あの時の言葉
1話で話がグダグダで終わってしまった…
2話はあのとき姫に言われた言葉をー
俺リン・シャオンは20歳のクルセルク城の兵士である。
父が兵士だったので憧れて、自分も兵士になることを決めた。
だけど、父は俺が12歳の時、戦争でしんだ。
それまで母が俺を育ててくれた。20歳になり、俺は兵士になることが出来た。
そして俺は兵士になって父さんみたいな立派な兵士になると思っていた。
この城での兵士たちは、主に剣の訓練をしている。
クラスに分かれ、そのクラスの中の人たちと戦うのである。
だけど、ある日…
訓練に残って、俺が剣の素振りをしているときだった。
近くにある木の下から誰かが出てきた。
「誰だ…こんな時間に…」
その時現れたのが、レーナ姫だった。
「何やってんの?兵士さん…」
「え…姫様?また抜け出してきたのですか?」
レーナ姫は退屈な城から抜け出すことがあるのである。
こうやって抜け出してきて会うのは初めてだったが。
だが、彼女は俺に突然言葉をかけてきた。
「あなたの父親って知ってる?」
「なにを言っているんですか。早く姫様は帰ってください…」
「戦争で死んじゃったんでしょ?全くバカだよね…なんで戦争に行って死んでくるのかしら…」
その言葉をきいたとき、俺は自分の持っていた剣を姫に投げつけた。
だが、姫はそれをかわす。木の剣はそのまま木に刺さっていった。
「何怒ってるのよ。私は事実を言っただけ…それだけでしょ?」
俺は何よりも父親を侮辱されたのか気にくわなかった。
だが彼女は言葉を続ける。
「それにあなただってどうせ死ぬんだし…」
「だったら、てめぇと俺、どっちが強いかはっきりさせてやるよ!!」
□
「しょ、処刑!?ふざけんな!!!」
俺はレーナの肩をつかみながら言う。
「私は一応姫様なんだからいいでしょ…あなたがケンカしてきたんだし…」
「だからってふざけんな!!!お前が俺の父親を侮辱するから!!!」
「リン、落ちついて!姫様に逆らったら…」
「うるせぇナビ!!俺はこのクソッタレ姫がうぜぇんだよ!!」
俺はナビをどかして、レーナを殴ろうとした。
だが俺の拳は彼女の目で止まった。
ドカッ!!!と音がなり、俺は倒れた。
□
目が覚めると俺はベットで寝ていた。
起き上がると、すぐに牢獄だと分かった。
部屋の上の窓からはまぶしい光が俺を照らしていた。
「く…あぶしい…」
すると、牢獄の外から誰かが入ってくる。
エノールだった。昨日、俺はエノールによって気絶させられ、ここに運ばれてきたらしい。
同時に睡眠薬も飲まされ、朝まで眠っていたのだった。
「リン…これは仕方ないことなんだ…お前は処刑される。」
俺はもう諦めていた。
姫に手をだしたら、自分がどうなることぐらい。
□
俺は処刑台で十字架に立てられていた。
城の全員が俺を見上げていた。
両手と両足は紐でしっかり結ばれて、俺はもう動くことは出来なかった。
カツンと音をたてながら、槍を持った兵士が俺の所にきて、処刑の準備をする。
そして俺に最後の言葉をかけた。
「何か言い残すことは?」
俺は目をつぶり、静かに答える。
「姫を呼んでくれ。」
兵士が合図を送って、姫を呼んでくれを合図した。
そのある、姫は王の座っているところに駆けつけた。
俺は死んだとしても絶対に許さない。
俺の魂が消えないかぎり、俺は死なない。
そして俺は姫にこういう。
「絶対、ゆるさねぇからなぁ!!!!!!!」
そして、兵士の槍が俺の体を貫く。
そして、これが破滅の道に歩むことを…
一人の少女にかかることになる…。
後半からめちゃくちゃになってきた…
次回はこれとは全く違うお話…