シーフェル・アルガ
感想ありがとうございました!
見る人もいないなら、書くのやめようかなっておもっていたんですが、見てくれている方がいるなら、頑張ります!
「……。君が…。君がシーフェル・アルガなのか?」
僕は前に現れた白髪紫眼の男の子にそう尋ねた。
「はい、貴方様の眷属シーフェル・アルガです。シーフェとお呼び下さい…。主様…。」
そう言ってシーフェは、僕の前に跪いた。
「シ、シーフェ。跪かないでいいんだよ!?
眷属だからってそんな事しなくていいよ!?年も同じに設定したし、そういうのはなんか、申し訳ない…。」僕は慌ててシーフェに言った。
「そうですか。分かりました。以後気をつけます、主様。」
シーフェは立ち上がってそう僕に告げた。
「ねぇ、シーフェ。シーフェは性別って男なの?僕ランダムって決めちゃったんだけど大丈夫だった??」
僕は心配だったことを聞いた。
「はい、男です。ランダムだったのでこっちを選択しました。ですが主様が女性の方がいいのなら…。」
言葉の最後とともに「ぽんっ!」と、音をたてて、シーフェの体か煙に包まれた。
そして中から現れたのは白髪紫眼のシーフェより、少し小さいシーフェにそっくりの…。美形の女の子が現れた。
「…こちらの方がよろしいですか??」と、女の子は僕に近づき上目遣いでそう言った。
「っっーーーー!!??も、元の姿に…!男に戻れ!!!」僕は急いで男の姿に戻させた…………。
(………。だっっ!だっ!だってそうするでしょ!可愛い女の子の顔がすぐ側にあるんだよ!?前世でも、女子とあまり関わり無かったし、年齢=彼女いない歴の僕にあんなの耐えれるわけないじゃん!!)
そう考えてる間にシーフェは男の姿に戻った。
「主様、女性の姿気に入りませんでしたか??」
「そんなことないよ!?すっごく可愛かったし!」
僕はすぐさまシーフェに伝えた。
「でしたら、なぜ?」
シーフェがそう聞いてくる。
「……。あ、あんな可愛い顔がすぐそばあったら緊張するんだよ!!危うく天に登りそうだったよ!もうのぼってるけど!」
(やばかった、まじ可愛すぎるだろ…)
そう思いながらシーフェに伝えた。
怒られたとおもったのか…。
「そ、そうでしたか。失礼しました。喜ぶと思って……。」そう言って、シーフェは、しゅんと下を向く…。
(もー、やめてくれ…!!イケメンがそんな顔しないでくれよ…!!犬みたいで、なんかキュンキュンしちゃうから……!!)
と、僕自身は心の中でなにかと戦っていた…。
「わかった。気持ちは嬉しかったよ。ありがとうシーフェ。やるとしても、これからは女性の姿で近ずき過ぎないようにな?」
僕はシーフェにくぎをさし褒めながらそう言った
。
その言葉を聞いた途端、ぱぁぁぁっ!!っと明るくなり「はいっ!」とニコニコしながらそう言った。シーフェは褒めてもらえて嬉しいのか、しばらく笑顔のままだった。
(何あれ…可愛すぎる…犬かよっ……!!イケメンスマイル恐るべしっ!!!地球の女性があれ見たらシーフェに群がるんだろうな…。
ところで、シーフェのステータスとかってどーなってるんだろう…。)
「シーフェ、ちょっと来て~!」
僕が呼びかけたと同時にシーフェがこちらに来る…。
作文用紙3枚
計9ページ