01.緑色の岩石
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・・(うっ…ん?)
(あれ?ここ何処だ?っっ!!体が動かない?!目は動かせる、あれは鳥か?…違う、あれドラゴンじゃん!!!)
(その後色々見たんだけど…まぁ目を動かせる範囲だけど…どうやら元いた場所じゃなく本当に知らない土地に来たみたいだ。それにこの体…岩で出来てるみたい…ゴーレムなのかな?まだ生まれたばっかで丸っこくて全然動けない……時間が経てば動けるのかな?……はぁ本当にする事なくて困るとりあえず待つか。)
100年後……
(もう……どのくらい…たった?…体は少しづつ出来てきてるみたい片腕は完全に使えるようになった他の部位は…まぁもう少し掛かるか?正直岩が削れるんだからもっと掛かると思ってた。頭がおかしくなる所だったな。)
(でも、片腕が使えるようになってからは色々できることは増えてきた。まず動けるようになった時の為に
周りの草をむしったり、近くに来て用を足そうとする動物を追い払ったり……うぅ思い出したくない。それだけでかなり精神状態は安定する。)
(動物で思い出したけどやっぱり元いた世界の動物とは全然違う姿の奴らばっかだ。銀の角、甲殻をまとった鹿?の様な奴や何だかトゲが無数に生えたイガグリみたいなカエルみたいな奴もいたな…後は少し知識は付けとかないとだめだと思って周りに生えてる木の実や草なんかも、動物が食べてたりしたら恐らく害が無いと思って見てたり……まぁとにかくやることが無いんだ、なんせ動けないから。……あっそうだ!この前人間の声が聞こえたんだよ!でもなんて言ってるかも聞き取れないし自分自身も話せないから結局どこかに
行ってしまったけど…はぁ誰かと会話がしたい……)
小説家になろうに、登録したからには異世界物を描こうと思いまして、平行して描いていきます。