主人は何を見ていたのでしょうか?
こんにちは。オヨメです。主人はまだ見つかっていません。
手がかりは主人が残した資料やこちらの記事から自力で考えるしかありません。
そもそも主人は何を見ていたのでしょうか?
私は主人ほどオカルトに明るくありませんので、主人の視点になって事象を観察するほうが確実だと思います。
主人がおかしくなり始めたのは大阪会場の人と二度目の電話を終えたあたりからだと記憶しています。
Sさんの記事を書いた直後の記事で「これを書いている先ほどから、パソコンの画面に何かが揺れているような気がします。発光している画面に影が映るはずはないのですが、後ろを見るのが堪らなく怖いです」とあることからも、背後で揺れる〝何か〟に怯え始めたのだと思います。
記事を読んでみると、これはゴンジキ様ではなく蝉様を指しているように感じます。
しかし主人はある時点で蝉様に対して強い渇望を抱いたようです。
主人の机に残っていたメモにはこうありました。
「未来を知らなければ勝ち組にはなれない。オヨメの為にも絶対に勝ち組に入らなければ。その為には未来を知る必要がある。蝉様の予言を得るために何としても予言ゼミの所在を突き止めければ」
ここに書いていいものか少々疑問ではありますが、主人は自著の売れ行きに関して随分思い詰めている様子でした。
小説家の5年生存率なるものをかなり気にしていたようです。
「結果を残さないと農業だけでは食っていけない」と、時折思い出したように口にしていました。
その時の口調はぼーっとうわ言のようにも聞こえるのですが、何とも形容しがたい危険な気配を孕んでいたのです。
主人の心を支えきれなかったことが本当に情けないです。
赤信号はとっくに灯っていたんだと思います。
スミマセン。話が逸れてしまいました。
ここで問題なのは、あれだけ恐れていた蝉様に、主人が傾倒するようになったきっかけです。
直接的なきっかけは、今お話ししたように〝未来を知って勝ち組になる〟ということだったの思います。
しかし主人は非常に慎重な人です。
ましてや霊的な存在の持つ潜在的なリスクについては、熟知していると言ってもいいほどです。
それなのに、なぜ今になって蝉様は安全だと思ったのでしょうか?
確かに私は主人を支えきれていなかったのかもしれません。
ですが蝉様に頼らなければならないほど、差し迫った危機的状態ではなかったと思います。
主人は何かを見つけて、蝉様を安全に利用できると思った――あるいは何かを見誤ったのです。
ヒントは恐らく、無題の記事に掲載された意味不明な数字の羅列と、その「凄いことに気がつきました」と題された記事にあった〝完全数〟ではないかと思います。
皆様も何かお気づきになりましたら、ご助言賜れば幸いです。




