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[オリジンファンタスティック7話/ドラゴニックなファンタジー]

セリは今,目の前に居る,異質な存在に焦って

居た。


「まさか,書き換えられた歴史を超越する思考を

持って居るとは,くくく,それで?」


「君を攻めようってんじゃあ無い,僕は君が

どれだけの力を持ってるのか,更に気になったよ!,ならば取引しよう」


「取引?」


「君が変えた歴史を開示されたく無いなら,僕の

依頼を受けてくれないか?」


「わざわざ弱みを握ってまでやる事かよ,それが,

まぁいいぞ」


セリは新たな依頼を受けようとしていた。


「連日ですまないね,このクエストが終了したら,

ギルドカードのランクをFから二段階引き上げ,

Cにしてやる」


「別に興味ないし要らん」


「まぁまぁいいじゃないか」


「これだから人間は好かない,論理で世界を縛り

つけやがって(まぁやってやる)」


「建前と逆になってるぞ!」


「あぁすまんすまん(うるせぇハゲ)」


「ハゲてねぇし,建前が普通ならなんでも

思って良いわけじゃないから!早く行け!

紙に書いてあるから!ほら」


「おっと,じゃあ行ってくる」


こうしてドラゴンを退治する依頼を受ける

セリで会った。


数十分の時を経て。


「ここか」


それは猛魔獣に分類される,家畜化出来ない

ドラゴンの退治で会った。


「,,,あれかな?」


「グガァァァ!弱き人間どもよ!我が力に

屈服し,朽ち果てよ!」


カキン!何か固い物がぶつかり合う音が空間に

響く。


「ふむ,単なるトカゲではない様だな,おい,

おまえら,逃げろ」


「はい!ありがとうございます!」


「我に剣を向けるのは誰だ」


「私の名前はセリ,貴様を倒す者だ!」


「我を倒す?ガァーハッハッハッハー!貴様ら

低次元生命体が!空想生理学実体であるこの

我を?笑わせるなぁ!」


「物理世界に依存しないプラトニックで,超

物質的実体と言う訳か,ふむふむ,なるほど」


「惑星の,物理側面のあらゆる論理上の可能世界の延長線上にある形而上学でも,我は惑星の

核を超越する上位者なり!」


「面白え翼トカゲだなぁ(日本では居なかった

よな,,,高次元で魔素があるから,魔素を媒介して

肉体を形成して居るのか?純粋に非物理的では

無い,それは奴の翼を羽ばたく際に草木が

揺れ動き,酸素の分子の脈動を感じる,ふむふむ,

興味深い生命体だな)」


「我をトカゲ呼ばわりかぁ!死にたい様だなぁ!」


「多次元が多様体であり,一次元多様体には,

一次元時空のあらゆるパターンの論理的に成立

する数学的時空間が内包されて,無限の理論から

取り出された永遠と連なる一次元時空の

様々な形式は, 幾何学図形的に物理的に

顕現して居る,二次元の多様体からしたら,

単なる劣化の下位互換に過ぎず,無限と積み重ねても絶対的に到達不可能な様に,二次元の無限の理論は永遠の拡張を超越した,高度性を持ち,

星の核はヒルベルト空間や核としての

カントールの集合はそれら全体の多様体を

星々は重ねて持って居る」


「はぁ!だからなんだと言うのだ!愚かなる

下賎でちっぽけな存在よ」


「それは全て様相いや,モーダル論理的な全体性に含まれる数学的可能世界だ,貴様はその既存数学を超えた拡張のモーダル論理では数学言わば

哲学的数学の存在で空想科学的実在エンティティだ」


「だから,なんだと言って居るだろうがぁ!


「延々と理屈責めして,屈服させてやろうかと

思ってな」


「クソ人間がぁぁぁぁ,我がファイアブレス

を喰らうが良い!」


次の瞬間,あたり一体が火の海に包まれる。


「ふむ,3万km,全方位の球上に熱気を発して居る,砂地が溶けてガラス化して居ると言う事は,

1700度以上の熱エネルギーを発するか(いや,

徐々にだが熱が高まって来ている?

1800,1900,3000,5000)」



「アガガガガー!ガガガ!アガガガガ!」


「火を吐きながらじゃ何言ってるかわかんねぇよ!」


「あたり一体を火の海に変えやがって(喉が

溶けてないのは何故だ?内蔵に秘密があるのか?

いや奴は魔素から構成されてるとしたら矛盾は

無いか)」


「てか長えよ!」


次の瞬間,セリは天高く上昇し足を頭に

叩きつける。


「ぐへぇ!」


「ふん,弱いな」


「何故物理攻撃に完全耐性のある我に!」


「は!,プラトニックで超物質的実在だからって,

既存物理的にダメージを与えられ無いとでも

思ったか?」


「当たりメェだろ!物理単体で形而上の存在に

触れてんじゃねぇよ!」


「ズタズタに引き裂いて裂けるチーズみたい

にしてやるよ,くそとかげ」


「なんだ避裂けるチーズって!」


「知らん!食った事ないから」


「オラァ!ドラゴンクロー!」


「おいおい,魔力濃度を高めた攻撃で引っ掻くだけか!幾つかの次元を横断縦断できる程度の

攻撃で,怪我でもダメージでも,与えられるとでも思い上がったか?」


「バカな!我は幾数千,数万の高次元をバラバラに

引き裂くんだぞ!」


「戦いでは無いそれはなんだ?風でも吹いて居るのかと,勘違いしてしまうほどぬるい攻撃だな」


「は?」


瞬間的に理解する,巨大な肉体,巨大な翼,そして

鋭く生え揃った牙,長い爪,鋭い眼光,あらゆる

全てが既存の人知を超越した空想上の無限性が,

それを持って生まれたのにも関わらず,今,

目の前に居る,正真正銘の化け物に,尿を

ぶち撒けて,小刻みに震えているのだ。


「震えるのを辞めろ!」


「ひぃ!」


「大地が揺れ動き,振動操作が面倒だ,馬鹿者」


「ははは!はははははははは!」


「狂ったか?翼トカゲ,まだ殺気すらだして無いぞ」


「まただ!また我は失うのだ!ならば良かろう!

真の我を見せてやる!」


「何⁉︎初っ端から第5ギアまで解放して居たんだがな,これ以上があるか,まぁいいこいよ」


「ふふひひひはぁーっはっはっは!我に喰われろ!」


「神龍ってやつか,人型に近づいたからと言って

何にな」


次の瞬間,セリの右肩から下が消える。


「は?」


「ははは!弱い!弱いな人間!か


「ほぉ,多少やる様だ,ギア8でやってやる!」


セリは回復魔法で瞬間まるで初めから切れてなかったが如く,既に腕はあり,殺気を発して居た。


その殺気は,ドラゴンに死の痛みを錯覚させて,

口はその恐怖を抑え込むために,歯がへし折れるほど,強く口を噛み締めて,血を滲ませて居た。


「!!!ははは,お見事,ここまでの感情操作,初めて

喰らった!」


「感情操作?殺気だよ,ただの魔力も微塵も無い」


「嘘をつくな!我は魔素から形成する,故にして

無機物と同様に感情を持たない,いや,密接には

感情操作を無効化する,それを単なる殺気だと?

ふざけるな!」


「はぁ?お前の主観的な現実で,ものを語るなよ?」


「あぁぁぁぁぁぁぁ!!!」


更なる殺気を放ち,質量で圧壊しそうになって

居た,瀕死で虫の息の竜は薄れゆく意識の中に

幻影を見て居た。


「我の竜生では,沢山の事があった「ラーガくん,またね!」そう,言ってくれた,大切な水竜の

ラミーちゃんも,「今日はラーちゃんの大好きな,

丸焼きのステーキよ!」なんて言って,毎日,

きさくに我と接してくれて,沢山の事を投げかけ,言ってくれた白銀のドラゴンエンプレス事

我が母君も,あぁもうお前の朝ごはんに肉を焼いてくれる龍族はいなかったな!とか,

お前を好いてくれた龍ちゃんはもうこの世に

居ないだとか,私の強さを妬んだくそトカゲ共に

奪い取られた,大切な皆,我を置いて人間に首 を取られた」


「私は強くなり過ぎたのだ,いつもそうだ,

我以外が壊されて行く」


「我に敵対する,その全てを我は根絶やしにして,全てを絶対な虚無に帰して来た,無さえ消え滅び,理屈や道理さえ塗り潰して,我は殺して来た,

永遠に再生も,復活も出来ない様に,根本的に

因果から消し飛ばしてなぁ!」


後押しされて一ピースがハマった様な

気がした。


「頑張れラーちゃん!」

「頑張ってねラーガくん!」

「頑張れよ好敵手/ライバル!」

「頑張れぇぇぇ〜相棒!」


ドラゴンラーガは,覚醒して居た。


「熊の親子を子を攻撃されるのと怒り狂うと

言う,それと同じ様なものか?理屈や道理を理解

しても,自然界と言う領域を超越して,社会や

文明と言う理不尽や不条理の無限連鎖を

喰らい潰す為にそれに反発する訳だな?いや

先程襲って居た事を見ると〜,,,(真理にこれが

あるだけで,動作が伴って無いだけか)」


「俺の大切なものへの,手向のレクイエムだ!この

世界を火で燃やし尽くしてそれを,花束として

送ろう」


「第三形態になりやがったかあのドラゴン」


「さっきまで,翼トカゲと言って居たがどうした?

恐怖したかね?」


「存在しない存在にさえも影響を与える,その

威圧感,凄いな,始祖の竜の原型,それに等しい

根源的エネルギーを実在化させた様な力

だからな,失礼はもうやめた」


「長い時を過ごして,久しくこの弱肉強食の

感覚を忘れて居た,その点ただただ狩るだけの

繰り返す行為とは違い,貴様は理性を取り戻して

くれた,故にその点は感謝しよう」


「人間,貴様の常識を覆してやるよ」


「摂理や常識など,壊すためにあるものだろう?

貴様のその無制限の力が,私からしたら,

単なる泡沫の夢に過ぎないと言う事を理解さ

せてやる!」


ギアを12に引き上げる。


「気でも狂ったか!人間!」


威圧感が増して行く。


「我の竜としての,力は,ファイナル,未来永劫に

強くなり続ける,深淵に向かい流れ続ける,

大海の渦とプレートの隙間の様になぁ!

想像に限界はなく不可能はない様に,可能世界上で,更に形而上的なレベルを上げ,定義を超越

論理的に覆し続けるのだぁぁぁ!」


「ははは!ならば見せてみろ!ドラゴンラーガ!」


「ははは!我は既に魔素と言う超物質的側面の

実在からも克服した,今我は概念そのものだ,

貴様の魔法を禁じる」


「魔法を禁止した程度で,俺が力を使えないと

思ったか?真の星の核,マントル領域の

0=1の論理を自らの心臓部に形成して

しまえば,無から有を無制限に生み出せて

しまうんだからなぁ」


「なに⁉︎」


論理体系と無限性,更に不可能な無限性,

無限性は全能性,セリの無限パワー増加と

言う力の自己進化性と概念的拡張性から,

自らの格は,更なる高みに到達して,絶対的な

無限大と言う0=1のパラドックス,つまりは,

無から有を生み出し,あらゆる命題を解決する

無限性を取得して居た。


「成長と同時に論理的に可能な全ての形式を

同星内の見えない平行世界として永遠に

創造し続ける回路設計が真なる永久機関

としてある,核的な永遠の無尽蔵である様に,

我は既に魔力を超越して能力を持って居る」


そこから,更に拡張された領域に到達する形而上

なドラゴンは,しかしと内心ほくそ笑んでいた。


「接続して力を受諾する,ではなく,自ら生成する

訳か,確かに貴様は既に超越して居そうだな,

だが我は,唯一無二!曖昧な全能の定義を克服

して,超全能のパラドックスと更に論理法則を

超越の問題を超えた,超無限性,貴様の力は,

私に絶対的に到達不能だ!」


「お前はさっきのこと忘れたのか?三途の川の

景色が綺麗すぎで,俺の物理拳が形而上の貴様に

亀裂を産んだ事をなぁ!」


「な⁉︎確かに(否定神学はつまりは限定や限界を持たない事を,万物の原因であって万物を超えているものは,非存在ではなく,生命なきもの

でもなく,理性なきものでもなく,知性なきものでもない,万物の原因であって万物を超えているものは,身体をもたず,姿ももたず,形ももたず,

質ももたず,量ももたない,それらを表現する為の無限の記述の超越である,それは階層を持ち,

既存の概念または拡張した形而上学的な

概念的論理,概念的に支配された定義下に

置き換えられて,定義や理解を超越した層の

存在となる訳だ,つまりはコイツは,我と同格かそれ以上なのか⁉︎)」


どうなってしまうんだ!

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