出会いがあれば別れも・・・
蒼志は泣きながら電話してきた優季を励まし・・・
そして蒼志がとった行動は・・・・
「・・・どしたの・・・?」心配する母のような声で聞いた「喧嘩して・・・」相当落ち込んでいた。
話を聞くと、優季は紅に「めんどくせぇ女」って言われたらしい・・・「大丈夫か?」優しい声で聞いた。すると・・・驚きの返事が返ってきた。「もうダメかも・・・」蒼志は「でもまだ好きなんだろ?」ストレートに聞いた。「今は蒼志の方がいいかな・・・・」泣きながら答えた。ドキドキドキドキ・・・心臓の音が聞こえそうだ。そして勢い余って優季に・・・「オレと付き合ってよ・・・オレなら優季を泣かしたり、悲しませたりしないからさ・・・」優しく優季を励ますように言った。
優季は・・・「ありがと・・・蒼志・・・ウチこんなに優しくされたのはじめてかも・・・」蒼志は
かなりの期待を膨らませた。「返事はもうちょっと待ってくれる?」考えるという事は付き合う可能性もあるということだった、うれしかった、心の底から・・・「うん待つよ・・・ずっと待ってる・・」
照れながらも自分が思ってる事をそのまま言葉として出した。そしたら「ありがと」とても優しく聞こえた。
そして次の日学校でよく喋った。でも紅の話題や恋愛の話になる事はなかった。
そして次の日・・・優季からの電話で「ウチ、別れた・・・」「そっか。」蒼志は優季に1つきいた。
「もう紅の事はいいの?」優季はもう吹っ切れてるかのように元気よく「ウンーー」
そして紅とも話した。蒼志がずっと優季の事を好きでいる事も・・・・出会ってからの全てを紅に話した。紅は、「そっかこれからは相談乗るぜ」蒼志は・・・泣けてきた・・・・が我慢した「ありがと」
唇をかみしめて1言言い放った。
そしてそれから、優季には普通の日々が訪れた。が・・・蒼志は優季に告白して返事を待っている。
毎日がドキドキハラハラだった。
そしてそのまま3年生となる。
始業式クラス分けの表をみると・・・・違った・・・・優季とクラスが別々になった。蒼志は3-2
優季は3-1、紅は3-3だった。そして優季と喋る事がだんだん少なくなっていった。