表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
恋桜  作者: 風林火山
1/24

始まりの電話

僕、清水蒼志しみずそうしは桜が咲き乱れるなか蒼志は親友、炎城紅えんじょうこうと時間ギリギリで登校していた。

蒼志は普通の子だった。学力・運動双方とも中の上で飛びぬけて出来る教科やスポーツもなかった。

そして蒼志達は今日から中2だった。蒼志は中2でもこの普通というのが変わるとは思ってもいなかった。残念ながら紅とはクラスが別れてしまった。僕は2-3組紅は2-2組だった。蒼志は出席番号5番だ。みんなが席に着き蒼志の隣に座ったのは出席番号35番の椎菜優季しいなゆきだった。そしてこれが今後の人生を変える出来事となった。

蒼志は優季と初対面だった、1年のころ何度か見たことがあるものの喋るのは初めてだった。

最初に話を切り出したのは優季だった。わからない数学の問題を聞いてきた。蒼志はその瞬間ドキッとした。女の子がこんなに近くに居るのはテンションが上がった。そのことをきっかけに蒼志と優季はとても仲が良くなった。最初は学校でよく喋るくらいの事だったしかし月日は流れて12月年賀状の季節になった

優季は「住所教えてよ!」と明るく蒼志にいいよった。もちろん蒼志は「いいよ」といい住所を教えた。

だが、蒼志は年賀状を作っている最中ふとおもった。「優季の住所聞き忘れた・・・」そのことに気づき

蒼志は優季と仲が良かった綾沙瑠美あやさるみに優季の電話番号を聞いた。優季はまだ携帯を持っていなかった。

ドキドイした。女の子の家に電話をかけることなどめったにない事だから・・・5・6回コールしたそしたら男の声がする、おそらく父だろう。「はいもしもし、椎菜ですけど。」太い声がした。「2-3組で同じクラスの清水ですけど。緊張しつつも何とか言えた。「今でかけてます。」ちょっと怖かった。「そうですかまたかけなおします」と言って電話を切った。次の日もう一度電話をした。コールが3回くらいしたら「はいもしもし」明るく元気は声が受話器から聞こえてくる。「優季?蒼志だけど」その言葉をきくとうれしそうに「あっ!蒼志?どうしたの?」明るい声が聞こえてきた。住所を聞いてクラスの事など話してるうちに2時間もたっていた。蒼志は初めてだったこんなに時の流れが速く感じられるのが・・・

そしてそれから毎日のように電話をしくだらなことを話しまくっていた。蒼志はいつのまにか電話をするのが待ちきれなくなっていた。



恋桜は僕の初めての作品です。

もしよかったら読んでみてくださいー

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ