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桜色の約束  作者: なのの
2章
18/20

17話

遅くなってすみませんでした


なのの



あの事件があったのはイーツ殿下と結婚の約束をして少したった頃だった


あの日もイーツ殿下と秘密の場所で桜を見ていた



「琴菜、木に登って上から見ようよ」


「イーツ様、危ないですよ」


「大丈夫だよ、ほら琴菜もおいで」


「もう、知りませんよ」


イーツ殿下に手を貸して貰い木の上に登った、イーツ殿下に言われた通りに上からの眺めは綺麗だった


「……綺麗」


「ねっ、来てよかっただろ」


「はい」


しばらくイーツ殿下と桜を見ていたが空が茜色なってきたので帰ることになった


「降りる前にお土産に・・・」



「殿下、危ない!」


殿下が桜の枝を取ろうとしてバランスを崩してしまった、私はとっさに殿下の腕を取ったが私はそのまま下に落ちてしまった


「琴菜!!」


落ちた時に木の枝が体に突き刺さってしまった。傷口は深く出血が酷かった為、輸血が必要だった


熱も酷く一時は命の危険もあった


幸い発見が早かった為、直ぐに治療することができた




でも、胸にキズは残ってしまった


病院で目が覚めた時、私は何も覚えていなくて、ただイーツ殿下を庇ってケガをしたと教えて貰った




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