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い、生きていたのか、パク・ウンソ……!

仁祖インジョ反正パンジョン関連、ネタバレ注意。

 ……ということです、済みませんorz


 先日から執筆再開した仁祖インジョ反正パンジョンに関してです。


 七庶チルソ獄事オクサに関してはやれる範囲で綿密に調べ上げ、もう充分と思っていたつもりでした。

 が、今第七幕第四章を書くに当たり、「もうちょっと詳しい史料はないかなー」と思いまして。

 最近、ネットで調べ物してると、ちょくちょくヒットするsillokwikiなら、日付まで細かく載ってたりするので、それが見つかればな、という軽い気持ちでそこを覗いたのです。

 というか、実は七庶獄事に関して調べようと思った訳ではなく、そこで永昌ヨンチャン大君テグンについて検索したら『癸丑ケチュク之獄(=七庶獄事)』がヒットしまして。肝心の本人についてはsillokwikiには載ってなかったんですが(そういうコトもあります/泣)、「おお♪」と思って、クリック&コピー&翻訳機にペースト! したら……。


 パク・ウンソ、一六二一年現在まだ、生・き・て・る・ぢゃん!(愕然)


 いやあ、もう真っ青ですよ。

 割と最初のほうで、パク・ウンソを死亡扱いにした私としちゃあ、「……またやっちまったー!(ノ≧Д≦)ノ」と頭を抱えるしかなかったですね。


 だ、だって、第二幕第七章書いた時点では、パク・ウンソの史料がなかったんだもーん!。・゜・(ノД`)・゜・。

 彼の名前、カタカナ、漢字、ついでにハングルでも検索掛けたのに引っかからなかったんだもの!

 だから詳しい史料はないんだと思って、て……(モゴモゴ)。


 ちなみに、パク・ウンソって誰だっけ? という声が聞こえて来そうなので、簡単にご説明を。

 彼は、七庶獄事の時に、イ・イチョムに偽証を迫られ、彼の言うまま上疎を提出し、永昌大君とその支持勢力、縁戚に罪をかぶせるのに一役買った人物であり、強盗の一人です。


 そして、七庶獄事がどんな事件だったかというと……第十五代王・光海君クァンヘグンが即位した頃、パク・ウンソを含む七人の庶子が、庶子の扱いを改善してくれるよう上疎を出したのですが、受け入れられませんでした。

 そのことで、彼らは「科挙受けたってどうせ役人にはなれない、俺たち庶子は真面目に生きてたって明るい未来はないんだーい」とヤサぐれた末に盗賊紛いのコトを繰り返していました。

 そんなある日、襲った銀商ウンサン(調べたのですが、どういう種類の商人であるかはちょっと分かりませんでした。推察するに、恐らく金貸しか両替商の類かと思われますが、はっきりしません、ので、作中では単に『商人』としてあります、すいません)を殺し、銀数百両を奪ったのですが、その銀商の私奴サノが彼らの根城を突き止め捕盗庁ポドチョンへ通報し、彼らは遂にお縄になります。

 その頃、光海君の支持政党である大北テブク派、及びその頭目であったイ・イチョムは、光海君の同母兄である臨海君イメグンを片付け、光海君の次なる脅威である永昌大君(当時七歳)とその支持勢力を排除する機会を狙っていました。

 そんな時に盗賊が捕まり、彼らの戦利品もたんまり、貯め込んだお金もたんまり。こりゃ使える、と思ったイ・イチョムは早速頭目のウンソに持ち掛けます。

 「自分の言う通りに上疎を書いて出せば、罪一等を減じてやろう」と。

 これにウンソがあっさり乗ったのか、それとも苦悩した末に偽証を承諾したのか、詳しいことは分かりません。

 結果的に、ウンソはイチョムに唆されるまま、上疎を書きます。

 要約すると『自分たちは永昌大君様を推戴して、クーデターを起こす計画を立ててました。盗賊は、その資金稼ぎの手段でした。我々にそれを指図したのは、大妃テビ様と、大妃様のお父上であるキム・ジェナム様です』というような内容のものです。

 当時の大妃様、つまり永昌大君の母親と、彼女の父であるキム・ジェナムやその一族郎党は勿論、推戴された(とされた)だけの永昌本人、更にその支持政党に連座で罪を問うには、充分すぎる代物でした。

 加えて、罪一等+拷問を免れたウンソに代わり、副頭目と目されたソ・ヤンガプという男が、自身にまず拷問を受け、ウンソの上疎が事実だったと認めるよう迫られます。

 一時は「それは事実ではないから」と拒否していたヤンガプですが、目の前で自身の母を始めとする家族を拷問されるのに耐えられず、遂に上疎の内容は事実だと、嘘の自白をしてしまいます。

 こうして、イ・イチョムはまんまと、自身の主にとって次の障害であった永昌大君とその支持勢力を一掃するのに成功するのです。


 というのが、七庶獄事、もしくは癸丑の年に起きたことから癸丑獄事と呼ばれる事件のあらましです。


 で、拙作『仁祖反正』内では、ここまでの物語中でパク・ウンソは死んだことになってたんですが、ここへ来て、史実ではまだ生きていたことが判明して……orz(彼がいつ、どういう最期を迎えるかは、物語ネタバレにつき伏せさせていただきます。調べれば分かっちゃうんですけど、今の時点では私の口からは言わない、という意味で)

 取り敢えず、第二幕の第七章に関しては追々加筆修正し、その後のストーリー中で関係する展開が出てきたら、可能なら直そうと思います。

 見直しはこれから携帯版とセルバンテスに改稿版を載せるに当たってチェックしていく予定ですので、なろう版及びエブリスタ版では第二幕第七章以降は当分そのままです、すいません。


 現時点では、ウンソに関しては名前以上に物語に深く関わる描写がないのが、不幸中の幸いでした、とさ(と、昔話風に〆☆←)。


©️和倉 眞吹2019.

【参考資料】

sillokwiki+Web翻訳機。

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