、何故か無性に怖くなったが、恐怖を押し殺しながら恐る恐る前へ進んで行くと


「ようこそ冒険者ギルドへ、この度はクイーンズブレイドの試験を受けるためにギルドに仮登録してもらうと言う流れでよろしいですか?」


えっとちょっと話の流れがつかめない………ヘイ邪ソン君なんか知ってそうだね、少し表出て話しようか?


「んで、どうなってる?俺は今日は職業の選定をしてから試験の対策を練ってから試験を受けようとしていたのに………」


そう、ぼやいていると邪ソンは非常に気まずいと言う表情で口を開き始めて


「実はクイーンズブレイドは試験を受けると宣言してから十二日以内に試験を通過しないといけないんだよ………………で、この日数の間なら何回でも挑戦していいけど、その代わりにこの期間内に成功しなかった場合は二度と試験を受けることは叶わない………………」


いや虐めかよ……………俺、つい先刻まで一週間近く寝込んでいて………………簡単に言うと


『殺す気か?』


なんせ運動は苦手、勉強は苦手、唯一得意とするのはゲームくらいで長時間の運動はほとんどできないうえに一週間全く動かずに寝ていたとなると筋肉どころか急激な運動で酔って色んな意味で終わってしまうかもしれないしれない


「流石に此方も初手で七日間寝込むなんて想定してなかったから驚きであるし、それ以上にまさかそこまで疲労が蓄積しているとは………………最弱種族の名は伊達ではないということか………………」


なんだろう自分で言うのは一向に構わないんだけど人に煽り性能抜群に言われるとブチギレソウニなってしまうの


しかし今はその衝動を押さえつけて


「でも、お前がその間何もしてなかったなんてあり得ないよなあ?」


そう、確信めいた問いかけをすると


「勿論、色んな情報筋から絶対秘匿の対戦者資料を全部そろえることができた」


全く………………どんな情報筋から仕入れたら絶対秘匿情報を仕入れることが出来るんだよ?と考えながら、あの趣味全開で生きる王女を考えながら


(あの人なら嬉々として協力を惜しまなそうだな~)


と考えながら邪ソンを見つめながらこんな奴らが国のトップで大丈夫か?と考えながら


(こんな奴らでも世界一の覇権を持つ王国の王族と最高戦力なのに国は豊かなんだよな~)


そう戦争をしているのに、おまけに王女が戦争を……………いや戦争を望んでないのはこいつらも一緒か、けど世界のわだかまりは簡単にはとけはしない、なんせ王国というのは王国自体が一つの生命体ではなく、王国と言う幾千幾億の人民たちが集まり一つの集合体を成しているいるに過ぎない


そして、それを全て理解するのは結局のところ『不可能』である


そして、地球ではソレを少しでも理解しようとして歩み寄りの精神があったが、ここにはまだ浸透していない


むしろ此処の女王のほうが先進的過ぎる面も否めなくはない

………………職業どころか試合相手の話にすら入れなかった

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