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競馬好きの独り言  作者: 秋山如雪
80/122

第80話 2024年新人・引退情報

 今年もやってきました。


 まずは今年デビューする新人騎手の紹介(敬称略)。


石神いしがみ深道ふかみち

大江原おおえはら比呂ひろ

坂口さかぐち智康ともやす

柴田しばた裕一郎ゆういちろう

高杉たかすぎ吏麒りき

長濱ながはま鴻緒こお

橋木はしき太希たいき

吉村よしむら誠之助せいのすけ


 全8人です。おめでとうございます。


 そして、注目は、大江原比呂さん。大江原哲元調教師が祖父で、JRAで4年連続となる女性騎手が誕生しました。また、石神深道さんの父は障害の名手・石神深一騎手、吉村誠之助さんの父は、地方・兵庫競馬の吉村智洋騎手だそうです。


 さらに、すごいのは坂口智康さん。

 実は非常に紛らわしいですが、同姓同名で、1981年産まれの調教師がいますが、その方とは別人で、1990年産まれ。調教助手から騎手になったという超努力家で、中学生の時は視力検査で落ち、その後、体力不足で落ち、それでもがんばって33歳にして騎手になったという、ある意味、「努力は裏切らない」を体現した人。


 年齢的なハンデはありそうですが、障害レースに参加するようです。がんばって欲しいですね。確か武豊騎手からもエールを送られていました。


 2024年デビューの唯一の女性騎手である、大江原比呂さんにもがんばって欲しいですが、注目は石神深道さん。


 「目指す騎手は?」という問いに、他の人が「ルメール騎手」とか「武豊騎手」と答えてるのに、一人だけ「自分(石神深道)」と言ったらしいです。

 なかなか肝の座った新人ですね。なかなかこうは答えられない。


 しかも、騎乗技術にも将来性があるとか。


 一方で、2023年で引退した方は(同じく敬称略)。


・田中勝春(騎手)

・福永祐一(騎手)

・熊沢重文(騎手)


 など。

 特に福永祐一騎手の引退は、衝撃的でした。


 福永祐一騎手は、有名なので、省略しますが。


 田中勝春騎手は、好不調の波が激しく、まったく勝てない日も多かったですが、勝つ時は一日に何勝もするような騎手でした。ヤマニンゼファーで1992年に安田記念、ヴィクトリーで2007年に皐月賞など(GⅠのみ紹介)に勝っています。


 熊沢重文騎手は、平地・障害どちらもトップジョッキーと言われるレベルで、コスモドリームで1988年にオークス、ダイユウサクで1991年に有馬記念、テイエムプリキュアで2005年に阪神ジュベナイルフィリーズ、マーベラスカイザーで2012年に中山大障害で(GⅠのみ紹介)に勝っています。


 2024年2月末では(同じく敬称略)。


・秋山真一郎(騎手)


 が引退。


 秋山真一郎騎手は、1998年以降毎年JRA重賞勝利を記録、2012年まで15年連続でJRA重賞を勝利しています。カレンブラックヒルで2012年にNHKマイルカップで、ローブティサージュで同じく2012年に阪神ジュベナイルフィリーズで、カゼノコで2014年にジャパンダートダービーで(GⅠのみ紹介)、それぞれ勝っています。


 皆さん、お疲れ様でした。福永祐一騎手は、調教師としてがんばっています。

 ちなみに、田中勝春騎手、秋山真一郎騎手も、調教師試験に合格しています。


 こうして、時代は移り変わっていくのですね。


 寂しくもありますが、まだ騎手は、選手生命が長い方だと思います。これが陸上やサッカーだと30代、野球でもせいぜい40代が限界ですからね。


 スピードスケートやフィギュアスケートでは20代で引退なんてのも珍しくない世界です。


 それでも50代でも現役を続けている武豊騎手や、横山典弘騎手は、いかに凄いかということなんですが。

 そもそも人間、年を取ると、体型維持が難しくなり、つまり「太りやすく」なるわけで、それでも体重を制限して騎手を続けるだけでも、すごいことです。


 厳しい世界ですが、みなさん、がんばっていただきたいですね。

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