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外来種駆除について

作者: コウチマン

昨今ブラックバス、ブルーギルを初めとして外来生物問題が騒がれている。これらの駆除する運動も高まっている。


外来種と言っても実に多様な生物がいて1つのケースに全てを当てはめる事は出来ない。だから全ての外来種に対して駆除と言う対象は妥当ではないだろう。


在来種の餌となったりして在来種をより繁栄させる事もあるだろうし、ある在来種に利する一方で、ある在来種には有害であったり、完全に空白だったニッチを占有して全ての在来種を圧迫する外来種もいたり様々なケースがある訳で自然界は複雑であり中々短絡的に断定出来ないが、たしかに基本的には人間を含め、全ての動物が他の生物の命を奪わなければ生きていけない訳であるから外来種がいるよりはいない方が在来種が増える余地は増すと言うパターンは多いだろう。


しかし幾ら駆除しようがアメリカザリガニやジャンボタニシ、アカミミガメやアライグマといった外来種を根絶する事も又不可能な事である。ある程度数を減らすにしても駆除では焼石に水、無駄な殺生でしかない。


そもそもこれら外来種が増殖した根本的原因は帰化した場所の環境が外来種にとって適していて在来種には適していないからである。


それは希少なケースである。何故なら在来種と言うのは何万年もその土地の環境に適応し進化した動物な訳でたかたが数百年、数千年程度昔に異国から連れてこられた生物との生存競争に対して多くの場合有利な位置にいるからだ。


その均衡を崩したのは他でもない我々の人間による自然破壊だ。

外来種問題をよく知れば大半の外来種は人間により自然が撹乱された2次的な自然環境で繁栄している事がわかるだろう。彼等の多くは我々人間の横暴により在来種が少なくなった空白のニッチに入り込んでいるに過ぎない。


例をあげれば渓流にイシガメは多いがアカミミガメは殆どいない。田んぼのアメリカザリガニを駆除してもニホンザリガニが田んぼに住める様になる訳ではない。


外来種問題に対して駆除と言う手段は閉鎖された環境ならまだしも、多くの場合手遅れだ。


もっと直ぐに在来種の為に効果がある方法はネオニコチノイドの規制とかいくらでもある。


ドブからアカミミガメを駆除するのは自然保護活動ではない。ドブを清流に変える事が自然保護である。

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