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第四十一話◇
ーヴォルトsideー
「ガルムの国王ヴォルトに告ぐ!!この俺、ドラグイレイドの国王カノンが一騎打ちを申し込む!!!どうだ!!?」
うおー…。
相変わらず声でけぇなカノンの奴…。
これは…受けて立つしかないだろ…。
できるだけ息を吸い込んで俺も叫ぶ。
「その一騎打ち乗っ…!」
「お待ち下さい。」
なんだよ!!
「なんだよガイク…。」
言いたい事は分かるけどよー…。
「何を勝手にお決めになっているのです。」
やっぱりな…。
「だってよぉー…。」
「だってもなにもありません。」
言い切りやがった…。
「あなた様は毎度毎度…」
出た説教…。
「そのお年ですからお気持ちは分かります。ですが…」
「なあガイク。」
「はい?」
首を傾げるガイク。
「お前そんな説教で俺を止められると思ってんのか?」
「…もうお好きになさって下さい。」
よっしゃあ!勝った!
今度こそ叫ぶ。
「こちらガルム国の王ヴォルト!!!その一騎打ち乗ったぁ!!!」
あ、そうだ。
「ガイクあとの事は頼んだZE☆」
「残念ですね。今日の夕飯あなた様の好きなメニューでしたのに。」
「…は?」
「夕飯抜きです。」
「うそーん」




