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幼なじみは龍でした  作者: 犬丸
日常編
1/81

第一話◇

「ねーねー。」


「なんだー?」


目の前の赤毛の男は私の問いかけに答えた。


「龍ってさー、本当に火とか吐いたりすんのかなー?」


「………さーなー?」


「何その間。」


「べーつにぃー?」


「わざとらしっ!!」


いつもの時間。


いつもの会話。


そんなものもろく崩れるもんなんだねー。


「遅刻だぁぁぁー!!」


学校までの登り坂を一気にかけ上がる私。


私の名前は日向ひなた


髪も別に目立つ色ではない黒色の長い髪でどこにでもいるごくごくフツーの高校三年生。


登り坂をかけ上がると後は下り坂なんだけどこれがまたキツイ…。


「う゛ぁ~…」


嘆いている私に届く声。


「乗せてってやろうかー?日向。」


「おお!?救世主!!」


自転車に乗って現れた赤い短髪の男。(本人曰く地毛らしい…)


名前は火音かのん


ちなみに私の幼なじみ。


その火音の自転車の荷台に乗る私。


「お客様ーお客様ー。当社の車のスピードは低速、中速、高速、最速がございますがいかがなさいますかー?」




「最速に決まってるでしょ!?早く早く!!」


ふざける火音に怒鳴る私。


その答えにニヤリと笑う火音。


しまった…!!


「了解いたしましたー。この車は最速で参りまあああああああああす!!!」


「ぎにゃああああああああああああああああ!!!」


自転車のギアを最大にして一気に下り坂を下っていく。


そのスピードはもう…死にそう…。


「か…火音…リバースしそう…。」


「はあっ!?マジかよ!!?」


「も…無理……パン出る………」


「ぎゃああああああ!!!ちょっと待て!!学校あとちょっとだから!!」


「「ぎゃああああああああああああああ…!!」」


結局二人して絶叫していくんだよねー…。



はい!どうも怜と言います。


知っている方もいるでしょうが『幼なじみは龍でした』をご覧になって下さっているみなさま、これからよろしくお願いしますm(_ _)m


んで…前作とは違いこの小説は一話一話が短いです。。


その分、更新速度が早くなればいいなぁ…(´・∀・)←ぉい


こんないい加減な作者ですがよろしくお願いしますm(_ _)m



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