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第二話「地霊殿」
今回はさとりもでます、
ザッザッザッ
「もうすぐ着くのか?」
「うん。もうすぐだよ。」
「ここが地霊殿か」
「お姉ちゃん!」
「何。こいし」
奥から一人の少女がやってきた。
「あら?お客さん?」
「あの、実はカクカクシカジカで…」
「なるほど。あなた幻想入りしてきたのね」
「はい。これからどうすれば…?」
「なら博麗神社に行くといいわ」
「博麗神社?」
「こいし。案内しなさい」
「わかったよ。お姉ちゃん」
「いや。自分は地図さえあれば行けます」
「え?でも妖怪が…」
「大丈夫です」
「そう。なら…」
地図を渡すと未来は去って行った。
「そうは言ったものの実戦はしたことないんだよな。」
そう言いながら歩いていると。
「お?人間だ」
「ここは俺のナワバリだ。さっさとでていかないと痛い目みるぜ」
「いやだ。」
「あ?」
「お前みたいな悪い妖怪の言うことなんて聞くわけないだろ?」
そういうと未来はある物を取り出した。