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序章
私は今、太っている。
巷でよくいうぽちゃりなんていうレベルを超えた。
いうなれば、悪口としての代名詞。
デブ。
だがしかし、こんなことを言っても信じてもらえないが私は痩せていた。
もう一度言おう。
痩せていたのだ。
なんでこんなことを言うかというと何かの手違いで私はデブになったのだ。
朝、起きるとカリスマモデルと謳われた私のボディが実に情けないことにまるで正反対の肉の塊と化した。
そうここは、私がデブというシナリオのパラレルワールドだった。
パラレルワールドとは、今、あなたがいる世界以外にいろんな可能性がある並行世界のことだ。
この場合、私が太っているという世界に紛れ込んでしまった。
そう私の名前は元痩世田美人という。
この物語は神の気まぐれからカリスマモデルという地位からデブという底辺に落ちてしまった私の物語だ。
この底辺から、私はカリスマモデルに返り咲いてやる。
如何に太りやすい体型になろうが私は負けない。
こんなことをした神に一泡吹かしてやる。
私という人物の意思の凄さを




