強くなりたい。
ジリリリリリリリリ
その日もおれはいつものように起きた。 朝食を食べるために一階に降りて、父や母と会話をし、朝食をたべおえ、いつものように学校に行った。
?「はぁ・・学校か・・めんどくさい・・・」
別に学校が嫌いな訳ではない。
ただ人と接するのが煩わしいだけだ。
俺は学校につくと教室には向かわず野球部の部室に行った。
ガチャ
?「うす。」
?「あ、おはよ柊。今日は早いんだね(笑)。」
柊「お前が早すぎるだけだろ!」
?「別に早くないよ~。」
柊「はぁ、まったく仁はいつまでたっても変わらないな。」
仁は俺の幼なじみだ。顔はかっこいいし、頭もいい、それに野球部のエースをしている。
仁「ありがと(照)」
柊「イヤ、誉めてないし!」
そんなふうに会話してると、
ガチャ
?「おはよー。」
柊「うす。」
仁「おはよ。菜々ちゃん。」
菜々「名前で呼ぶな(怒)」
と朝から不機嫌になってしまった。
ちなみに菜々は女ではない。れっきとした男だ。だから、名前で呼ぶと、怒ってしまう。さらに見た目は誰が見ても美少女。何度も男に告白されたらしい。
仁「ごめんごめん。今度パフェおごるから(笑)」
菜々「一番でっかいヤツだからな」
仁「ハイハイ(泣)」
柊「てか、そろそろ教室に行こうぜ。HRが始まっちまう。」
菜々「そだね。」
俺たちは教室に向かった。