2日目
短いです
2日目…。
日の出とともに窓から光が差し込んでいる。
僕はそれと同時に起きた。
「んー!あ〜!よく寝たー!」
そう言って僕は背伸びをした。
僕は布団から出て服を着替え1階に降りた。降りる前に隣の部屋を覗くとリオはぐっすり寝ていた。
(昨日寝たのが9時半で、今が大体6時前だから、あと30分弱寝かせとこう。子供は睡眠が大事だからね。)
僕は、洗面所に行って顔を洗った。
そのあと昨日の夜、洗濯機で洗った服を外に干しに行った。
外はまだ明け方なのでちょっと冷えていた。
(次は朝食かな?朝だし米食べたいなぁー。)
そう思った僕は炊飯器に研いだ米をセットした。
「米はこれでよし!さて、何作ろうかなぁ〜。朝食と言ったらあれかな?」
僕は早速、作り貯めしておいた食材を【アイテムボックス】から取りだした。昨日の残りのポトフを温め直して、横で目玉焼きを作っていた。記憶で見たのだが、リオは柔らかいのが好きらしい…。僕も柔らかめが好きだ。そのあとたこ型に切り目を入れたウィンナーを焼いた。皿に目玉焼きとたこ型にしたウィンナーを乗っけた。(あとはサラダか…。レタスとプチトマト、きゅうりを適当なサイズにして、ドレッシングをかければ…よし!朝食完成!」
ごはんをつくりおわった頃、窓に置いてある時計を見たら6時半ぐらいだったので2階に上がりリオを起こしに行った。
「リオ。起きろ、ご飯出来たぞー。」
「はーい……。」
まだ眠いのか目を擦っている。
寝癖がぴょんと跳ねていて可愛い。
リオと僕は一緒に1階に降りた。
朝食の匂いで目が覚めたのかリオはタッタッタッと机へ行った。
「「いただきます。」」
(もぐもぐ〜。美味しい)
「美味しいですね。」
「だね」
「んー!」
(ほんと美味しそうに食べるなぁ。作りがいがあるな…。あっ。そーいえばリオの両親から娘を強くしてくれって言われてたけどリオの今のステータスってどんくらいなんだ?【鑑定】使うか…。)
―スキル【鑑定】を使用します―
名前:リオ
Lv2
年齢:7歳
種族:人間(子供)
性別:女
HP:120
MP:320
固有スキル【魔眼】
スキル:【薬草採取Lv3】【錬金術Lv2】
加護:主神の加護(不老不死。経験値増加)
称号:不幸な少女、主神の愛し子
(ほほう。【薬草採取Lv3】薬草採取か。花摘とかしてたからかなぁ。結構高いな。【錬金術Lv2】父親の手伝いしてたからかな?ん?その下のはなんだ?)
「ぶっ!」飲んでいた水を吹き出しそうになった。
「どうしました?」
「いやっ!なんでもないよ!」
(あっぶねぇ!ご飯にかかるとこだった。てか!いつの間に加護と称号ついてたの!?)
そうだこの神無自覚で加護を与えていたのだ…!!
因みに、主神の眷属と聖獣には全員につくものである。
リオの場合は主神が可愛いと思い。愛情を注いたからだろう。
でその結果加護と称号が一気についたのだ…。
【魔眼】…魔眼には様々な能力がある。その能力は持ち主によって変わる。未来予知の魔眼。魔力を可視化できる魔眼。鑑定の魔眼。天候予知の魔眼。千里魔眼。過去を見ることが出来る過去盗視魔眼。他にも色んなのがある。一般的なのは天候予知の魔眼だ。これは魔眼の持ち主全員にある能力だ。そこから新たなる魔眼への開花それによって第2の魔眼を持つことが出来る。第3の魔眼も可能だ。因みにリオは魔力可視魔眼をもっている。
(んー?それにしても子供だからか、HPが低いなぁ…。MPは高いけど。これじゃぁ、すく死んでしまうよ…。)
この世界の平民(子供)の平均ステータスは
Lv4
HP:200
MP:200
これくらいだ。
冒険者とかになるともっと多いのだが。
リオの場合は魔眼の事であまり外に出れなかったからだろう。全体的に平均より低い。低すぎる。
(体力をあげるには運動が一番だけど、この体力じゃ運動なんて無理だからなぁ…。あっ、散歩ならどうだろうか足腰も鍛えられるし、リオに外の世界を堪能させてあげられる…。体力向上にもいい。好奇心旺盛なリオにはピッタリでは無いか!?)
「リオ。今日は森の探索をしてみないか?ここは君の住んでた村から結構離れてるから村で見かけなかった物があるかもだよ?」
これを聞いたリオは目を輝かせた。
「いく!」
「じゃぁ、8時ぐらいから出発するから準備しておいで…。僕はお弁当作るから。」
「うん!」そう言ってリオは食器を片付け、歯を磨き、テレポートさせた両親の家に何かを取りに行った。
(さて、何つくろーかなぁ…。お弁当…サンドイッチにするか。あとデザートと飲み物を用意して…。あっ、この家の補正と拡張もしないとっ!)1時間後…… 。
「準備完了!」
リオの方も準備が出来たらしい。髪の毛を耳の下で2つくぐりをしていた。耳元にお団子をつくっている。
そして、ゴーグルを頭につけて、バックを肩にかけてマントを羽織っていた。
「予定より少し早いけど行くか!」
「うん!」
そうして僕らは森の探索に出かけたのだった…。
南に進んで行くとしばらくして…。
「神様ー!見てください!これ!すごく綺麗な花ですね!こんな花初めて見ました!」
「それはミズアミソウだね。とても甘い蜜が取れるんだよ。網のような花弁と根は薬になるんだ。なんなら何個か採取して行こうか。家に帰って調合やら錬金やらして見よう。」
「うん!」リオは手際よくミズアミソウを採取してバックにしまった。
その後、ほかの薬草や途中休憩した小川で拾った綺麗な石を拾って行った。途中、魔物や、動物に会ったのだが、襲って来た魔物は返り討ちにした。返り討ちにした魔物はアイテムボックスに収納した。動物はビクッとして逃げていった。
今は10時半ぐらいだ。リオの方を見てみると、少し顔に疲れが見られる。【鑑定】を使うと、(HP:101/120か、やっぱり疲れてるな…。)
「リオ、少し休憩しよう。」
「はい…。」
僕は近くに生えていたヒール草と途中飲もうと思って持ってきていたブラッドウッドの実の果汁を水で割り、リオに渡した。
「リオ、これ」
「ありがとうございます。ゴクゴク〜ぷはぁ!なんですか!これ!すごくおいしいです!」
「それはブラッドウッドの果汁とヒール草を水で割った物だよ。
気にって貰えてよかったよ。ヒール草が入ってるから体力も回復するだろう。」
「いろいろありがとうございます。神様。」
「礼には及ばないよ。それと敬語は必要ないよ。」
「え。どうしてですか?」
「だって、一応昨日から家族になったのにそんなのあったら肩苦しいからね。あっ、あと、これからは僕のことは神様じゃなく、
夜って読んでほしい。それが僕の本当の名前だからね。」
わかりま…わかった。夜お兄ちゃん…。」
リオはもじもじしながら言った。
(お兄ちゃん!!やべぇ!破壊力がやばい!…うん。僕もう、リオのためならなんでもするよ…。うん。)
今ここにとんでもないシスコンが誕生したのだった……。
作文用紙6枚
合計72枚




