表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
幼なじみは龍でした  作者: 犬丸
別世界編
61/81

第六十一話◇

ーカノンsideー


戦場独特の銃弾の音と血の匂い。


これに慣れたのはいくつ頃だっけなぁ…。


「うわあああああ!!」


やけくそになって突撃してきたこのエリア最後の敵兵を叩き斬る。


「カノンこっちは終わった…って怖!!」


返り血を浴びた俺の顔を見てガイクを連れたヴォルトが言った。


余計なお世話だ。


「うっせぇ。」


「カノン様、このエリアの制圧は終わりました。」


俺がヴォルトに言い放つと同時にジルクが言った。


確かに木も草もなにも生えていない荒野で立っているのはドラグレイドとガルムの兵だけだ。


「うし!じゃあ残ってんのは…城だけか。」


商店街や住宅がある街に囲まれた城。


あそこにバルドがいる。


「みんな聞け!!街の住人は攻撃するな!!向かってくる敵兵だけ倒せ!!!」


「後は城だけだ!!みんな頑張ってくれ!!!」


『オオオオオ!!!』


応えてくれる兵もかなり減った。


散っていった奴らのためにも勝たなきゃいけない。


「突撃!!!」


俺の声が荒野に響いた。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ