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シンソ

あーあ、めんどくさいなあ、

粗筋すら考えられないほど思考が散漫且つ怠惰の極み至っている

まぁ、少しでも戦闘に……鬼ごっこの注意力を欠いたら首チョンパになるから仕方ないちゃあ仕方ないんだよね

ソレにコイツはコッチを完全に玩具扱いしてるからなー

そう、最初に鬼ごっこに徹しようと考えてはいたが完全に凡ミスで有る

コイツの魔力量はそんじょそこらの奴らと同格と考えていたら完全に光以上の速度で突き放されて首チョンパも夢ではなかっただろう

しかし

ソレを何とか見抜いて攻撃の一切を捨てて防御と魔力回収に徹していた為に何とか耐えている

まぁ、逃げたいのは山々だけど

けど、コイツがみすみす逃す様な阿呆ではない事は重々承知しているんだけどね

ソレでも何処か期待している自分がいるのを感じると苦笑を漏らしてしまう

案外余裕だな?とで言う様な雰囲気を纏うアザトース

本来戦闘中に劣勢でありながら笑うなど余裕がある者が行う行為を此方がするのが当然とでも言う様にアザトースは口の端を釣り上げている

そして此方に余力があることをしかと感じたのか攻撃の速度が一気に上がる

先程までは単調な魔力の放出や斬撃の嵐が舞っていたのがフェイントを含めた化け物並みの攻撃の嵐が吹き荒れる阿鼻喚叫の地獄絵図に移り変わる

くそッ攻め手が足りない

と心の中で誰もが思いそうなことを考えてみるが状況が好転するはずもないし

そこまでキツいわけでもないので敢えて観察に徹しようと考えるのだ

まぁ、【暴食者】が存在しなかったら此方の首は最早塵すら残ってないだろう

まぁ、全身の服もどきは完全に消え去ってかろうじて皮膚は残っているが、コレも消え去るのは時間の問題に思えた

〈このままだと存在自体が掻き消される可能性があります〉

…………この状況で解決策があるとも思えないがな

〈……確かに主様だけなら、この状況を脱するのは不可能でしょう、けれど一人で無理なら外から引き連れれば良いのです〉

……全くこの子は何てことを言い出すのやら

この虚数空間では全てが逆転するんだぞ?引き連れようとしたらソレこそ弾く結果にならないか?

〈そこに関しては此処のルールに抵触しないで人一人を連れてくる方程式は完全に完成させました、あとは実戦あるのみです、しかしながらやってみるまで怪我をさせないで連れて来れるのかは賭けになりますが〉

……やっぱり半信半疑やんけ

〈やりますか?〉

まぁ、ソレ以外方法なさそーだし頼んだ

〈了解しました、今から外部の誘引を開始します〉

はや

〈と言うか、アッチが入ろうとしたのをこっちが少し手伝っただけですけどね?〉

なんか急に饒舌になっ…

〈ええ、思い出しました私はマーリンですが貴方の世界の魔法使いや賢者の類ではありませんと言うか元々私は脳筋でした能力だけ残して貴方の魂のエネルギーを依代にして現世に顕現しますので一瞬かなりの倦怠感がありますが気をつけてください〉

え?いきなり言われ……グハ!!

「あ、恩人様!!」

「主よ命令を」

……二人の美女に囲まれるこの謎状況は?

「お、久しいなスパルタ師匠」

「その呼び方は止めろと何回言いましたか?」

……ソレと初対面の二人が仲良いのは何故?あと何故『恩人様』?

脳内が久しぶりにパンクしそうだわ

「あー、とりまどう言うこと?」

「ふむ、そろそろ終わりか」

え?と口から溢れるのにそうそう時間は掛からなかった

(もしかして帰っ______

「ようやく本気でお前をぐちゃぐちゃにできる♪」

……前言撤回最悪な化け物を解き放ってしまった

ただでさえ化け物なのにこれ以上本気になったら手をt___

「五月蝿い黙れ死ね」

恩人様と言った人物がいきなり出現した扇で暴風を巻き起こす

「あ、此処では事象が「逆転する?わかってるよ」え?「だからこの面倒くさい空間を破壊する」え?」

混乱する間もなく虚数空間が完全に砕け散るどうやって?

「私は腐ってもシンソだからね世界の理に触れるなんて造作もないんだよ」

……美人の笑顔ってコエー

「さて、と我が主を嬲ってくれた仕返しと行きましょうか」

と言うか、何この二人どうなってるの?

俺コイツら知らねーし

「ああ、貴様らも随分おとなしくなったな?躾けられ犬に興味は無かったが良いだろう私が相手をしてやろう」

コイツヤバいわーヤバい気配がビンビンに感じるわ〜

そして、躾けられた犬って台詞に地味に興奮してるコイツらも怖いわ

なんなら数倍怖いわ否定しろや

と、ドン引きしていると

「ちょっと暇になったんなら手伝ってよ!!」

「そうですよ!!」

と外に居た二人が悲鳴を上げる様に救援要請を出してくるので

「んじゃあ、二人ともくれぐれもソイツをよろしくね」

こう言う言い方で相手の琴線に触れないか探りのつもりでいったら

「オーキードーキ!」

「承りました」

二人共何なん?片方堅苦しいまでの忠誠心だしさあ

「さて、と」

一瞬考え事をしてしまったが此方もピンチそうだし下手に考え事をし過ぎてると後で怒られるなこりゃあ


白熱した試合も残りわずかと



「で、状況は!!」

「ヴィオが気持ち悪い進化を果たした」

「は?」

「言い方!もう少しない?言い方が!!」

「だっていきなり全身炎になって馬鹿みたいな威力の火焔を出すなんて気持ち悪い以外に形容する方法ある?」

「……気持ち…悪い?」

「いや、確かに変かもだけどもう少しオブラートに包んでくれても良いでしょうがぁ!!」

「……いやいやいや、少し前までこっちを嬲ってた戦闘狂が何言ってんの?」

「ソレはすいませんでしたぁ!!」

「……うーん?」

「いや、言い訳するとクイーンズブレイド時代に仲間に嵌められて少し精神状況が終わっちゃってたのよ…だから、本当にすいませんでしたぁ!!」

「まぁ、そこまで気にしてないけど」

「「え?」」

「だってこの世は所詮弱肉強食、此方が弱いのがいけなかったしソレに其方が嬲ってくれなきゃこの人に一生会えなかったし、ね?」

「………なんかズルい」

「俺も思う、その顔でソレはズルい」

「ええ?」

「まぁ、良いや大分ズレたけどお前の状態は?」

「絶対貫通幻惑と身体能力」

「何か強くなったな」

「そうですよ、コレが数十分前に目の前の女性に転がされて公開リンチ寸前の尊龍ですよ?信じられますか?」

「やっぱり…」

「すいません…」

「あ、いや、そう言うわけじゃあ」

「で、お前は?」

「ふふふ、暴食、演算、感知、無限再生だ!!」

「何か急に強くなったな」

「そりゃあ、あの地獄を経験すればあ嫌でも進化を果たすってもんよお」

「どんな地獄だよ」

「ソレは確かにそうだけど…魔力の不安定さが消えたね。」

「ん?コレはブラフの奴だよ」

「ブラフ?」

「コレはわざと魔力を抑えている、本気になると全開か完全に魔力と気配を断てる」

「だからどんな地獄?」

「魔力を自己完結させないと魔力が内部で暴れ回って自身を破壊する化け物世界」

「いや、怖過ぎだろ」

「アレそんなにやばかったのか良かったお前に押し付けて」

「そうだな」

「何か失敬な気配がヒシヒシと伝わるのは何でかな?」

「気のせいだぞ」

「一々怒ってるといつか頭の血管切れるぞ?あと、此方も相当大変だったからな?」

「うーん、そうか?」

「どうしてだ?」

「だってコイツ弱いし」

「ソレは……お前が入ったからだ」

そう、今俺たちはくっちゃべってるわけではなく話しながら片手間でファブニールを完封していたのだ

本人は大分全開で来ていたが地獄を味わった地龍からすれば魔力を放出しても反抗しない世界は心地良過ぎて最初から全開で魔法を使うと

ファブニールの俊敏を遥か彼方に追いやるほどのハメ技が炸裂してしまったのだ

なので暇つぶしに談笑をしていると

「ぐ、ぐあああああああああ!!」

「ねえ?アレどうする?」

「どうするって殺処分以外ないんじゃない?」

「えー、でも一応此処の守り神的スタンスじゃないの?」

「じゃあ、アレに首輪でも付けて言うこと聞かせるの?ソレこそ無理でしょ」

「お前の幻惑で設定つけて」

「無理だね幻惑乃王はあくまでも幻惑に特化してるんだ、環永久的に対象を設定していうことを聞かせるのはもう洗脳だよ」

「そうか…」

「まぁ、殺したくないってなら考えるよ」

「え?」

「まぁ、お前完全に善人面だからなぁ、そんなシケた面されると殺すのが当然のこの世界でも中々迷う」

「悪い…」

「いや、それだけお前が優しいってことだろ、で?本当に洗脳は無理?」

「無理だねコイツの魔力を媒体にしても魔力が枯渇した瞬間に洗脳が解けちゃう」

「じゃあ、魔道具は?」

「そんな危険なのは王国が国庫の中で厳重に不可逆の結界で守ってる」

「ソレどうやって出すの?」

「出さねーよ出す時は術者を殺して出すんだよ」

「え?」

「結界やったらこの世界だと基本的に解く気が無いって意思表示だからな」

「へ、へー」

「まぁ、今はソレで困ってんだけどな」

「魔法もダメ、道具もダメ…あー面倒い」

「うーん」

「どした?」

「いや、コイツが魔法で操られてたら簡単なのになーって」

「そんな訳………いや、コレは」

「え?」

「すまないどちらにせよ助けられないということが判明した」

「え?」

「本当にすまない……コイツは生きてない」

「生きてってどういう事?」

「コイツにかけられてるのは魂をこの世に抑留してとんでも無い力を発揮させる禁呪、ソレゆえにコイツは力を出せば出す程魂が摩耗していって魂の消滅を迎えてしまう。」

「クソっ、こんな初歩に気付けないなんて」

「え?」

「コレはこの世界では割と使われていた手法だ気色悪いことにな」

「じゃあ…」

「ああ、コレはいずれ死ぬ運命だ」

「…………」

「お前の気持ちはわかるが世の中には出来ることと出来ないことがあるコレを解放するには掛けられた禁呪を間違いなく解除して魂の摩耗したエネルギーを補給しなきゃあいけない」

「……」

「まぁ、やろうと思えばできないことは無いけど本気でやると数年はかかるよ?」

「……」

「まぁ、向こう向いてて俺たちで殺すから」

嫌な決断をさせてしまった

結局オレは誰かにナニカを託さなきゃ生きていけない屑なのか?

そんなふうにはなりたく無い!!

けど何も出来ないのも事実

『マーリンが進化を果たしました【世界真理】に至りました命名しますか?』

は?何だコレは?

『形骸化したマーリンを作り直してより高次の存在へと至らせた存在です』

えっと、コレはどう答えたら正解なんだ?

『コレに正解・不正解は存在しません』

は?

『あるのはチャンスを得るか逃すか、そして、その行動によって齎される損失の有無です』

う、うーんなんかスッゴイ理知的な輩が出てきたんだけど

えーい、こうなったら男は度胸だ!!

(お前はノアだ!!)

パッと思いついたノアの方舟から取り付けると

『わかりました私の『格名』は"ノア"ですコレ以降主人の補佐をしていくつもりですのでよろしくお願いします』

で、コレからどうするの?

『まずはファブニールの捕食をしてください』

ねぇ?俺の能力本当に把握してる?

『はい』

俺は生命に対しては了承を得ない限り『喰らう』ことはできないんだよ

『ソレは幻惑乃王の能力でどうにかできます長期的な洗脳が無理でも瞬間的な洗脳ならば充分なのでは?』

成る程

「ねえ白露コイツに俺の言うことに対してイエスマンに出来る?」

脈絡も無い文章になってしまったが

『善は急げ』とも言う、悩んで時間が経つに連れて魂が摩耗していって助けられなかったらソレこそ俺は一生自分を恨んで生きていけなくなるかもしれない

だから、どれだけ脈絡が無かろうともいきなりトンデモ質問をするのだ

「え?あー、できなくは無いよ?」

何する気だコイツ?と言う風な目をして此方に言ってくるので

「まあ、見てろって」

一言言ってからファブニールに向けて指差す

「はいはい、じゃあ、少し離れててね離れないで幻惑の効果にかかっても知らないからね」

と怖いことを言うので後ろに下がろうと思うと

「はっはっはっはっ!!矢張り貴様らは面白いな!!」

「野郎に詰め寄られても何も嬉しく無いて!!」

「アンタより恩人様の方が何十億倍も素敵ですぅ!!」

こっちはコッチで阿鼻叫喚の地獄絵図になっていた

うん、俺たちが不真面目に戦闘していたのは知っていたけれどね?

君達は常識を知ろうか?

まず魔力の籠ってない腕を振るって天を割るってどう言うことよ何か空にとんでもない裂け目が幾つもできてるんですけど

あとアンタら何その内包魔力はもうお前らだけでやれよって言いたくなる

あー、何だろう現実逃避の為にもファブニールの解呪を頑張ろう

「できたよ、ってヤバいことになってるね?」

さあ、何のことでしょう?私は何も見てないし気付いてない、はい暗示完了コレで嘘発見器に引っかからない

うーん、バカだなと考えながら

「私に食われることを了承しなさい」

「はい」

コッチは呆気なく終わりを告げる

な、何!?戦闘力計測器が壊れただと!?どれだけ強いんだ!?

ちなみに分身体ですw

そして問題!

咎人

白褪人

衰咎

これらは何でしょうか

………すいません緊急的に書けるのが此処しかありませんでした

ヒント……ギルド

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