すいません、今回は色々忙しくて全話約束したことができません、すいません!明日投稿するのは必ず載せるので許してください!
さて、前回は途轍もない醜態を晒して文章も壊滅的になっていたそうである
というか最近醜態が多いので一旦ここら辺で大真面目に作品を書くそうです
……こういうのって前書きで言うもんだろ…あのクソ駄作者め
「ふーーーっ……」
少し恥ずかしいシーンを他人に見られてしまったので記憶から抹消していると不人が完全に苦笑いをかましているので顔面を殴っとく
不人からしてみれば頭おかしい行動してる奴がまた変な行動をしているとでも思ったのか見過ごしていたら顔面にどストレートの拳が入り、そして想像以上に飛んでしまったと言う顔をしている
なんせ最初に立っていた位置から数メートル以上飛んでいる
コレに関しては俺の力云々というより相手の方がガリガリすぎるんだと思う
なんせ俺が最初に殴って感じてのは相手は恰幅のいい極道という人物を殴っているのではなく
どちらかというと骨と皮でできた人物を殴っているかのような無毛な感触であった
軽い、あまりに軽い
コイツは吹けば飛ぶような状態で無理に戦おうとしていたのか
そして、俺はソレに気づかずに戦わせようとしていたのか
そう思うと一瞬歯痒く思ってしまうが
今はどうでもいい
「…お前まず最初に革命よりテメェの体に革命を起こそうか…そんな骨皮だと起こせる革命も起こせないぞ?」
そう言ってツチノコの口の中に手を突っ込む
実は女王が長期の潜入になるからと言って俺に沢山食料を持たせてくれたが
本来地龍には呼吸も摂食も排泄も
何もかもいらない
しかし、人のお節介とは何処で役に立つかわからないものである
そうして食べるのを拒否している不人の口にギュウギュウと料理を詰め込んでいく
そうすると途中から相手も諦めたのか黙々と食べるようになったが
あまりに静かすぎるのでコレはお通夜か?と言いたくなったのを我慢していると
「…なんだろうな、こんなに味のわからない食事は久しぶりだ」
「そりゃ…お前最近碌に飯も食ってなかったんだろ?」
そう言いながら部屋を見渡す
最初に不人とあった場所は嫌と言うほど生活感が存在しない
あるのは床に広がる血痕と遺体の後である
ソレと今回遺体をツチノコに回収させていたときに気づいたのだが
【暴食者】は生きてる人間は摂食できないが
痛いならば栄養源にすることが可能なのである
簡単に言うと所有権や意思関連の問題だと思っているがあまり考えたくない問題なのでなるべく考えないようにしている
そして相手が食事を終わらせる頃には部屋のあちらこちらに皿の山が乱立している
「…お前さあ…最初は嫌がって食べていたくせに…食べ始めると滅茶苦茶食べるんだな」
「…仕方ないだろ、かれこれ一週間ほど絶食だったのだからな」
…ソレは、普通死ぬんじゃないのか?
人間の構造的に?
「…昔から絶食の訓練をしていたから万全の状態であれば一ヶ月程は絶食できるぞ」
俺が言ってんのはそっちじゃねえ…
「…まぁ、今はどうでもいいか……さてはて、この地図をどう活用したもんかね」
そう言いながら不人が渡してきた地図を観察しながらポツポツと独り言を呟いていく
「王城の警備体制は大抵予想できるが……誰がどれくらい強いとかの指標があれば簡単に相手の戦力を割り出すことができる
コレが戦争ゲームなら千人くらい王城に送り込んで内部の状況を調べられるがコレは現実だ
この国の人間を死なせたって一生涯どころか永遠に歴史書に名前を連ねる可能性すらある
そう考えると迂闊にやれない手法だ
なら…いっそのこと突撃して逃げてのトライアンドエラーを繰り返すか?
いや、ソレじゃあ俺は大丈夫かもしれないが体力と力のピークが落ちてきている不人は途中脱落してしまう
そうなると最初の条件の『不人を王様にする』という条件が崩れ去ってしまう
そう考えると一番の効率的手段は外交と潜入だが
どちらも時間がかかって俺がいる場所を特定される危険性を孕んでしまっている
というか既に見当はついてるのかもな
そもそも王国中を探し回らせて俺が居ないってことは確認されているだろう
なら、俺が発見できないのは遺体が大量に存在して最早人里とは言い難いほど荒廃したここ以外に俺の潜伏場所はないと踏んでいる可能性があり
今は俺を泳がせてどう反応してくるのかを伺っているのかも……
そうなってくると俺が下手に動けば場所がバレて蜂の巣にされるだろうな…」
そう一通り呟いて
「やっぱり突撃してゲリラ戦を仕掛けるのが一番効率的だろうな」
今の俺たちには情報も武器も時間もありはしない
向こう側に時間を与えれば与えるほど強大な敵となってゆき
やがては他国ですら介入できないほど強大で巨大な王国となってしまうであろう
そうなれば中央集権国家ができてしまい
それまでの生活は一気に変わってしまう
コレが産業革命などで生活の基盤が大きく変わって発展していくと言う話なら別に止めたりはしなかった
しかし!今回の話であると中央集権国家が成立した後に待っているのは確実な奴隷国家である
そう考えると今すぐ止める他にないのだが
いかんせん情報が少なすぎる
もう少しわかることがあればまだ話が違ったのかもしれないが
俺が知り得る話だけではどうしても憶測でモノを語ることが多くなってしまう
そう考えるとどうしても一歩が踏み出せなくなってしまう
「……やはり、革命とは難しいモノだな」
「…!?!?」
今まで俺がブツブツと何か呟いていたのを見て怯えていたと思っていて不人がいきなり口を開いてきたので驚きのあまり思わず見てしまうと
「貴様は…私がどうして貴様に怯えると思った?
別に貴様程度の集中力を発揮するやつなど前世でもザラにおったわ」
おお…流石ヤクザのお頭、俺よりも人生経験豊富そうだ
「…できればその豊富な人生経験を拷問とかに使わないで欲しいけどね」
ヤクザは情報を聞き出す為なら非道な手段で相手を拷問することがあると何かで聞いたことがある
そう思いながら一瞬瞬きをしていると
「そりゃあ、お前の働き次第だな」
良いとも悪いとも言わずにそれだけを言って口に咥えている煙草の紫煙を深々と吐き出す
一瞬周りが煙たくなり煙が目に染みるので
ケホケホと言いながら煙をあたりに飛ばす
「できれば煙はこっちにやらないで欲しいんですけど」
そう言うと不人は驚いた顔を此方に向けながら
「お前…未成年なのか?」
「…いや、この姿でどうして青年って思った?この格好で成人だったら即通報案件だよ」
そう言うと不人は一瞬納得しかけたが
やはり訝しげに此方を睨んでいる
「…ソレにこの体は一才と経過していない」
本来ならできるだけ傷つけたくないのだが
既に体の主人が存在しないので今は俺がこの体を一人で貸し切っているとちう感じである
そうして相手を見つめつつ煙草の火を消して
「んで、結局あんたは何処まで情報を掴んでるんだ?まさか革命をするのに相手の情報が一つもないなんてことはありえないよな?」
そう言いつつ相手方へとズイっと寄る
そうすると相手は一瞬たじろぎながらも俺の方へとファイルを渡してくる
コイツは…一体幾つの情報を隠しておけば気が済むんだ?
「たくっ…確かに俺は怪しいかもしれないけど別にお前を騙して王城でお前を殺そうとはしないよ、だってお前を王城で殺したら俺は孤立無縁で何もできなくなるから結局お前を死なせないように何がなんでも戦わざるをえない
な?お前にお得な状況だろ?」
そう言うと不人は此方をマジマジと見つめて何度もうんうんと唸っている
まぁ、考えていることはわかる
たって、今日あった変人が(変態とも呼ぶ)いきなり
「お前を王様にしてやる」何処ぞの長靴履いた猫科の動物か?と言いたくなるような言動をするのだ
そりゃあ、信頼できないし怪しむのも当然であるが
一応俺のことは多少理解してくれたと思っていただけにショックであるのだ
まぁ、今回のショックはいつか晴らすとして
「ん〜〜、まぁ、今回ピックアップしなきゃいけないのはこの二人かな」
そう言いながら数十枚あるうちの二つの用紙を弾き出す
その中には『将軍補佐』の写真と『軍師』の写真があった
「何故将軍本人はぴっくあっぷ?とやらをしないのだ?」
あ、コイツ英語不得意だな
※地龍の、と言うか現代日本では当たり前すぎて誰も突っ込みませんが不人がいたのは英語なんて言語文化が存在しない世界です
そんな人にピックアップなんて英語を言っても理解されないのは当然です
この考えに辿り着かない地龍は馬鹿です
そして作者もこの状況に陥ったら地龍と同じ凡ミスをする自信があります
全く誇れないけど
そして不人にピックアップの意味を説明しながら
「まぁ、将軍を危険人物としてあげないのは…正直金だけで成り立った雑魚雑魚将軍なんて革命時に見せしめでボコせば十分、殺さずに社会的に生きづらくして生き地獄を味わってもらうけど
…今回あげた二人に関しては放っておくとまずい
何せ、二人ともこの国一番の策士で実力者だと思う」
そう言いながら一枚の資料を捲りあげて不人に見せる
「…ソレは数年前に近隣の小国と起こった戦争…」
「そうだ、コレは表面だけを読み取ると小国との軍事衝突に見えるが…深く読み取ると、この小国は裏に巨大な王国の影が見え隠れする
しかもふんだんに軍事支援も受けており、この時期のこの王国では本来太刀打ちできないほどの実力の差が存在した」
「は?どうしてそんなのがわかるんだ?」
不人は当然とも言える疑問を俺にぶつけてくるので俺は
「…金の流れだよ、ここに書いてある小国の金の流れが如何にもこうにも小国のソレと釣り合わない…まぁ、俺は戦争とか詳しくないけど、コレはほぼ確実だと思うよ」
「…そ、ソレなら何故相手国は負けたのだ?」
不人は全く学習しない返答を返してくるので俺はそろそろコイツが学習しないAIから返答が繰り出されているのではないか?と疑り始めたい気分である
昔やったゲームでもレスポンスが旧時代すぎてストーリーは神なのに仲間が死にすぎるので評価が毎回理想の一つ下になってしまう
しかも戦闘が終わると
「よし!コレでまた一つ強くなったな!」はネットで改変されまくり
「よし!コレでまたフラグを回収したな!」という奇跡のフラグ回収職人の仇名がつけられていた
ちなみに、そのゲーム内でNPCをキルするととんでもないペナルティが課されるので誰も彼も鬱憤を外に吐き出すことしか出来なかったのだ
俺の場合は傷つけるのではなく最初から沼の高速魔法を出して死ぬか死なないかのギリギリで滞在させておき
一人でクリアすると言うのが主流になっていた
しかし、今回思い出したのは
「…やっぱりレスポンスは最新式にして欲しいね…」
「どうした?」
本格的に不審者を見る目になってきてしまったので馬鹿な考え事はコレくらいにしておき
「…まぁ、一応説明しておくと、小国対して勝てたのはひとえにコイツらの活躍あってだ」
「…そんなに強いのか?コイツら?」
まぁ、今回の不人の疑問には誰もが首を縦にするだろう
何せ俺が危険人物だと言った二人は今までの経歴の資料こそあれど
戦闘の記録媒体など一切が存在しないのである
しかし
「コレを見てみろコイツらが補佐した戦争があるだろ?」
「ああ」
「んで、こっちがコイツらがサボった時の戦争の結果」
「……コレは」
「そ、わかっただろ?」
そう、この二つの結果は簡単に言うと最早王国として成り立つのか?という戦争の結末を迎えている
何せ、参加している方は死者数が滅茶苦茶少なく何処かのイベントで強風が起きて看板が落下してきた死傷者数と言われても俺は納得してしまうが
参加しなかった方は『一時戦略的撤退』と書いているが
コレはただの敗走である
こうやって見てみるとコイツらがどれだけ頭が切れて戦争に貢献しているのかがわかるが
同時に王国が最も煙たがっている人物であるとも理解できる
何せ、本来ならばコレだけ戦績を上げていれば、もう将軍どころか最高位の大将軍
下手をすれば何処ぞの王様になっていてもなんら不思議でないのに
不思議なくらいにこの二人には報酬が支払われていないのだ
簡単に言うとぼったくりで最高レベルの社員を何年を雇って
自分たちだけウハウハ儲かっている感じであるが
こんなに何年も仕えているのに本人たちの反乱が起きないところを見てみると相当忠誠心が高いのか
ソレとも洗脳しているのか
そこはわからないが
「まぁ…今回に関して言えるのがコイツらが敵だろうが味方だろうが…俺たちにとっては最大の障壁になることは避けられないと思うぞ?こりゃあ…忙しくなりそうだ」




