好きという気持ち
優季は蓮と別れて蒼志の事が・・・
でも蒼志はそのことに気付かなかった。
そして新たな展開が・・・
優季は好きになりかけていた。蒼志の事が・・・
蒼志は気付かなかった、でも蒼志には気づいてほしかった。
毎日電話が続いたふざけ合ったり、愚痴をこぼしたり、勉強を教えたこともあった。そんな毎日が続けばいいなと優季は思っていた。優季はだんだん蒼志への気持ちがおおきくなっていくのを感じていた。
そして蒼志も自分の気持ちが心の底から這い上がってくるのを感じた。忘れかけていたその心が・・・
だけど、やはり簡単に言い出すことができなかった。「好き」という2文字が言うことができなかった。
蒼志はその時1日1日に満足していた。こうしてくだらないことを電話で喋ってそんな日々が好きだった。
そして今日もこんな日が来ると思っていた。電話に出ると「蒼志?」いつもと感じが違った。「どうしたの?」優しく問いかけた。そしたら今までのことが全て壊れるかのような信じられない言葉が返ってきた。「ウチ蓮とまた付き合った・・・」「え・・・・」動揺した。「なんで?」と聞きくわしく話を聞いた。あの草食系の蓮がまたやり直そうと告白したのだ。優季はその言葉にグッときたらしい。
そしてまた蒼志の気持ちは届かなかった。やっぱり無理なのかな・・・蒼志は思いつめる。
でもやはり諦めることができなかった好きという気持ちに嘘はつけなかった。それから蒼志は優季の親友、留美に相談した。そして告白をすることを決意した。
次の日。電話をした。「どした?」いつもと変わらない明るい声が聞こえてきた。蒼志は話を切り出した「あのさ・・・オレ好きな人いるんだ・・」びっくりしたように「誰?」ときいてきた
蒼志は恥ずかしくストレートに言うことができなかった。「2-3組だよーー」「マジで?香凪?」テキトウにクラスメイトの名前を出した。「違うよーー」こんなやり取りが何度か続いた
「わからんーもう教えてーーー」
「優季だよ」「やっぱ諦めれんわー大好きだもん」