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第一歩

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 気が付けば、暗い廊下にいた。暗い色のフローリングに、白塗りの壁。そこに妙な装飾が施された窓が等間隔で存在する。西洋の古い屋敷の廊下のように見えた。

 廊下の先は闇が広がっていて何も見えない。後ろを振り返っても、同じ。

 何もない平地になっても、イバラになっても、どれだけ変化しても歩いて来たんだ。これからも大丈夫。


 ワクワクや不安のような感情は特に感じられなかった。


 ふと、自分の周りだけがオレンジ色に明るく照らされたと思ったら、足下に一つのランタンがあった。スニーカーを履いた足が強く照らされている。手に取って顔の前に持ってくると、ランタンの中では一本のロウソクがオレンジ色の火を灯していた。


 ランタンの明かりを使って周りの様子をよく観察してみる。


 特に変わったところは見られなかった。


「……進もう」


 戻る選択はなかった。

 読んでくれてありがとうございます

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― 新着の感想 ―
[一言] 変なランタン使うなよ。
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