第五十話◇
「え~…と。」
落ち着け私!!
「んお?」
ヴォルトが首を傾げる。
んお?って…。
「…ガルムの…ヴォルト?」
「おっ!知ってんだな!」
ニカッと笑うヴォルト。
「…本物?」
「ぃででででで!!」
びよーんとヴォルトの両頬を引っ張ってみる。
いや、だって偽物かもしれないじゃん!!
「…イテーんだけど。」
本物だった。
「ごっ…ごめん!」
パッと手を離すとさすさすと頬を擦るヴォルト。
ちょっと涙目。うん、ごめん。
「なぁ、カノンから聞いたんだけどよ。」
「へ?」
突然ヴォルトに言われてまぬけな声が出る。
「お前が狙ったんだよな!?あの位置から!俺を!」
ずいっと顔を近づけながら言うヴォルト。
ち…近い…。
「え…あ…うん。」
「すげーな!軽く100mはあったんじゃねぇか!?」
ヴォルトの目がキラキラ輝いてる。
身長も私より大きいから信じにくかったけど…こういう所見てると15歳ってのも頷ける。
「ふふ…。」
「なっ…何すんだよ!!」
何って…。
「頭撫でてみました。」
「そうじゃねぇだろ!」
真っ赤になるヴォルト。
「かぁ~わいい~」
「うっせー!!」
真っ赤になったヴォルトが可愛かった。
あっというまに五十話!!
早いですなぁ~。。
あ。ヴォルトとガイクの設定書いときます。
ヴォルト
髪の色 金
瞳の色 金
身長 165cm
髪形 短髪
ガイク
髪の色 黒
瞳の色 茶
髪型 短髪
…くらいかな?
質問あったら感想にくださーい(・ω・)
おまけ
ヴ「ったく!前回は作者に邪魔されたぜ!」
カ「しゃーねーだろ?まだ登場してなかったんだから。」
ヴ「そうだけどよぉ…」
ヴ「で…。カノンよぉ…」
カ「あ?」
ヴ「チビって言ったよな…?俺の事…」
カ「……………………………………そうだったけ?」
ヴ「てんめぇぇぇ!!!」
ヒ「うるさいっ!!」
スパンッ!!
ヴ「いって!!」
カ「いってー…ヒナタ。お前どっからハリセンなんか持ってきたんだよ(汗)」
ヒ「ん?内緒。」
ヴ「常時装備!?」
カ「うそーん…。」
ヒナタのハリセンは最強です(笑)
感想・アドバイス待ってます(・ω・)