姫と俺
新しい小説を書き始めるのにこの小説です!
物語の内容は…まだですが、楽しんでいただければありがたいです。
「おらぁ!うりゃ!」
激しい鉄の音が鳴り響く。俺の目の前に彼女の長い青い髪が輝く。
まわりにいた奴らが歓声をあげる。
俺は黒い刃の長剣で相手の刺剣を払う。
だが彼女は普通は突いて攻撃する剣を叩くように斬りつける。
後ろに下がりながら剣を構えて、次の攻撃に備えた。
とっさに俺はガードして、なんとかその一撃を防いだ。
ニ、三歩下がりながら、俺は右手で剣を構える。
これは実戦だ。木の剣なんかでやるものなんじゃない。
本当に体が斬れる。命をかけているかのような戦いなのである。
彼女はレイピアを突きたてる。
どうやら終わらせる気だと俺は思いながら、俺も剣を突きたてる。
沈黙が続き、俺は足を動かして、剣を向ける。
彼女も剣を突きたてて俺の顔に向かってくる。だが俺はその突きの攻撃をギリギリでかわす。
勝ったのは「俺」だった
俺の剣は彼女の首元にあった。彼女は後ろに下がり、剣を鞘にしまう。
「私の負けね…」
彼女は長い青の髪を揺らしながら後ろを向いて歩き出す。
同時に俺は自分の目の下に傷がついている事に気づいた。
血は流れていたが、痛みじたいはあまり感じなかった。
すると青い髪の彼女が俺の方を振り向く。
「私も確かにあなたには失礼なことを言ったわ。でもね、これだけは言わせて。あんたたちが思っているよりも苦しんでいるのは私。」
そして彼女は俺のところを後にして出て行った。
□
あの後、俺はシャワールームで体を洗っていた。
すると一人のごつい体をした男が入ってきた。
「しっかしお前、勝負挑むとは…」
「うるせぇ。俺だってあんなこと言われなかった手なんてだしてねーよ…」
その男はエノールとい名前だ。俺と同じ兵士の仲間である。
兵士になったころからの仲であり、関係もそれなりにいい。
「しかし…お前なんでそんなに強いことを隠していたんだ?」
「…いいだろ別に…俺の勝手だろ。」
「ああそうだエノール。この後暇か?」
俺はエノールを誘って剣を見に行こうと思った。
「すまんな、用事があってな…」
「ああ、そうなんだ…悪いな。」
「こっちもすまんな。また今度な…」
俺はシャワールームから出て、黒いブーツに長い黒のズボン、の鎖の鎧を着て、剣を腰にぶら下げながら、シャワールームを出て行った。
□
剣の売っている店に着くと、一人の少女が俺のところに来る。
俺の黒い剣を持って、剣を取り出す。
「こりゃまたひどい…」
「すまん…いつもみたいに直して欲しいんだ…」
少女の名前はナビという名前で、いつも俺の剣をなおしてくれてるありがたい鍛冶屋である。
「それと、さっきあんたを呼んでた人がいたよ?」
「ん…誰だ?誰も頼んでいないはずだけど…エノールか?」
「それが違うのよ。女性だし。」
俺はその読んでいる人のところに向かう。
「待ってたよ、リン・シャオン。」
「ぐふ!!」
俺はその相手を見たとき、驚いてしまった。
「なんでここにいるんだよ!!レーナ姫!」
「え?姫様!?ちょっとどうゆうことリン!?」
となりからつっかかってくるナビをどかして、俺は姫を睨みつける。
「傷は大丈夫?あの時、よくかわせたわね。」
「大きなお世話だ。それよりもお前何しにきた…」
「何って…あなたが私に手を出したから、処刑だって言いにきただけだよ。」
…は?
この話で、ギルメンでのリン・シャオンを使っております。
そこに気をつけてください(気をつける必要がないか…)