天界と魔界。新しい住居人
「シーフェただいまー!んーと。2日ぶりかな?」
(通信で話してるけど。)
「おかえりなさいませ。主様。約2日ぶりですよ。」
「細かいな…。所でシーフェは僕のいない間なにしてたの?」
「え〜っと。世界の歪みが無いか、それぞれの国の情報把握。魔物の行動の観察にそれから、生態系に異常がないか。他にもちゃんと仕事してますよ。」
(うぐっ!めっちゃ働いてくれてるじゃん。ごめん…シーフェ。)
僕は無言で【創造】を発動させお菓子を沢山作った。
「はい。これ。」
「あっ、ありがとうございます。この前のとは違うお菓子がいくつかありますね。」
「うん。あれだけじゃ飽きるしね。種類豊富な方がいいでしょ。」
(僕が地上に降りてるあいだに色々してくれてた訳だし。甘やかさないとね。ほんとごめん。)
「ありがとうございます!」と言ってシーフェは喜んでくれた。
「所で、シーフェ。リオに酷いことをしたあの男どうなった?」
「あの男?あぁ、ダン・タールですか。お昼頃にようやく穢れが消えて転生しましたよ。雑草になったようですね。」
「そうか…。なぁ、あの男のような穢れた魂、他にもいるよな?」
「はい。そうですね〜。……結構いますよ。」
「なら…、そいつらの魂を綺麗にする洗濯場みたいな場所を作ろうと思う。」
「洗濯場ですか?」
「あぁ、死んだあと善の魂と悪の魂を分けて、善の魂はそのまま転生。悪の魂はその洗濯場的な場所で魂を綺麗にした後転生させよう。名前は仮だが僕の世界にあった天国と地獄のようなものを作ろうと思う。」
「なるほど。大体分かりました。その天国と地獄はどう作るのですか?」
「この空間のような場所を2つ作って欲しい。ひとつは天国もうひとつは地獄用にしたいんだ。」
「その様な空間ですか……。」
「あぁ、できるか?」
シーフェは少し考えて…。
「はい。出来ます!」
「そうか!なら次だな…。新たな種族って作れるか?」
「はい?新たな種族ですか?出来ますよー?次はどんな種族を作るんですか?」
「天使と悪魔だ。天使は天国に。悪魔は地獄に。」
「はい。どうぞ。ここに記入したら出来ますよ。」
「わかった。ありがとう。」
僕は天使と悪魔の情報を詳しく書いた。
天使は聖域に住まう。清きもの。穢れを嫌う。
外見は頭の上に金色の輪が浮いていて白鳥のような白い羽が生えている。
悪魔はその逆で穢れが好物。(負の感情も食べる。(例:怒り、憎しみ等)悪魔自体は穢れていない。穢れを食べて清いものにしてくれる。
外見は尖った耳に黒い角コウモリのような羽が生えている。
「よし出来た。」
「こっちも2つの空間つくれましたよー!」
「あぁ!わかった!あっ、シーフェ天国と地獄の名前が決まったぞ。天国が天界。地獄が魔界だ。」
「分かりました。主様、その本貸してください。」
「はい。どうぞ。」
「ありがとうございます。」
シーフェは本に何かを書いていた。
しばらく書いた後…。
「よし。これで善の魂は天界へ。悪の魂は魔界へ行くようになりましたよ。」
「あぁ、ありがとう。それとシーフェ。天界と魔界の管理者として1人ずつ眷属を作ろうと思うんだが、総監督をシーフェに頼んでもいいか?」
「はい、いいですよ!任せて下さい!」と笑顔で言ってくれた。
僕は「ありがとう。」と笑顔で返した。
「じゃっ!これからその眷属作ろうか!」
「はい!」
そして、シーフェと二人で考えた結果がこちらだ。
まず。魔界の管理者。
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[オルフェス・アルガ]
年齢:14歳
種族:悪魔
性別:男
外見:(髪: 漆黒、目:紅桔梗(紫色の種類))
職業:魔界の管理者
状態:主神の眷属
HP:2850000
MP:1750000
固有スキル【暴食・恐怖】
スキル【通信】【テレポート】【穢れ無効化】【全闇魔法】
称号:2番目の眷属・魔の管理者
次、天界の管理者。
[ラルフェス・アルガ]
年齢:14歳
種族:天使
性別:女
外見(髪:雪色、目:藤紫)
職業:天界の管理者
状態:主神の眷属
HP:2450000
MP:1720000
固有スキル【完全浄化・輪廻転生】
スキル【通信】【テレポート】【治癒魔法】【全光魔法】
称号:3番目の眷属・天の管理者
僕は2つの紙に血を垂らした。
2つの紙は光を放ち中から前髪を真ん中で分けた軍服姿の少年と膝下までふわっとした髪を下ろし、白いワンピースを着た少女がでてきた。
「やぁ、オルフェスにラルフェス。二人とも、おはよ。」
「おはようございます。我が主。魔界の管理者オルフェスです。」と、オルフェス。
「おはようございます。主様。天界の管理者ラルフェスです。」
と、ラルフェスが言った。
「オルフェスにラルフェス、君たちは双子だ。これからはお互いを助け合って行くようにな!」
「了解しました。」
「仰せのままに。」
「はい!じゃ!解散!」
そう言うとオルフェスは魔界へラルフェスは天界へ向かって飛んでいった。
(よし!これでひとつは片付いたな!もう1つの方を話すか…。)
「なぁ、シーフェ。」
「何ですかー?」
「リオの事なんだけど、剣術や体術を教えたくて、僕はからっきしだから、眷属と聖獣を一人ずつ作ろうと思うんだけどいいか?」
「いいですよー。」
「え、いいの?」
「フフ…、貴方様がしたい様にすれば良いのですよ。貴方様はこの世界の主なのですから。」
とシーフェは笑って答えた。
「ありがとう!!」
僕は眷属と聖獣を作る前に、今日あったことをシーフェに話した。
「へぇー!そんな事があったんですねー!それにしても、リオちゃんのステータス低いですね。それにドラゴンを人間が孵すなんて歴史上初めてですよ。いつか外の世界に出る時このままだと大変ですね…。」
「あぁ。だから自分の身が守れるほどステータスを上げないとと思ってな。」
「なるほど。では、眷属が、訓練係。聖獣が遊び相手というのはどうでしょうか?そうすることで主様の負担も減ると思いますが…。」
「……すごいな。やっぱ、シーフェに相談して良かったよ!早速始めようか!」
出来上がったのがこちら。
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[リーシア・アルガ]
年齢:16歳
種族:人間
性別:女
外見(髪:葡萄茶、目:京紫)
職業:リオの師匠
状態:主神の眷属
HP:6500000
MP:1420000
固有スキル【武器作り・道具作り】
スキル【通信】【テレポート】【剣術】【体術】【忍術】【弓】
【全魔法】【槍】【解体】【千里眼】【隠密】…etc…。
称号:4番目の眷属
[ガーディル]
年齢:250歳(人間だと15歳)
種類:フェンリル
性別:男
職業:リオの遊び相手、守護
状態:主神の聖獣
外見:(体毛:漆黒、瞳:空色)
体長:自由自在
HP:970000
MP:784000
スキル【通信】【テレポート】【変身】【全魔法】【影法師】
称号:2番目の聖獣
さっきと同様に僕は紙に血を垂らした。
ジャージを着て髪をくぐった少女(なぜジャージ?)と大型犬くらいのサイズの黒い狼が現れた。
「「おはようございます。主様。」」
「おはよ。リーシア、ガーディル、君たちにはこれから僕と一緒に地上で暮らしてもらおうと思っている。ある女の子の力になってほしいんだ。」
「ある女の子とは?」
「地上で一緒に暮らしている僕の家族だ。」
「その子は神なのか?」
「いや、違う。昨日訳があって保護した人間の子だ。その子に1人でも生きていけるように力をつけてやって欲しい。頼む…。」
そう言って僕は、2人に頭を下げた。
「頭を上げてくださいっ!」
「そうですっ!俺達は貴方様に作られ、貴方様に仕えるために生まれたのです!貴方様の望みならなんだってします!頭をお上げくださいっ!」
と、リーシアとガーディルは慌てた。
その言葉を聞いて僕は頭をあげた。2人はほっとしていた。
そこから少しの間リオの事や、この世界のことをシーフェと一緒に話した。
「なるほど、そういう事でしたか。そのお役目必ず果たして見せます。」
「俺も頑張ります。」
「うん!ありがとう、二人とも…。」
「あっ、主様。もうそろそろ帰らないと夜が開けますよ。」
「あぁ、分かったよ、行こうか。」
「「はい!」」
「じゃーね。シーフェ。」
「いってらっしゃいませ。」
と、シーフェは笑顔で送り出してくれた。
僕はシーフェの笑顔を見て地上に帰って行った。
地上ではファーニルが待っていた。
「ただいま。」
「おかえりなさい…。そっちの2人は?」
「あぁ、この2人は…。」
「私は、第4の眷属リーシア・アルガと申します。」
「俺はガーディル、第2の聖獣だ。」
「この2人はリオの世話係的なことをしてもらうんだ。仲良くしてね。」
「はい、分かりました…。あっ、名乗ってなかったね。僕はファーニル第1の聖獣で鏡を護ってる…。よろしく。」
「こちらこそ。」
「よろしく頼む。」
「挨拶も済んだし、部屋に行こうか…。」
そう言って僕達はファーニルと別れて3階に向かった。
作文用紙9枚
合計92枚




