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[オリジンファンタスティック4話/死を超えた先の未来」

死んだら終わりではない,その先の全ての

魔獣生のあらゆる全て,魂を捧げて,未来永劫,

輪廻転生した先も,子々孫々の全てを呪いの闇

に落としてでも,今現在に正真正銘の全力を

注ぐ,そんな禁忌があの盃には込められて居た。


「破滅的な覚悟を受け入れて,僕ももう一段階だけギアを上げて,遊んであげよう!」


最終決戦が今始まろうとして居た。 


「グガァァァァァァ!」


戦いの火蓋を切ったのはオーガだ!


「ハァァァ!,アトミックブラストー!」


「なぁ!」


次の瞬間,あたり一体の樹々や山々が吹き飛ぶ。


「ぬぉ⁉︎」


「ははは!だが竜巻を使って居たあの頃より,

威力は上がれと戦略としては,」


「オラァ!」


「な!(煙の中からオーガ⁉︎)」


オーガの拳が脇腹に直撃する。


「うっ,チィ!(あの距離から接近だと?考えられる

としたら,魔法を放ってから後隙を潰して,

最短ルートで,いやでも放って壁にぶつかるまで動きを見せてなかった,すると,いや三段階

上昇した感覚的パワー増加をしても,聞こえたり

しないしぃ)」


「グガァァァ!」


「チィ,考える隙さえ無いか」


「グギアァァ!」


「(多分だが,あいつ,魔素と一時的に分解した

身体を動かしてやがるのか?いやバカすぎる,

そんな事したら肉体を再構築する際に

バラバラになりかねない,いや今のやつなら

ありうるのか?)」


呪いと言う逆境さえ力に変換して,事実上オーガ

は今,指数関数的爆破的速度で無限に強引な

進化を繰り返して居た。


「くたばれぇ!」


「チィ!(相対性理論的に,光速に近づくに

つれて質量は無限大に近づくはず,だが,

ソニックブームの様な現象さえ起きない,

ブラックホールやガンマ線バーストさえ

発生させかねんのに)」


「アトミックブラストー!」


「まるで棒有名SF怪獣のビーム光線みたいに魔法を発動しやがって!(つまりこいつぁ!一時的に肉体を粒子化して光の速度で移動しているのか!)」


「オラァ!」


「グハァ!」


「1度やった事が2度俺に通用するわけねぇ

だろ!」


「これで最後にしてやる!」


「あぁぁぁぁ!それは私の台詞だぁ!」


次の瞬間更に次元が引き上がる!


「貴様のバトルフェーズは終了だぁ!

スマシャーガントレット!!!」


「ガンマ・ツァーリ・ボン・バー!」


二つの巨大な力はぶつかり合い,特異点は

時空に軽く歪みを生むほどの特大重力を

生み出し,その影響からか,1時間ほど余力で,

周辺の半径約80000kmもある増長した緋色の森全体の時間を完全に停止させて居た。


,,,そして。


「はぁはぁはぁ」


「,,,」


「(一族全ての呪いごと地獄に引き摺り下ろす気か,,,)もし貴様が,逃げおうせて,万歳な準備を

して挑んできて居たら第四ギヤも解放して居たかもしれない,一般常識的に貴様は強かった,

だって最初,私は貴様を単なる脳筋の凡夫だと

思ってた,お前は強かったよ,転生して初めての戦いがお前でよかったぞ強者」


「見事!天晴れであったぞツワモノのニンゲン!」


そう,デカデカと発するや否や,身体が

無に還った。


「さぁてと,じゃあゴブリンを5体,ぶっ倒しに

行くか!」


時間の停止した森の中で静寂を楽しみながら

動きを静止した緑の小人の胴と頭を切り離し,

耳を切る,繰り返して,5匹討伐して無事に

クエストを終了させた。


「はい,報酬ね,あとあんた,他の初級冒険者が

話して居たよ,緋色の森の領域主である,

ゴブリン亜種であるアースを倒したんだって?」


「アースって言うんですか?」


「あんた知らないのかい?まぁ良い,魔核や

耳なんかの素材はあるかい?」


「いや肉体は無に還った,だけどこの銀色の

髑髏が刻まれた皿は」


「これは⁉︎王宮の宝庫に移送中に緋色の森の

軍団に奪われた魂の杯⁉︎あんたお手柄だよ!」


「そうなんですか?」


「あぁ!これは第A級冒険者パーティである,

白鐘の生列と言うパーティがダンジョンに

潜って会得した,準特級に値するアイテムだよ」


「へ,へ〜」


「あのアイテム集め以外趣味がない王様だ,

ギルド直輸入してあんたの名前を聴いたら

直ぐにでもあんたを招集するだろうね」


「そんな事言ってどこで聞かれてるか分からない

ニャよ?バルさん」


「事実じゃないか」


「あぁ,じゃあ僕の名前は出さないで貰って

良いですか?」


「え?ニャ」

「え?」


「,,,えぇぇぇ⁉︎」


「あんた良いのかい?報酬やらランクを

段階超えで上げてもらえるかもしれないって

のに」


「いいんです」


「わかったよ,ならほらギルドカード貸しな」


「はい」


「パパパットな,よしほれ」


「はい,,,え!EからFにランクアップですか!」


「ギルマスには上手いこと伝えといてやる」


「ファ!ありがとうございます!」


「今ファって言ったニャ⁉︎ははは!驚き過ぎにゃぁ」


「へへへ」


「あ,あと聞きたいことがありまして〜,,,」


こうして,セリはギルドカードを取りなんと

初日にランクアップさせて見せ,期待の

ルーキーとして名を上げるのだった。


「ふぅ,気になって居たんだ,この世界がなん

と言う名前で呼ばれているんだ,,,」


セリはギルドの受付嬢に図書館なる場所を

聞いてみたところ,デュエスタンと呼ばれる

図書館がある事を聞いて行ってみる事に。


「ふむふむ,なるほど,これは興味深い」


セリが調べてみると,なんと,前の地球の寸法で測れないのほど,この世界は大規模な構造に

なって居る事がわかった。


「ふむふむ,地球に似た構造と太陽系?に類似した

体系みたいだな」


「この異世界の,科学に魔法の法則性が,

導入されて居る,理由を知りたいと思ったが,

ふむふむ,まぁ当たり前だしな,魔法基礎としか,

うん?は!これは!」


ある文献を見つけたセリはその文献を参照

しながら,仮説を立てて見てメモに纏める。


「高次元の広さが,低次元の寸法では,ふむふむ

だからか,4次元空間だからで3次元空間の

日本の地球と同じだったらそこまで大規模

では無いのか,ふむふむ」


セリは結論を出した。


「この世界は確かに多元宇宙論に置いての

平行世界理論と同様に異なる時空間だ,だが

しかし,これは高次元の論理から成り立つ世界

みたいだな」


そう,セリは四次元空間の時空の世界に

転生して居たのだ。


「そして世界の名前はオルドと名付けた,

前に居た地球の時空はアースとした」


「そして,時空がより巨大な事がわかったなぁ,

なんだよ時空は,てか惑星周囲から既に俺が

想像して居た何兆倍もスケールがスゲー

じゃねえか!」


時空や世界について知るたびに,セリは

ワクワクして居た。


「時空と高次元の時空は多重化して,一つに

連結して居ると言う事がわかった」


「重力と言うのが偏在して流れ出て居ると,言う

理論は正しくて,あの著しく弱い重力である

理由は,1,2.3と更に無数の数えきれないほどの

数の多次元の時空連続体を繋いで居るからだっ

てのが,地球にあった仮説的な話が魔素を

媒介して実証された事が論文として残って居る

のは,非常にありがたい事だが,これ以外はまだ

未研究だなぁ,,,まぁいっか!」


色々と疑問が解消されたセリは図書館を出て,

家に帰って居た。


「うわぁ,空も相当に真っ暗だなぁ」


家に帰る。


「みんな流石に寝て居るかな」


ガチャっとドアを開ける。


「おかえりなさい」


「え⁉︎なんで」


「なんでって,ご飯まだ食べてないでしょ?

ほら,あっためてあるから早く上がって

上がって」


,,,セリは涙を溢していた。


「セリ⁉︎どこか痛いの⁉︎」


「いや,お母さんなんでもない」


その暖かな心が,日本にいた頃の母を投影して,

ただただ重ね合わせて居たのだった。


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