表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
幼なじみは龍でした  作者: 犬丸
別世界編
28/81

第二十八話◇

ーカノンsideー


「なに言ってんだ俺は…」


やっとヒナタが協力してくれるって言ってんのに…。


こんな屋上にいたって意味ねーよな…。


『よろしいのですか?デルトの国王はあなた様の…』


「…元側近って言いてーのかよ。ジルク。」


もう過ぎた事なのに…。


「忘れらんねーんだよなぁ…。」


ああー…イライラする。


…街にでも行ってくるか。


思い立ったらすぐ行動!!


「さぁーて…行くか。」


「お待ち下さい。」


「ぎゃあああ!?」


背後から…ならジルクか!!


「なーんちゃって♪びっくりした?」


…ジルクかと思ったら違った。


「ヒナタかよ…。」


「『かよ』ってなによ!『かよ』って!!」


てか…。


「お前声マネ出来たんだ…。」


「すごいでしょ。」


そうじゃねぇだろ。


「で?なんの用だよ。」


「ん~?別に。」


「嘘つけ。」


目が聞きたそうにしてんだよ。


お。ヒナタにしては珍しい。ちょっと困ってる。


「…昔話は好きじゃねぇんだけどな。」


「…そう。」


…あー!もう!!そんなしょんぼりしてんじゃねー!!


「…分かったよ。一回しか話さねーかんな。」


良い思い出じゃねーしな…。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ