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はじめに

 初めまして、もしくはこんにちは。

 和倉眞吹と申します。


 もう十年も前になりましょうか。

 私にとっての初めての韓流時代劇『チャングムの誓い』を観て以降、その華やかな衣装に魅せられてハマり、ずっと朝鮮王朝を背景にした時代物を描きたいと思ってきました。

 折角描くのなら勿論漫画で、と思っていたのですが、ハマってすぐ描いたラフ描きは、正直言って惨憺たるもので、一度は挫折しました。

 あのドラマの華やかさに比べ、自分の描いた絵は随分見窄らしく見えたものです。


 いいじゃないか、観るだけでも。関連書籍を読むだけで満足したっていいじゃないか、と思いつつ、暫くは関連書籍+ドラマを観るだけの日々を送っておりました。


 けれども数年経つ内に、やはりどんな形でもいい、好きと思ったものを表現したいと一念発起し、漫画と小説、両方で朝鮮王朝の時代劇を描くことに試行錯誤しています。

 しかし、何しろ日本語の史料が少ないことと、日本人がエンタメとして描いた作品というお手本がないことで、どう描けば分かり易いか、読者様が受け入れてくれるか、面白いと思って貰えるかは相変わらず手探りです。


 朝鮮王朝時代とは、日本人にとっては世界史の授業でも習ったことのない時代。勉強のプロローグからほぼ自己流でした。

 ちょこっと触れた、と言えば、豊臣秀吉の朝鮮出兵という単語くらいです。その出兵先でどんな戦いが繰り広げられたのか、向こうはどんな場所で、どんな国で、どんな風に秀吉軍を迎え撃ったのか。映像は浮かばず、想像も出来ませんでした。

 正直言って、『ホ・ジュン~宮廷医官への道~』のドラマの中で、「へー、こんな感じだったんだ」というのを初めて知ったくらいです。


 こうして朝鮮王朝と名の付く史料を端から読み漁り、創作する中で思ったことなど(と言えばかっこいいかも知れませんが、要するに脳内独り言)を少しずつ、簡単な呟きという形で書き溜めていたところ、それが大分溜まってきたので、加筆修正し、こちらにも公開することにしました(本当の本当に独り言のような記事は除いてあります)。


 韓流時代劇が好きな方は勿論、私が現在執筆中の朝鮮王朝時代劇を読んで下さっている方、そして当エッセイが初めて朝鮮王朝時代に触れる方にも是非、朝鮮王朝時代に興味を持って、少しでも好きになって頂けたら嬉しく思います。


 尚、現在執筆中の関係上、上記作品、及び今後発表予定の作品のネタバレを含む記事もございます。

 現在執筆中のモノについては、前書きにて注意喚起を致しますので、参考にして下さい。


 それでは、めくるめく修羅場――じゃなかった、素晴らしき朝鮮王朝の世界へご案内します。

 船頭もまだまだ不勉強で、一緒に道に迷うかも知れませんが、それはそれで楽しんで頂ければ幸いです。


©️和倉 眞吹2018.

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