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円卓って全員揃って初めて意味を為すのでは…

「外法の技:反魂輪廻転生?」

明らかに人間が使って良い様な語群はしてないが………

「まぁ、言いたいことは十二全にわかる……俺がこういうのもアレだが……俺より邪人してるなって思ったからな……」

ハハっと、かつてを懐かしむ様に苦笑いを浮かべながら、けどと続ける

「この技は確かに仰々しい名前ついているけど何度も輪廻転生を繰り返す技ではなく、知識と経験……スキルを次代の王の器へと継承させる術……言わば彼女自身が歴史の図書館とでも言うべきか……」

へえ、そりゃあ凄い言うなれば動く図書館というか……何というか…

記憶に関しての継承は割と簡単だと思うが経験を継承するというのは案外簡単ではありそうだが、けど、経験を継承するというのはでかい、そう正直言ってチート級である…

なんせ知識というのは時間さえあれば無限に身につくのだ…そう時間さえあれば

この術のヤバいところは探究を血脈が続く限り半永久的に行えて、尚且つ肉体の経験を他者に譲渡できる点だ

一代ならまだしも数百年、数千年積み重ねれば……うぉ!?首筋がゾッとするわ

「要は見た目の割に狸ってこと?」

身も蓋もなく思ったことを漏らすと

「死んでも本人とクイーンズブレイドの前では漏らすなよ……俺は良いが他の奴らは怒髪天を突くの状態になって発狂&狂乱モード、女王はゲラゲラ笑って王城が壊れても『良いぞー!もっとやれー!』って更に煽るから…」

何だろう王女としての威厳は何処?

というか………

「結局女王の前じゃどんな対応が正解なの?」

何故か話が百八十度くらい逸れてしまったので本題に戻そうと話の舵を取ると

「まぁ、敬語を心がけて見た目ガキでもバ……お年寄りを相手する様に会話をするってことで」

……………あー

「なんか先刻からすっごい女王に対して失礼なことバンバン言ってるよね?」

邪ソンは一瞬硬直したかと思うと口にゆっくり指を持っていき悪戯っ子がする顔で

『ニッシッシッ!』と笑うので

「あ、なるほど言ったら終わるのね?言っちゃおう!」

全力でチクリに行くことにした



此処で補足

クイーンズブレイド発祥は王家に連なる血筋の人物の悉くが鉱石関連に就職していたことによる

そして王家の人物達は様々な原石を掘り出したが特に発展に寄与した物と、武器の原材料の革新的な材質となった鉱石の名前を王が与えたのが起源である

王家がコレまで発展に寄与した鉱石は主に数十種と言われているが特に突出したものが

ガーネット

アメジスト

アクアマリン

ダイヤモンド

エメラルド

ムーンストーン

アレキサンドライト

オニクス

サファイア

オパール

トパーズ

ラピスラズリ

この十二であり、それぞれが武器の素材や魔法の触媒として画期的な活躍をし人類に様々な恩恵を齎したそうだ

しかしながらクイーンズブレイド達は鉱石などには全く興味が無いというので、間違って別の席の人の宝石を身につけてやってくるというポカも度々起こるそうだ

まぁ、その時は

『おい、ソレは私の席の石だぞ』

『ああ、そうか、すまない』

で終わるらしい、何とも平和的に片付くのだなと感じはしたが元々何かを気に掛けられるほど全員暇ではなく目まぐるしく変化する環境の中で全員が飛ばされない様に歯を食いしばって立っているそうだ、ソレに貴族から度々贈られる贈与の数々を、本来であればゴミ箱の中に直行物であるが一度は公の場で付けなければソレこそ貴族達の不興を買うかもしれないので公の場で最低一度でも付けるという謎の暗黙のルールができていたのだ、しかしながらコレのせいで全員が隣の人の石を身につけて席に着席しているという混沌とした光景が広がっていたという

心の奥底からその場に居なくて良かっと思ったが、今回もそうならないという保証はないので多少の警戒は心に残しておいて損はないだろう

そしてクイーンズブレイドは本人達は完全に忘却しているが、誕生石順に偉いというルールがあるそうだ、新入りはラピスラズリからガーネットへと至る為に多種多様な任務に出向いて入れ替わり立ち替わりを演じなければならないそうだが、今代のクイーンズブレイドは今までのクイーンズブレイドと比べて競合心というのが母の子宮の中に忘れてきたのか?と言うほど低いらしく、数年前から全く序列の変更がないらしい、が、コレには訳があるそうだ

この国は元々侵略国家と世界最大の民主国家という二面性を持つ王国であり

外から来る外敵に対しては苛烈に反応して

中に入ろうとするものには惜しみない慈悲の手が差し伸べられる

そう、此処で問題だ

延々と戦争をする為に要らない税まで搾り取ろうとする輩と

敵だけど仲間になろうとするものには惜しみない慈悲を授ける輩

どっちに人は流れるだろうか?

勿論後者であるということは馬鹿でもわかるだろう、そして後者が起きるということはこの王国はどんどん人と言う人的物資が増えていくと同時に様々な戦略や兵器を製作可能であるのだ

そして、数多に溢れる住人を守る為に強固な魔法陣や外壁が築かれていき、此処は難航不落の名城ならぬ名街となったのだろう

しかしソレを他国は面白く思わない、そしてやがてストレスが最大限に達して多大な税を課して戦争を仕掛ける、そしてこちら側に人が流れる、人が少なくなり金が徴収できなくなるので更に税を重く課す

そうすることで延々と終わらないスパイラルが完成するが、ソレでも意地になって戦争を仕掛ける輩というのは一定数以上存在して、クイーンズブレイド達は自分たちに与えられた領地を経営しながら外敵の対処に対応しつつ会議には参加、貴族のお呼ばれにも多少なりとも行かなければならない……相当ハードなお仕事の為に、ソレこそ服装や身嗜み、そしてアクセサリーになんて気を回す余裕なんて全く生まれないだろう、そんなことに気を回せるなんて常日頃から暇を持て余している様なクイーンズブレイドでなければ完全に不可能である

そしてそんなクイーンズブレイドはただの一人とて存在しない

え?邪ソンは暇そうに地龍に絡んでいた?

ノンノン、ソレは誤解である彼は女王に直談判に行き自分に地龍の送迎役を任せて欲しいと直訴しに行った

女王は最初こそ止めはしたが完全に覚悟を決めた目に止めることは出来ず死地に死兵を送るわけにも行かないので彼女の配下を一人派遣することになり、結果としてソレが地龍達と接触する前に『蒼』が彼等に接触してしまったので

コレに関しては邪ソンも相当面食らってしまい、一瞬どうしようと悩んでしまったがソレでも殺されるなら構わないという心持ちで地龍の前に出ていき……そしておめおめ生き残ってしまったなという微妙な心境で王城に向かっていたのである

しかし彼は一つ勘違いしていたことがあったソレは邪神と古龍が今現在何のいざこざが無いという勘違いを

古龍達は別に邪神達を滅ぼすを辞めたわけではなく『星への攻撃を辞めたから攻撃しないだけ』

邪神達は『力が復活してないから古龍達を殲滅しきれないから動いていないだけ』

つまり水面下では潜在的な敵ということである

そしてその恨みをモロに受けて生まれて来てしまった地龍は謎の嫌悪感を邪ソンに対して激しく、そう、激しく感じる様になってしまった



「そういえばクイーンズブレイド達ってどんなのがいるの?」


今までどうして疑問に思わなかったのか不思議なほどに、今突然疑問に思い質問すると


「うーん、一応先に断りを入れとくと此方はあくまでも全員の名前と能力と大まかな性格を知っているだけであって、実際に会って全然違うじゃん!?みたいなクレームは一切受け付けないけど構わないね?」


と先に何故か堅苦しい断りを入れてくるが


「取り敢えず、何となくの感じが掴めればソレで構わないよ」


「わかった________


そう言って語り出したのは今代のクイーンズブレイド達についでだ


ガーネット

クイン

彼女に関して言えることは少ない………そもそもの話、性別、年齢、出生地……諸々がベールに包まれてる上に適正試験だって……便宜上『彼』というけど、敵が出てきて『彼』がくるりと回転して扉の向こう側に消えようとした瞬間には全員地面に倒れ伏していたんだよ、全員が全員S級並みの冒険者で一切の警戒を怠っていなかったのに…だ、しかも『彼』の面倒な所は安全第一を優先しすぎて相手を壊すまで止まらない、辞めない、手加減しないのトントン拍子が揃っていてな、オマケに女王には陶酔しているから余計にタチが悪い…

アメジスト

紫水

彼女か?彼女に関していえば堅実な騎士というところかな?だっていつ会ってもフルプレートの鎧を着込んで一本剣を腰から下げているだけで特に特徴と言える特徴は……いや、一つあったな、彼女は超人族の『麒麟』なんだ、え?超人族は何かって?そうだな……例えばだ僕たち人類はレベルが一定値まで上がったり特殊条件をクリアすると別種族や派生種族に進化するだろう?超人族に関していえばソレらの壁を超えて、例えばゴブリンが悪魔に進化したり…とか?まぁ、紫水に関していえば鬼人の『麒麟』って言うことで中々種族内で忌み嫌われてたらしいよ?何でって……

『鬼人から忌子生まれし時…世界に長い夜が訪れる』

こう予言されてね、この世界での予言は絶対だから確実に訪れる『夜』もとい戦乱を恐れて鬼人達は相当彼女を差別したらしいよ?

まぁ、ソレも王女が彼女を見つけて保護してクイーンズブレイドにしたら一転……全体から彼女を差別する風潮が消えて完全に受け入れられたらしいよ?

アクアマリン

ノワリン

彼女はねぇ………完全にクソガキだからもし突っかかってきたら少し強めにボコしたらいいよ?

ダイヤモンド

王花

彼はねえ、完全にヤバいよ?実力的にはどっかで国王に担ぎ上げられてもおかしく無いけど、此処で騎士になったからって律儀に二代も王を守護しているマジもんの守護騎士道を歩む奴だよ、しかも相当頭も切れるし、目も良いから本人が強いだけじゃなくて配下も練度が高くてため息が出るほど強い軍隊が出来つつあるんだよねぇ……全く本人はかなり気難しい性格だから中々話せて無いけど……もし彼が反乱を起こそうなんて気を起こしたらソレこそ僕たちじゃ少し止めるのには難儀しそうだね

エメラルド

この子は珍しく偽名を使ってんだよねぇ〜、本名知らないけどえ?何で本名知らないのに偽名だってわかるの?って、そりゃあ顔見てれば嘘か本当かはわかるよ……ん?仮面してるのに見えるのかって?あー、はい、はい、そうか、確かに不思議かもだけどこの国にはね一生忠誠を誓う相手には仮面を外して素顔を晒して忠誠の文言ってのを一分間唱えないといけないの、で、その時名前を言うところを見てたら嘘を言ってるなってわかったんだよ

ムーンストーン

あ、コレ僕ね?ちなみに本名はマリ・テノールね?何で本名言わなかったって……何か変でしょこの名前?あ、そういえば『蒼』はアンって名前ね……一応家族みたいなものだから姓は一緒だよ?

アレキサンドライト

レオキシンド

まぁ、こいつに関しては……ちょっと頭のネジの外れた阿呆とでも思っていただいて

オニクス

名前?知らないよ、だって彼人間じゃ無いし

サファイア

最近代替わりしたんだけど真逆『紅蓮騎士』ちゃんがお仲間引き連れて仲良く来るとは思わなんだ、だって仲間に裏切られてめっちゃ荒んでたのに……え?知り合い?と言うか配下?え?……え?

オパール

今は空席だね

トパーズ

この子に関していえばいっつも変な箱を弄って「いつか……きっと…」って呟いてるよ

ラピスラズリ

こっちも空席だね



…………ガラガラじゃねぇか

クイーンズブレイドの紹介にようやく入ったか…

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