［オリジンファンタスティック6話/時空を超えて」
セリは,任意でギア7まで引き上げて時空に歪みを形成した。
「え,一体何をするの⁉︎」
惑星には無限を超えた数の計り知れない,まるで
鏡同士を合わせたように永遠と連なった同次元の物理定数の領域が霧のようで,その世界の
法則性では両方が認識不可能かつ干渉不可能な
形で連なって存在して居る事がわかった。
「ちょっと,未来変えてくる」
「,,,はぁぁぁぁ⁉︎」
セリは時空の亀裂から無理矢理多次元の世界に
侵入,そして意識は世界を俯瞰する,漂う,数十分ちょっと経った末,そして到達した
地に足を着ける。
「ここは,5次元世界,かな,寸法を尺度で測定して
っと,,,定量化で確認して,証明完了,よし,ここは5次元のオルドの側面で多分間違いは無い,,,
よな,さっきまで居た世界があれか」
「量子力学的に不確定で無限に離散する惑星は
確かにそうだが,過去と現在と未来,そして
過去の過去や未来の未来,,,それら永遠とある,
異なる現在が同時に因果的に連なっては居るがそれぞれが独立した時間軸に居るな」
フィクションのように,それら全体を目視して,
魔人の時間を見つけて,未来に持って帰る。
「う〜ん,親殺しのタイムパラドックス的な
無限に繰り返し誕生する様な側面は無く,
時間は無矛盾でクリアされて居るみたいだな,
仮説を立てて居たが,ふむふむ,まぁ矛盾が
あったら論理的に成立,,,っていけんいけん,
今はオルドだ」
「時間軸から選別して小さなものを見つけるのは難しいな,無限に小さな粒子からってのは,,,ん?これは?」
セリは過去にあった元々の歴史上の物語を
見て居た。
「超感覚器と言うのを持って居た,サイキッカーと呼ぶ超人類がいたんだ,遠くの物体を引き寄せたりまた弾いたり,浮かせてな,んで自分の体を翼も科学的な装置もなくぷかぷか浮いたんだと,んでそのサイキッカーってのは時代が進むにつれて徐々にだが増えて行ったんだ,人類の進化で
廃れた現代種の淘汰だとな」
「,,,魔法使いが主流になる前の人類の起源的な
歴史か?より発展した人類の器官って一番古い
文献の奴かな」
「次は,この場所だ!」
一番古い場所から徐々に未来にタイムポイントを動画を見るかのように指で操るとそこには
ある人物が居た。
「森で本を読み1人,,,魔人だなあれ,,,多分」
セリは下位次元に干渉してみる。
「関与を与える際には,ギアを指やら細かな部分から設定を下げてっと,調整がむずいな,よし」
こうしてセリは過去の世界に来て居た。
「おい,あんた!」
「⁉︎」
脱兎の如く魔人は逃げる。
だがしかし,無駄な事だ。
「あんた!何故私の目の前に!」
刹那,魔人が認識出来ない程の速さで目の前に
仁王立ちして居た。
「うっっっ」
「あ〜!ごめんごめん!酸素操作!」
「はぁっはぁっはぁっ」
「そりゃそうだ,150kgがマッハ224で動いたんだ,空間を満たす酸素は吹き飛ぶ,超低気圧
どころか爆大な真空空間の出来上がりだわ,
瞬間でシールドでソニックブームが当たる事を
防ぎはしたがあたり一体が更地だ」
「あんた!誰なんだ!」
「その前にちょっと待って,リターン!」
生命の息吹は戻り荒廃した辺り一体の更地は
自然豊かに戻る。
「まだ魔法は発展してないから,わからないだろうし,過去を変えてバタフライ効果を発生
なんて,嫌だ・か・ら〜簡単な事を言うが,
俺は未来から来た（魔人君は,ひっそり暮らして
居るらしいし大丈夫か）」
「本来は存在しない特別なルールが君の因子から
生まれた,君は根本的に因果を覆して,平行した
世界線で初めからいた様になった,違うか?」
「,,,何故僕が魔人だって」
「いやお前さんバレバレだよ,過激派の
聖星信徒に君が殺されるせいで魔獣が
人間に危害を加える,だから君を未来の
世界に持って帰る」
「僕が,僕が入れる場所は唯一この時空だけ
なんだ」
「はぁ?」
「僕の話を聞いてくれるかい」
「あぁ,幾らでも聞いてやるさ,だがその前に,
おいそこの,皮袋に肉と内臓を詰め込んだ人型の
人形,つまらない隠蔽魔法が俺に通ずるとでも
勘違いして居るのか?（ギアを高めたせいで
口調がまぁいっか,,,俺短絡的になってる?）」
「ちぃ,バレたか,私の名前は聖星信仰者,
タダノ・モブイだ!」
「複数人いる事を気づいてないと?
お前,自分の存在感を高めて他の21人に
隠蔽魔法を自分の分掛けて薄めてるの
知ってるからな」
「ち,おい皆んな!行くぞ!」
「あの魔力無しを殺すぞ!」
「うぉぉ!原初帰りの原点回帰者を殺せ!そいつ
ごとやるんだぁ!」
「雑種がぁ!我々とは違う混血種を根絶やしにしろ!」
「文献すら目を通さずに自らを純血であると
,甚だしい勘違いだなぁ,ギア3」
セリがパチンと指を鳴らす,すると辺り一体の
物体は共振,音の衝撃波が共鳴して,
周囲一帯,10万kmはあろう森全体のあらゆる
エンティティは弾け飛ぶ,ただ2人,セリと魔人
以外は。
「人間どもが矛盾してるとか,世界が無矛盾とか,
意味わからんは,まぁいっか,おい!魔人」
「あぁぁぁぁ」
「あぁあ,恐怖しちまってるよ,メンタルヒール,
っとあとは人間を除く特定して,リバース」
「,,,」
「落ち着いたか?」
「あぁ,それで」
「話な,ちゃんと聞いてやるが,何ぶん俺は,
森で話しをするのは不得意でね,確かに
過去に森で山菜を取りに行ったりは
したが,虫は食わなかったしゴキブリは
キモかった,だから,召喚!」
「召喚?」
その時,あたり一体はあまりにも強すぎる
魔力エネルギーで,物理法則に歪みを生もうと
して居た。
「何々なにぃ!!!デッカァァァァァ!」
「これに,隠蔽魔法をしてっと」
セリは魔法を媒介にして,巨大な天空城を
創り出して居た。
「う〜む,俺は肉体とか感覚だけにこの無限パワー増加が働くと思って居たが俺に関連した
全てに特性を活かせるのか,まぁいっか,
150万kmの浮かぶ大地だなこりゃ,一粒程度の
魔力くらいしか使って無いよな,まぁいっか」
「これに乗るの⁉︎てか天高くあり過ぎて
届かないよ!」
「テレポート」
「う」
「よし,俺もテレポート」
「ここは?」
「座標と位置を設定して,空間の位相を魔法で
幾何学的にエネルギーと粒子を動かしたんだ,
まぁこれは,結構初期の空間操作だよ,あ!
哲学的な事は安心して,魂の不変性や遺伝子的
構造についてしっかりと安全性を確立して居るから」
「えぇ?いや別にそう言う事じゃ」
「あぁごめん,全然無関係な事を,話しちゃったか,じゃあ,はいこれ,椅子とテーブルもついでに,
創造したから」
「じゃあ,失礼して」
「話て貰って良いかな」
「あぁ,わかったよ,ある日僕は,突然にして,
時空の連なる狭間の世界に僕は生まれたんだ,
その場所には,非自然言語的で形而上学的な
生命体しか居なかった」
「え?,,,え〜!!!おいオルドの野郎間違った
情報渡しやがって,渡航者は平行世界の
存在じゃねえのかよ!,,,（いやあってるのか?あくまでも渡れる存在が魔人族と言う総称で言われてるだけで,概念的矛盾は無いな,それに生まれは関係無いか?いやこいつ形而上学的って,
やべぇ色々わからなくなって来た）」
「,,,（魔人＝平行世界を渡れる存在の総称
だから平行世界を渡り歩いて居るから
魔人ではある＝魔人概念的に矛盾は無い,
魔人が人間だけだと定義されるわけじゃ無い
のか?やばい〜張り切り過ぎて記憶飛んでる,
楽観的に考え過ぎたギア上げすぎたからかぁ?）」
「難しい顔をしてるけど大丈夫?」
「うん,大丈夫,続けて」
「うん,で,星々の概念の中には,様々な
知能を持った知的生命体を産んだ,そして,
非自然言語で,一般的に考えて思考や想像が
可能な全てから,定義の枠組みを超えた論理的
スケールで,我々狭間の生命体は居るんだ」
「スケール観が急にでかい気が（ある程度は
知って居たが,,, 惑星が多様体であり,無限の
多次元が重なって居る,そしてそれは実際に
時空に歪みを作って試し実証した,一つ一つの
星には認識出来ないフィルターが存在し次元が違うだけで知的生命体が居るってのは確かに
知って居るが,,,）」
「私達は,それから超越的定義な我々は,想像を
拡張して,星々の概念は,事象として様々な
アイデアを投影して,無限の理論を構築させて,
異なる無限の法則の無限の理論とも連なり,
平行世界は最低限の次元でも,無矛盾で,
論理的に,形而上な我々の子供を定義して,
惑星に生んで行った,純粋な精神的な形で」
「精神的と言うと,イデアみたいな話しか?」
「まぁ,物理的に可能なあらゆる論理形式の空間,
想像可能な実在や数学や物理学的に可能な時空間を星は有する,世界を超越する形で,でも,
物理法則に内包される形で,星には,不可能な
存在は不可能ではない無矛盾な形で生まれて
行った」
「あぁ,それはある程度,星々の核には多次元的
多様体であり,時空連続性集合であってそれぞれ定数やらが異なる永遠の平行世界を含む惑星
全体がマントルから上手く保たれて,マントルの領域には自動的に論理の操作が可能で物理法則を超越して不可能を可能にして,星の周囲に論理的に可能な全ての世界と空間を構成して展開する形で,生まれて居た様だからな,まぁお前の
様な不可能でパラドックスを含む様な存在が
居ないかとも思い,時間から俯瞰してみたが
居なかったからなんとなくそうだろうと察して
は居た」
「君凄く感が良いね」
「あぁ,君と同じ概念?いや,似た様な分類に帰属
する訳だしな,星の中の一次元であらゆる
数学的に可能な構造の形式が全てあったりして,
芯となるマントルは0＝1をクリアして,
あらゆる命題を無矛盾で解決可能で,最低限の
一次元世界内で量子空間のヒルベルト空間やら永遠と連なる無限次元の階層が時や時空の連続性を超越する際に存在して居るのを5次元から見たからな,つまりはあれだ,お前だけ非自然言語から離脱できなかったそうだろう?」
「君はどれだけ異次元なんだ」
「アースに居た頃に,え〜と新聞だか新聞屋の
パソコンやらで見た,確か,テグマーク氏が
立てた,究極の集合の論理やらがあったな,
その中も,一次元世界となるんだからなぁ,
正直びっくりだよ,でも人類が言及可能な
全ての不可能性はマントルの絶対性を超越して
無限の層を星々に含めるはずで魔人の君以外の
定義を持たなかった筈の形而上学的な,言語の
生命体達が物理に顕現されたが,自身は星に
足をつけなかった,無限に永遠の時間
を重ねようとも,と言うところかな,仮説に
過ぎないが」
「本当に君は凄いね」
「だが,それには矛盾がある,なぜ君がここに居るかって話だ,だが自己解決した,具体的な例を
挙げるならば,あの白くて,もくもくして居る
ものはなんだ?と言う疑問のアイデアを投影
されるだろう?本来は必要なくただ生きてる
だけでは見ても疑問には思わないし,自然と
想像もしない,雲と言う自然言語で想像可能な
概念全体を超越した概念を考えて生み出した,
だからより具体的な実体を量子力学的に持った,
人は空を飛びたいと,天空を支配したいと,
物理法則に対抗する形で飛行機やヘリコプターと言う論理を創造した様に,それを支配下に
納めて,優位性を置き換えた」
「雲は最も想像可能に近い不可能な想像,
数学的に当てはめたら,ℵ1のそれは実体を
持つ為に自らのアイデアを渡した,それは
支配して天空から人間をフィクションとして
楽しむ為だったが,それは間違いであった」
「超限数帰納法の様な順序数を超越した構造は
置き換えて仕舞えば大気圏にさ到達しない,雲の支配下だ,雲が支配下になった時点で既に
ヒルベルト空間や多世界解釈も星が顕現して,
同時に論理を無限に異なったより高度の形式の論理空間や無限の拡張を終了したより高度
な論理空間が形成されて,一緒に知恵を回した,まぁ間接的に繋がって居るって言えばいいかな,到達不可能だが,いやこんな話はどうでも良い,論理的に可能な形式の中には公理的に成立する様に論理を操作された不可能性も可能全体の
集合に含まれて,行った」
「それさえ到達不可能な論理的矛盾で定義を
無限に超越した君は哲学内の形而上学を活用
した, 哲学的数学の論理空間は更に不可能な
実在であり形而上学的で巨大基数や集合論,
そして巨大公理的に絶対的な無限大の集合,
または0＝1のパラドックスでも解決出来ない命題であった君は,自身を理解する為に,様々な
アクションを行った」
「様々な劣化したアイデアを投影して,自身の
全体像を伝える間接的な無数のヒントを思考に
疑問として出すも,形而上学的に君が定義され
る事もなかった」
「あぁ,あれは本当に悔しかったね,なぜ僕を
気づいてくれないんだって,オールトの雲
違う違う,惑星に真の姿がある様に雲にも真
の姿があって僕はその場所に居たんだ」
「あぁ,つまりは,貴様は,完全に存在しない不在で完全な形而上と言う真理がお前だと言う事を
自らの意味を知覚したから,権能を得たと言うところだろう,自らの存在論的存在意義や意識的認識論の無数のパターンのアイデアを解消したんだろう,その真の雲の領域でね」
「,,,なんでもお見通しなんだね」
「そんな事は無い,だけど5次元の叡智の一旦が,
俺の頭に侵入したんだろうな,滅茶苦茶
頭が冴えて,過去には考えつかなかった形而上学
などが頭に浮かんできた,あとはギアで概念的に
各地した思考回路で仮説を立てたから
だろうな」
「,,,」
「この惑星に来たのはなぜなんだ?とも思ったが,
それ自体は多分偶々なんだろうな」
「ははは!言おうとして居た事は君に全て,
言われてしまった,じゃあ,次は君」
「俺は出会った時にも言ったが俺は貴様を
未来に連れ帰る」
「だから無理なんだよ,僕はこの時空に囚われた,
自身を理解して初めて到達したこの地で,論理に
閉ざされた法則の中出る方法を失った,平行世界を移動可能な異なる魔人は人間寄りだから論理
と理屈を超越して移動が出来ても,僕は魔獣
より,支配された雲と似た存在なんだ」
「原則論理的に絶対に過去が変えられ無いからと言って,私に過去と未来を改変出来ないと思ったか?」
ギアを10にまで上昇して,世界を睨み因果
を変える。
「一体全体何を言って」
次の瞬間,次元は引き裂ける。
「異なる可能性の離散から結末として実際に
起きた,起きてない,存在出来ない,存在しない
全ての側面にある事象と現在ある運命の未来を置き換えて,強制的に定められた運命をなかった事にする因果と運命を改変する魔法を眼だけで
やって見た」
「はぁぁぁぁぁ⁉︎??」
「例え論理的に絶対不可能だろうと,俺のする事は絶対にそれらに囚われない,真なる自由だ,
俺はな」
こうして,セリは世界を跨ぎ,5次元に到達して,
再度4次元の迷宮へ帰還する。
「未来は変わったかな?遠隔透視魔法」
「,,,テイムでも刷り込みでも無い,,,ふむふむ,
家畜化として共存して論理下に居る,つまり!」
セリは絶対不変で不可能な未来の改変を
成し遂げたのであった。
,,,そして,迷宮にて。
「オルド聞こえるか?（記憶が変わって居たりするのかな）」
ポロポロと涙の声と共に地上には雨が降って居た。
「天気予報と言う形で星の感情さえ論理の
下だろ?」
「雰囲気台無しだよ!」
「すまんすまん」
「,,,ありがとう,セリ」
「まぁなんとなくだけど,過去,現在,未来で
意思の残留は偏在してるんだろう?それでも
干渉できなかったのは論理下で権能が震えなかったからのはずだ」
「私には,私にはその時間を超えた動作を知覚
出来ても制御は出来ない,だからまず僕じゃ
根本的に不可能なんだよ」
「あぁ,それよりほらコイツ」
「あの〜すいません,彼に連れて来られた,
魔人のクルルって言います」
「あ,あの,私はオルドって言うわよ」
「オルドは多分だが,優越感の様なそれが,非自然言語のそれが,星に対する苛立ちとエントロピーの増長の不快感を上書きして居ただけに
過ぎんかったんじゃないか?」
「つまり,君は」
「（言わないでセリ!）」
「（俺に単体で通信,わかった言わないよ）」
「君は?」
「あぁ,すまないクルル,忘れてくれ」
「それで〜私は〜その〜」
「おいオルドよ,君が彼を管理してくれよ」
「うん!ありがとう!」
こうして,セリは任務を完了して,ギルドマスターと応対室で話す。
「それで,セリ君,記憶の迷宮はどうだったかな?
あぁ,ダンジョンには怪物は居ないし宝箱は無い,そして4層まであり,幻覚を見せる構造
だった」
「なるほど,トラップタイプか,地上に居る
獰猛な魔獣もあの地域付近じゃ少ないし,
怪物もいないんじゃなぁ,Cランクダンジョン
かな」
「あぁ,大体それくらいだろ（獰猛な魔獣?,,,
まぁアースでも,熊や狼は居たし）
「熊や狼って?」
「あぁ熊や狼ってのは,,,あれ口に出して
無いよな?お前!」
「あぁ,すまんすまん,心を見る魔眼/メンタル・ルッキングアヘッドのせいで見たくなくても
見えちゃうんだよ」
「それで,君はこの世界の人間か?」
「,,,任意だろ?答える義理も義務も無い」
「ははは!そうだよね〜,ならさ,信用を得る為に,秘密,教えちゃうぞ,僕の脳内は時空間魔法で
保護してあるから基本的に次元操作やらの
影響は受け付けないんだよ,つまり僕は家畜化,
される前のモデルの魔獣を覚えて居る」
「記憶そ,」
「無駄,絶対記憶で改変出来ないから」
「ちぃ」
ギルドマスターは一体全体どんな存在なんだ!
