第67話 名勝負ランキング、ベスト5
最近、頻繁に更新してますが。
すっかり忘れてた、ランキングシリーズ。
今回は、競馬の「名勝負ランキング」です。ただし、ルールが。
①障害レースは見てないので除外。
②海外レースは除く。
③古すぎるレースは知らないので除外。
④地方競馬のレースは除外。
(馬名は、そのレースで名勝負を演じた馬と着順)
ということで、始めます。
5位 1998年 毎日王冠(GⅡ)(サイレンススズカ、エルコンドルパサー、グラスワンダー)
先輩であり、超快速馬のサイレンススズカを追う、後輩の外国産馬、エルコンドルパサーとグラスワンダーが演じたこの名勝負。
今見ても、見ものですが、サイレンススズカが最後、突き放す「王者の走り」をする中、エルコンドルパサーが迫ってくる。まさに名勝負。
5位 1999年 有馬記念(GⅠ)(グラスワンダー、スペシャルウィーク)
強引に同着にしました。というか決められない。最強世代の98年世代の覇権をかけた勝負。最後の最後、わずか4センチの差で、グラスワンダーが勝ったんですが、誰しもスペシャルウィークが勝ったと思い、発表後に場内(中山競馬場)がどよめいたのを、今でも覚えています。自分がちょうど、競馬を始めて1年くらい経った頃でした。
ちなみに、3着に3歳のテイエムオペラオーが入ってます。これもとんでもない馬で、翌年に覇王になります。
4位 2008年 天皇賞(秋)(GⅠ)(ウォッカ、ダイワスカーレット)
牝馬の歴史を作った2頭のデッドヒート。府中(東京競馬場)が得意なウォッカに分がありましたが、ダイワスカーレットも物凄い強さだったのを覚えています。まあ、あれは筋肉モリモリの男のアスリートみたいな馬でした。この辺りから「男勝りな牝馬」が増えた気がします。
3位 1996年 阪神大賞典(GⅡ)(ナリタブライアン、マヤノトップガン)
これは、ギリギリで見てなかったんですが、後から競馬の先輩に言われて見たら、まあ、ものすごいレース。
1994年の年度代表馬にして、三冠馬「シャドーロールの怪物」、ナリタブライアン。対するは1995年の年度代表馬にして3歳で有馬記念を制した、マヤノトップガン。内のマヤノか、外のブライアンか、という、最後の直線の熾烈な2頭のデッドヒートがすごく、とてもGⅡとは思えないレース。
確か実況はあの有名な「杉本清」さん。名実況でした。
2位 2020年 ジャパンカップ(GⅠ)(アーモンドアイ、コントレイル、デアリングタクト)
何と言っても、「三冠馬」が3頭も集まり、しかもその3頭がきっちり、1~3着を争うという、マンガのような展開。
そもそも同時代の同レースに三冠馬が3頭も集まること自体がすごいというか、一生見られないようなレースでしょう。
1位 1993年 有馬記念(GⅠ)(トウカイテイオー、ビワハヤヒデ)
やはり個人的には、これを越えるレースはないかな、と。前回の出走から中364日でのGI勝利は、長期休養明けGⅠ勝利の最長記録で、現在まで破られていない記録です。
何と言っても、現役の最後の最後のレースにあの感動的な走り。あのビワハヤヒデをわずかにかわしてゴールイン。
実況アナウンサーが「トウカイテイオー、奇跡の復活!」とか「トウカイテイオー、甦りました!」と興奮気味に言っているのが、人気の証。まさにミラクルですね。
トウカイテイオーは、日本競馬を代表する名馬ですね。
ということで、本当はベスト6みたいになってますが。
本当は、地方競馬を入れるともっとあると思いますが、有名どころで、まとめました。
次回は、ダート王ランキングでもやる予定です。