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Day 4 焦るな危険

そろそろ脱走出来そうか…?

長い文章ってやっぱり難しい。

 魔王に敗北し捕まってしまった勇者、藍雨あいうは牢屋から脱出することは出来たが出口が分からない。地図みたいな物があれば良いのだが。


「今わかるのは入口から魔王の居る部屋までと牢屋から風呂場までの部屋だ。しかし、どう考えても道が繋がらない。」


 わかる所を紙に地図として書き出してみたが入口と牢屋が繋がらない。出口の方向がわかる方法は無いだろうか。


 するとここであることを思い出す。


「そういえば、入口前に噴水があったな。廊下の窓から見えれば向きは分かるかもしれない。だが、階段を見つけなければ。」


 この牢獄は3階。窓から飛び降りるなんてのはとてもじゃないが無理だ。階段の位置を考える。


「階段のありそうな場所…。どういうところに階段をつける…?」

「だいたいは中央か端にあるよな…。この牢獄は端の方にあるから中央を重点的に探そう。」


 しかし、探すには圧倒的に時間が無い。意外と見張りのセソとタチツは足が早い。足止めが必要だ。なにか気を引けるものは無いだろうか。


 ここでお楽しみタイムが来てしまった。今までこんなに声を出して作戦を考えていても起きなかったセソとタチツがこの時間にはしっかりと起きる。


「ん…おお、おい、時間だぞ。…ふわあ。」

「んがっ。あ…時間?分かった…。」

(この格子さえ無ければ昼間逃げられたなあ…。)


「アッアッアッ!いくぞ?勇者。覚悟しな!」


 しかしこいつらはアホなのでまた同じように本棚を利用されて藍雨を逃がす。


 廊下や他の部屋は多少の敵はいるものの他の地域の侵略に行っているのでそれ程強いモンスターは居ない。


「よし、逃げれるぞ!階段はどこだ?」

「あった!行こう!」

「あ?なんでお前がいるんだ?」


 藍雨は何故か上り階段を進んで行った。セソとタチツが遅いであろう上り階段を選んだが、脱出するという根本的なことが抜けていたのだ。階段を上って最上階に居るのは魔王サシスである。


「しまった!脱出するのに登ったらダメだ!」

「お前も焦るとダメなタイプか。この城にはアホが多くて敵わん。せめて勇者は賢くあってくれよ。」


 ひょいっと摘まれてセソとタチツに引き渡される。


「今回は俺のミスだーーー!」

私も焦るとダメなタイプです。

ホラーゲームが圧倒的に下手。

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