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Doubt common sense ~名選手が必ずしも名監督とは限らない~  作者: ぷやっさん


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42/72

第42話「メンバー選考」

予選の組み合わせ抽選会の翌日

そろそろメンバーを固めないといけない時期となっている。

残りの1週間はレギュラー組を中心に戦術練習を行いたい為だ。


監督室のホワイトボードを眺める鳥海。

そこにはサブ組を率いた時からレギュラーとして考えていた数名の名前が書いてある。

基本フォーメーションは4-2-3-1。


埋まっているのは、GK高橋・LSB橋本・OMF佐藤・CF加藤の4名だったが、

鳥海の頭にはもうすべてが埋まっていた。


「まずRSBは坂崎だな。」


LSBの橋本は縦への推進力が強い選手だ。

それに引き換え坂崎はバランスを上手に取ることが可能で、パスセンスもある。

後ろからのビルドアップ時のキーマンとしても機能している。

偽SBとしてボランチの位置からのゲームメイクが期待される。


「次はCBの2人か

ここは森山と柏木で決まりだな。」


森山はその抜群な対人能力はチーム随一。

相棒を務めるのは、戦術理解度が高くカバーリング能力に秀でている柏木だ。

そしてDFリーダーはこの柏木だと思っている。

闘将の森山がメンタル面を柏木が冷静にディフェンスラインを統率する。


「DMFは玉木とやむを得ず宮本だな」


玉木は、プレス耐性が高くビルドアップ時に前を向くことができる数少ない選手。

宮本は誰よりも走ることができ、チームを盛り上げられる存在。

セカンドボールの回収や相手の司令塔を潰すディフェンス力も必見。


「RMFはOMFから変更の佐藤。LMFはFWだった佐々木。

そしてOMFは水樹だ。」


佐藤はもちろんOMFは可能だが、やはり水樹と比べると見劣る。

だが、そのキック精度と戦術理解度は水樹の次を担う。


FWだった佐々木はオフザボールの動き出しを改善すれば、

サイドから中への走り出しは相手の脅威になる。

そしてOMFは水樹だ。

戦術理解度・テクニック・フィジカルどれも一級品だ。


すべての選手をホワイトボードに書き終えると

本当に質の高い選手たちが揃っていることに気づかされる。


これでベスト16どまりか。

周りからはよくやったと思われる結果でも、

いざこう見ると東京都を制していてもおかしくないぞ。


「これは本当に東京都を取れるかもしれない。」

あとは俺がしっかりチームを作れるかそれにかかっている。


コンコン

監督室のドアがノックされる。

まもなくマネージャーの長峰さんが入ってくる。


「監督そろそろ練習開始の時間ですよ。」

もうそんな時間だった。


「ありがとう。今行くよ。」

そう答えると、ふと長峰さんがホワイトボードを見ていることに気づく。


「一応それがレギュラー組だよ。」

自信を持ってそう言える。


「私もそのメンバーがベストだと思います。」

長峰さんも一緒のようだ。


「鳥海監督。

このメンバーなら本当に優勝する可能性あると思います。

あとは監督次第ですね。」

とびきりの笑顔でそう言ってくる。


「頑張らせていただきます・・・」

うちのボスはこの子かもしれない。


「じゃあ先に行ってます。」

長峰さんはそう言って監督室を出て行った。


「さぁ、期待にこたえますか。」

南東京高校の本当の躍進がここから始まった。


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

<4-2-3-1>

CF:加藤

OMF:佐藤(RMF) 水樹 佐々木(LMF)

DMF:宮本 玉木

SB:坂崎(RSB) 橋本(LSB)

CB:森山(RCB) 柏木(LCB)

GK:高橋

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