表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/16

[オリジンファンタスティック2話/聖星宗教国家シチフクノジン]

花形が異世界に転生してから約3ヶ月の月日が

流れた。


「セリが!わぁ見てセルゲイ!立った!立ったわよ!」


「本当かジュリアナ!凄いぞセリ!」


異世界で,花形の名前は,ロベルト・カイリオン・ヴォルグ・セリと言う名前を与えられて

居た,ここ異世界で僕事,花形門天は,代々強い

剣人を輩出する名家,ロベルト・カイリオン・ヴォルグの家系の長男として転生しました。


現在のこの公爵家の当頭であるのは,8代目の

男,歴代最強の剣人として名を雷鳴が如く

国中に響き渡らせし英雄であるロベルト・カイリオン・ヴォルグ・セルゲイが今の僕の父。


母親は元々は侯爵家の令嬢だったが,こちらに

嫁いで来た,元の苗字はまだ知らない,っと

そんなこんなで。


「セリ〜,はい,あ〜ん」


「バブ(異世界版離乳食,はちみつやらの

赤ちゃんに危ない成分は入って居ない様だから,

食文化も日本か外国位には発展して居ると

思う)」


「はい偉いでちゅね〜はいもう一口」


「バブバブ(う〜ん,日本にいた頃はこんなに

ゆっくりして居た感じは無かった,だからか

頭が冴えて普段は自然に考えない様な

考えつかない様な事が浮かぶ,食事に毒が

入ってるかなんて今まで考えないで腹を

下して居たし)」


こうして花形もとい,セリは,幼年期から成長,

そして生き少年期に突入する。


「これからセリには,剣術の指南をして行くぞ」


「はい父上!」


「バブ(頑張ってお兄ちゃん!)」


「あぁ任せてくれ!」


4歳になる前に家で妹が誕生して居て今は

1歳と数ヶ月である。


「いいぞ!しっかりと腰を力みすぎず,重心移動も

出来て居る,流石私の息子だ,初めからここまで

動きや型が完成しているからなぁ,う〜ん

どうしたものか」


「貴方,秘技の魔剣術を伝授して上げたら」


「5歳には早すぎる,まだ修行があまりにも

足りぬ,肉体は異常なほど早く成長して今や,

198cm,私の一回りした位だ,だがあまりに

もまだ幼い」


「お父さん」


「貴方」


「あぁ!もうわかったよ!教えるが厳しくするからな!覚悟して居るんだぞ!」


「はい!」


こうしてセリは新たな剣技術を学ぶのであった。


「これはな,魔法を魔術として剣技に術式を組み込む高等級の剣技術の基礎的な常時発揮

させるスキルだ」


「これは一般階級じゃ手に入らない一般的に

秘術と呼ばれる分類の技の一つだ,そして

これは魔力を知覚するところから始まる」


「魔力を知覚?」


「あぁ,魔力を知覚する,魔力は親族を媒介として

血液中を流れる魔素って成分を操る事から

始まる,伝説上で魔法使いが体が弱い見たいな

見方をされて居るがあれは全くの嘘,極限の

身体操作が出来るほど,それこそ自身の感覚操作

をだな,単純な身体機能で行えるほど

強くなければならない」


「まぁちょい違法なグレーな魔法使いは居る,

体をメスで切り開いて直接マナに変換する様な奴らだ,あいつらは国家で資格を取る必要性が

あるが,基本的に魔法は自由だ,魔法が自由に

使えるなんて甘い話は無いって事だな」


「(戦国時代の僧侶がムキムキだったみたいな

事なのかな)はい頑張ります!」


「あなた,それは一般家系しかも昔の話でしょ?」


「血族の最適化の話は悪魔の優位性理論は

あまりこのまん,倫理的に反して居ると

思う,だが一応話しておくか」


「へ?」


「なら,座学を学ばせなければな,執事の

セバスチャンに任せよう」


セリは剣術から勉強にチェンジした。


「セリ様,依頼されましたセバスです」


「様なんか辞めてくれ,今は対等なはずだ」


「なんとお優しい,ならばせめて坊ちゃんと」


「う〜んまぁじゃあそれで,,,あ!じゃ殿下が良い」


「はい,分かりましたよ,殿下」


「ではまず,魔法基礎から始めましょう」


「あぁ頼む」


「まず,大気中には科学的に解明されて

行きました,それにより大気中には酸素,窒素

,二酸化炭素のほかに魔素と呼ばれる,

化学式がM₄C₁₂でわかる様に,炭素と結びついて居ます」


「人間はこの酸素を肺と言うミトコンドリアと

言う細胞が科学的に複雑な量子力学的な

プロセスを踏んで身体に,この魔素を酸素と

一緒に体内に吸収されて血液中を漂います」


「はい!セバス!質問があります」


「なんですか殿下」


「魔法を使うにはマナを使うんじゃ?魔素とは?」


「良い質問です,魔素を体内に循環させて,魔素を

一定量具体的には子供は2回の深呼吸分

成人男性は半呼吸程度吸うと,マナとして

魔素が凝固して,体内に魔法を使うための

魔力/マナを溜め込む様になります」


「ふむふむ」


「親族の右心房と左心房の周りにゼリー状の

固形の構造が形成され始めます」


「ふむふむ」


「この構造はある一定ラインまで成長すると

成長は止まります,医療行為は必要なくて,

この魔力貯臓器は魔素を吸うだけで無限に

回復します,基本的には壊れませんが」


「マナに変換した後からが重要です」


「ふむふむ」


「魔法を使うには,2パターンあります,一つ目は

間接的にマナを消費するタイプのシンボルマークパターン,魔法陣に術式を書き込んで,詠唱と

言うパスワードを必要にします。」


「ふむふむ(滅茶苦茶ファンタジーじゃないか)」


「もう一つは難しいですが,2パターン目は

無詠唱魔法のタイプのスピリチュアルパターン,

これはマナを直接感覚的に扱う必要性があり

無意識的にこれを出来る素質を稀に持った,

魔法使いも産まれますが,それは賢者と呼ばれて

王宮魔導士として雇われます」


「ふむふむ(政府的な武力は魔法中心なのかな)」


「その顔,多分魔法が武力として使われて居ると

思ってますね?」


「なぁ⁉︎口に出て居たか?」


「いいえ,顔に書いて居ました,なら豆知識程度に,

科学兵器や武装って言うのは,制作のコストや

誰でも扱えてしまう反面,魔法は誰でもが

使える訳では無い為,魔力を中心に考えられて

居ますよ」


「なら,何故我々の様な剣士の一族が居るんだ?」


「剣士は剣士でも剣人はまた違いますよ,殿下,

剣人は賢者同様に才能を持った一族,剣に優れる様に調整された血統因子,まぁ詳しく話して

しまうと,あまりにも非人道的なので,省きますが,剣人は賢者同様と覚えておくことをおすすめ

します」


「はい!」


「続いて,魔力基礎編二,魔力の使用量に比例して,発動するエネルギーや運動量と範囲や効果が

作用する影響範囲が向上します,これは

魔法則の人工法則の理論である,魔力運動の法則である魔力の使用量に比例して,発動するエネルギー,運動量,範囲や効果が向上すると言う研究結果に基づいて居ます」


「他にも物理の自然法則と対になる,人工法則はあります,魔素の保存の法則 /魔法のエネルギー保存則である,魔素は創造されることなく消失もしない,どこかで消費されるとき,必ずどこかで補充されなければならない,なども有名ですね,

魔素は無限にありますがきっちり一定ライン

まで保たれて,世界中を循環して居るって言う

ものです」


「マナを結晶化させる事で実際に火や水などに

状態を変化させて,マナを魔法として変換する,

これを自在に扱えるならば,万能ですね」


「家事に使うんですか?」


「バレましたかな?」


「あははははは」

「あははははは」


「非科学的元素または第五状態の物資状態を

作り出すことも出来ますよ,自然法則を

人工法則の理論で拡張して居る様なもの

ですね」


「すっご!,じゃあなんかお菓子元素を作れたり,

幽霊みたいな状態の物質を作れたり?」


「出来ますよ,私は魔法高校の様々な学科で

勉学を学びましたが,マイナスの質量を

生み出したり,反重力フィールドを体験

したりもしました」


「反重力?ってあるんじゃ無いんですか?

無重力とは違うんですか?」


「反重力は計算に組み込まれて飛行機が

発展したりしましたが,現在組み込まれて居ない

それはたまたま人工法則を組み込んで拡張した

だけだと気づかれて反重力は人工法則に

分類されました」


「へ〜」


「我々は成長すると魔力の変換を自動化して行く

様に量子力学的な機能は更に強化されます,

ゼリー状の奴です」


「ふむふむ,」


「魔力過多になると暴走してしまうってのは

知っていますか?」


「無尽蔵じゃ無いのですか?」


「現在は血統因子で魔力貯臓器が異空間に

繋がる様に接続されました,さて魔力基礎は

大体説明しましたので過去の歴史も少しだけ

おまけで,魔力暴走による終末論が語られて

居た時代がありました」


「その時代は,丁度戦争が終わる時期でした,

反聖星宗教と言う謎の信仰宗教が誕生して,

七難神信仰と言うね,それで,その七難神は

戦乱,疫病,貧乏,災害,絶望など悪神を祀って

居ました」


「自分達が正義であると主張した奴らは,

政府側に内戦を仕掛けました,ですが,奴らは

制圧されて,収監されました,尋問が行われて,

奴らの幹部や上級役所の団体員以外は全て

献金用の金蔓にするために洗脳されて

居たことが分かり,そいつらは三年の収監で

幹部や教祖は無期懲役が執行されました」


「ふむふむ(この世界にも裁判制度があるんだ,

てっきりその場で打首とかなのかと思って居たが,魔女裁判って魔女は居るのか,なら

一般人裁判か?一般人裁判したりしてんのかと 思って居たわ)」


「お〜いセバスよ,座学は終わったか?」


「はい,最初は魔法基礎と基礎2の教材を

終わらせました,復習はしっかりして下さいね,

魔法学の応用は次回やります」


「おおまさかそこまで進むとは,てっきり基礎2までまだ言ってないかと」


「歴史や豆知識などもついでに教えたんですが,

覚えが早くて,授業もしやすかったですよ」


「まぁ私の息子だしな」


「じゃあ実践訓練と移るか!」


「あ,な,た♪」


「ひ,じゅ,ジュリアナ,どうしたんだい愛しの

マイハニー」


「もう夜遅いですよね?まだ5歳児ですよ」


「私が5歳の頃は深夜2時まで修行させられて

いたんだ!大丈夫だ私の息子なら」


「セリの体調を気遣ってあげて下さい!

昔の時代とは違うんですから!」


「わかったよ」


こうしてセリは自室に戻り,身体を水タオルで

拭き,ベッドに潜り込む。


「あぁ飯食ってねぇや,まぁ腹減ってないし

いっか」


こうしてまた,1日1日をセリは過ごすの

であった。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ