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Sランクギルドを追放された魔導士、田舎でスローライフもくろむ・・・が?!  作者: 士口 十介
王国動乱

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動乱の始まり

カイ達が白竜と会っていた頃、リヒトファラス王国、王都から遠く離れたスコルナ領。


以前は広大な森であったその場所は大きく切り開かれ、広大な更地になっていた。


「リュファス様。

小型の走空車(グエル)30台。

大型の走空車5台全て揃っております。」


別荘のバルコニーから見渡せるその広場には何台もの走空車(グエル)が並べられていた。


中には二十メートルを超える物、飛行船(レヴィキア)と言われる物の姿もある。


その周りでは出撃を待つ兵士たちが整列していた。



「壮観だな。

メルケル、大儀である。」


「はっ!」


リュファスは立ち上がるとバルコニーの前に進み出た。


「諸君!時は来た!!」


リュファスの声は遠くの兵士にも聞こえる様に呪文で強化されている様だ。


「今日より我らはリヒトファラス王国より独立しスコルナ国となる。

リヒトファラスはもはや肥え太った豚でしかない!!

誇り高き我々は狼である!

豚共とは相いれない誇り高き孤高の存在なのだ!

その狼たる我らが怠惰な豚共を駆逐するのである!!」


オー!ウォー!!


広場中の兵士たちの声が轟く。


「目標、国境の町“ゲインシュタッド”

全員出撃せよ!!」


リュファスの号令の元、兵士たちが次々と走空車(グエル)に乗り込み飛び立って行く。



その一団を見上げながらリュファスが呟く。


「さて、ゲームを始めようか・・・。」

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