第77話 新・競馬小説予告編
ということで、「ミラクルジョッキー」が思いのほか、評判が良かったので。
新しい競馬小説を書くべく、現在、密かに準備中です。
その前に溜まりに溜まった現・小説群を完結させてから公開したいところですが。そうしないとどんどん溜まっていく一方なので。
とりあえず「清算」してから公開するので、恐らく4月頭になりそうです。
ただ、これは前から考えていたことです。
もっとも、「ミラクルジョッキー」は割と、というか、かなり真面目なシリアス路線を取りましたが、今回は真逆のコミカル路線です。
そして、舞台は「過去」、つまり1990年代後半から2000年代後半頃を予定しています。
これには理由があり、「スマホを使いたくない」という理由のためです。
逆にガジェット(道具)として使いたかったのは「スポーツ新聞」、「競馬新聞」、「ラジオ」の類。
スマホが普及してしまうと、これらのガジェットが使えなくなるので。
むしろ、これら「新聞」を有効手段として使う方が面白い、と考えたので、過去にしてます。
舞台は平成時代の中頃になりますね。
そして、主人公はオーナーブリーダー側。前回は、騎手目線で1人称で描いてますが、今回はオーナーブリーダー目線で、3人称になりそうです。
その方が、登場人物の内面を描きやすいというのもあります。
主な舞台は、北海道。
私の地元なので色々と書きやすいというのがあります。また、オーナーブリーダー自身が、北海道にいる場合、あまり地元から動かないのだとか。
もちろん、東京にいるオーナーブリーダーや馬主もいます。
ただ、彼らは基本、忙しいので、わざわざ競馬場まで足を運ぶことは少ないのだとか。
最近では、高額納税者である元・プロ野球選手が馬主になっていたりしますね。
ある意味、オーナーブリーダーや馬主は、競馬好きにとっての「夢」で、しかも普通は一生叶わないまま終わります。
一口馬主ではなく、本物の馬主。
これを描きたいのです。
参考にするのは、もちろん「ウイニングポスト」シリーズ。もっとも、あんな派手なことは普通はできません。
あと、同じくスマホアプリでたまにやってる「ダービースタリオンマスターズ(ダビマス)」も参考にする予定です。
今回も架空馬中心で、実在の馬は出しません。
あと、前回はあまり使わなかった「冠名」を使います。まあ、早い話、「馬名を決めるのが面倒」というだけですが。
では、しばらくお待ち下さい。
今回は、多分、「笑いあり、涙あり」の物語になるはずです。