第87話 大阪杯と、ルメール騎手
大阪杯。
負けました。
タスティエーラがあんなに伸びないと思ってませんでした。タスティエーラ以外にも賭けてましたが、いずれもハズレ。
最近だと大谷翔平さんの通訳の水原一平さんのこともありますが、基本的に「ギャンブルはのめり込みすぎるとダメ」で、「負けを取り戻そうとして、さらに負ける」という悪循環を繰り返すと、人生転落します。
程よい範囲で賭けて、「どうせ負けるだろう」と思いながら遊び程度にやり、借金をしない=自分の管理する金の範囲内でやる、ことが鉄則です。
実際、私の知り合いにもギャンブルで自己破産した奴がいますが、そういう連中は大体、「借金してでも取り返す」と言って、破滅しますからね。
つまり、「競馬は勝てない」んです。
と、言い訳してみましたが。
最近、実際、全然勝ってません。
さて、話変わってドバイワールドカップデー。
今年も、ドウデュース、ダノンベルーガ、ジャスティンパレス、シャフリヤール、スターズオンアース、リバティアイランド、ウィルソンテソーロ、ウシュバテソーロなどなど多数の日本馬が出走しましたが、勝てませんでしたね。去年は勝ってたんですが。残念です。
そして、それより衝撃的だったのが、ルメール騎手の怪我。
落馬して、肋骨と鎖骨を折ったとか。やはり騎手という仕事は、本当に危険と隣り合わせですね。下手したら死にますからね。幸い、命に別状はないということで、安心しましたが。
実は個人的に、ルメールさん、好きです。
彼がフランス人なのと、私が学生の頃、フランスに行ったことがあるので、親近感があります。フランスという国はヨーロッパの中でも、特殊で独自の文化と考え方を持っています。かつて9.11後のイラク戦争で、唯一アメリカに反対したヨーロッパの国がフランスだったはず。
それ以外にも、日本の漫画やアニメを尊重したり、実は親日家も多いです。実際に私がフランスに行った時、多数の日本の漫画を見かけましたし、日本のアニメもテレビで放送してました。
ルメールさんは、2002年頃から活躍。私と年も近いし、「将来的には日本で引退する」と言ってたらしいし、あの明るい性格も合わせて応援してたんですが。
懸念されるのは、ルメール騎手が怪我で長期離脱した場合、影響が大きいこと。
ただでさえ、活躍している一流ジョッキーな上に、桜花賞出走予定のチェルヴィニア、皐月賞出走予定のレガレイラ、さらにはスターズオンアースにも影響してきますね。
大波乱のクラシックになるかもしれません。
とにかく、ルメール騎手の一刻も早い復帰をお待ちしています。