第73話 北海道、馬産地観光案内
最近、ウマ娘の影響で、私の地元、北海道(正確には元・地元)の牧場に観光客が来てくれるそうで、ありがたいのですが。
元々、北海道自体が、観光で持ってる側面があるのですが、その観光資源の中心は、富良野のラベンダーだったり、知床や稚内などの大自然だったり、旭山動物園だったりが多かったわけです。
しかし、ようやく「馬産地」にもスポットが当たり始めました。
北海道の馬産地で一番有名なのが、日高地方。
北海道の南側にあり、札幌から比較的近いです。
実はこの辺り、北海道内でも比較的温暖で、雪が少ない地域。
また、馬という動物は、元々「寒さに強く、暑さに弱い」らしいので、夏の間に放牧するには一番適しているのです。
では、その馬産地における、有名な観光地を紹介しましょう。ちなみに、実は私はほとんど行ったことがないんですが、墓だけは行ったことがあります。
①優駿メモリアルパーク(新冠町)
日高地方の真ん中ら辺にある場所。オグリキャップの像があったり、有名競走馬の墓があったり、記念品が置いてあったり、さらにソフトクリームが食べれたりするそうです。
この近くまで行ったことはありますが、時間なくて通過しました。
②社台スタリオンステーション(安平町)
ここには、アドマイヤマーズ、エピファネイア、オルフェーヴル、キズナ、キタサンブラック、コントレイル、モーリス、ルーラーシップ、レイデオロ、ロードカナロアなど、かなり有名な引退サラブレッドが繋養されています。
さらにディープインパクト、キングカメハメハ、クロフネ、トウカイテイオーの墓もあります。
実は北海道の玄関口、新千歳空港から車で30分くらいと割と近いので、飛行機で観光に来て、レンタカーでも行けます。
管理しているのは、もちろん有名な社台グループ。
③ノーザンホースパーク(苫小牧市)
どちらかというと、家族連れ、カップル向けかもしれません。というのは、ここは「馬とのふれあい」がメインなので。ホーストレッキングやポニーショー、観光馬車、乗馬体験などが出来ます。引退馬ではウインドインハーヘア(ディープインパクトの母)、ヴァーミリアン、キンシャサノキセキなどがいます。
④門別競馬場(日高町)
言わずと知れた、地方競馬場。札幌から車で1時間半くらいだったはず。この近くを通ったことはあります。
ちなみに「門別」には他に「紋別」という表記の別の都市が道内にありますが、由来はどっちもアイヌ語です。意味は忘れましたが、「別」とつくのは「川」だったと思います。
比較的新しい競馬場で、1997年に出来てますが、2009年にスタンドを増設してます。
⑤ハイセイコーの墓(新冠町)
めちゃくちゃ普通の道端にあります。意識しないと通り過ぎるくらい、わかりにくいところにひっそりと建ってます。まあ、その道路が北海道らしい、真っ直ぐで広い直線ですが。
ということで、他にもありそうですが、有名どころを挙げてみました。
ちなみに、私は2019年の夏に、関東からバイクで、しかも自走で青森まで行き、北海道に渡り、その後、ほぼ一周しましたが、欲張って周りすぎて、日高地方は、サラブレッド銀座あたりの牧場を軽く眺めて、そのまま苫小牧経由でフェリーで帰りました。
今度、時間を作って、これらの場所に行きたいですね。
新千歳空港から行きやすいので、飛行機+レンタカープランの方が多分安くつきます。