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幼なじみは龍でした  作者: 犬丸
別世界編
18/81

第十八話◇

ーヒナタsideー


…完全に迷いました。


困ったな…これ以上無い位に。


「どうしよう…」


目が涙目とか言わないで。お願い。


クイッ


「?」


制服のブレザーが引っ張られる感覚。


なんだろう…。


不思議に思い後ろを見ると…


「……。」


茶髪で短髪の可愛い女の子。


体系からして七歳くらいかなぁ…?


そんな女の子が私のブレザーを掴んだまま私を見上げていた。


「どうしたの?」


どこかにお母さんがいるはずなんだけどなぁ。


「……えっぐ。」


…………ええええええええええぇぇぇぇぇぇ。


どうしたのぉぉぉぉ!?


いきなり涙目にならないで。


やめてぇぇぇ。


私まで泣きたくなるから。


ただでさえ今涙腺緩んでるんだから。


でもさっきからお母さん来ないしまさか…


「迷子?」


コクンと頷く女の子。


やっぱり…。


大丈夫。お姉ちゃんも今迷子だから。


じゃなくて!!


「お使いなの…早く帰らなきゃいけないの…」


↑うるうる+涙目+上目使い


うっ…今絶対私100のダメージ受けた…。


殺人的な可愛さね…。


こんな子一人にしたら絶対さらわれる…


「帰んなきゃ…お城に帰んなきゃ…」


…はい?


「…お城?」


「あたしのお家。」


…マジですか。





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