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小さな想い  作者: ちくわ。
6/20

12「頼ってもいいんだからね」

11と対立した作品です。

12「頼ってもいいんだからね」



怖かった あなたを失うことが


いつも私に


笑顔を見せてくれるあなた



逆に笑顔しか見せてくれないあなた



本当は辛いはずなのに


すべてうまく隠して


私には話してくれないのね


大切だと思っていたのは


私だけなのかしら



楽しかったあの頃へ帰りたいわ


何も知らなかったあの頃へ


いいえ わたしは今も知らないわ


あなたは


私には内緒にするからね



ねえ 私の言葉は


あなたに届いた?



「もっと頼っていいんだからね」



私に頼ってほしいのも


あるけれど


本当はあなたの


すぐにいなくなるあなたの


足枷になるように


1人で背負わなくてもいいように


送ったのよ



もしもあなたが


自分を責めていたら


1人で泣いていたら


私は絶対


あなたの横に行く



何も言えないけれど


それでもそばにいるから



あなたは強い


でもちょっぴり弱い


足りない分は私が支えるから



今は甘えて良いの


泣いても良いの



少しずつでいいから


私を


頼ってもいいんだからね

閲覧いただきありがとうございました。

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