第一左遷艦隊に登場する国々
扶桑帝国 … 海という物理的制約のせいで長い事、国際社会から孤立していた諸島国家。資源に乏しく決して豊かとは言えないが、屈強な海軍力と皇帝を中心とした挙国一致体制で、アメリア、ウェスタ両大陸に負けない国を目指している。
地理的・文化的モデルは日本。
アメリア共和国 … 大陸に豊富に埋蔵された資源を求め、ウェスタ大陸から一攫千金を求める移民者で構成される多民族国家。資源と増え続ける人口による強大な軍事力を背景に一気に強国となり、様々な国々との軋轢が増えてきている。
地理的モデルはロシア・中国。
文化的モデルはアメリカ。
ドーチェン王国 … ウェスタ大陸にある小国ながら、工業力・技術力に優れた強国。扶桑帝国とは古くからの友好国・同盟国であり、両国の間には軍事留学体制が敷かれている。
地理的モデルはドイツ。
文化的モデルはドイツ及びイギリス。
アメリア諸島│(フェリピヌ連合国) … 事実上のアメリアの植民地である扶桑帝国とアメリア大陸の南に広がる言葉も風俗も異なる島々がアメリアによって便宜上、纏められた国。
扶桑帝国や他国はフェリピヌ連合国を国家として承認しておらず、アメリア諸島との呼称を使用している。チャーラ島は諸島の北端に位置しており、扶桑帝国は連合国(実質的にはアメリア共和国)との間で領有権問題を抱えている。
文化的・地理的モデルは南沙諸島。