第16話 スペシャルな馬
ようやく少し早く帰れるようになりました。
ヴィクトリアマイルは負けました。ソダシが来るとは思ってなかったのですが、見事な復活は嬉しいものです。
ウィニングポスト9 2022でやっとスペシャルウィークが登場。個人的に大好きな馬でした。
スペシャルウィークが世に出た頃に、ちょうど競馬を本格的に始めたのですが、あの馬は確かに速かったです。
武豊を鞍上にデビューし、デビュー戦で34秒8とメンバー最速の上がりを記録して持ったまま勝利。
皐月賞では、セイウンスカイに敗れたものの、日本ダービーでは圧勝。
秋の京都新聞杯ではキングヘイローを破ったものの、菊花賞ではまたもセイウンスカイに敗れる。
ジャパンカップでも敗れるものの、翌年の1999年には阪神大賞典や天皇賞春と連勝し、迎えた宝塚記念では同世代のライバルのグラスワンダーに敗れる。
しかし、秋は天皇賞秋とジャパンカップで連勝。
特に、ジャパンカップでは、凱旋門賞でエルコンドルパサーを破ったモンジューを含めた海外勢を打ち破って優勝。「日本総大将」とも呼ばれました。
ちなみに、テイエムオペラオーに破られるまで、スペシャルウィークが日本最高賞金獲得馬でした。
実際に、日本ダービーやジャパンカップでスペシャルウィークに勝たせてもらった私にとって、非常に思い入れの強い馬です。
1999年にはJRA賞特別賞を受賞しています。
産駒には、シーザリオをはじめ、牝馬二冠のブエナビスタを輩出しています。
さらに、そのシーザリオがGI馬を3頭輩出(エピファネイア、リオンディーズ、サートゥルナーリア)など目覚ましい繁殖成績を挙げています。
2019年にはディアドラがナッソーステークス(英国G1)に優勝し、日本馬として史上2頭目のイギリスG1制覇となっています。
アニメ「ウマ娘」1期では主人公に抜擢されて、活躍が見られており、その名前が現代に復活。
ディープインパクトのような、強烈な強さはないものの、安定した強さを発揮した馬という印象が強かったです。
なお、少し上の世代の、マーベラスサンデーにも勝たせてもらった記憶があり、あの馬も思い入れがありますが、そう言えば、マーベラスサンデーも武豊が主戦騎手でした。
まだまだ頑張って欲しい、中年の星、武豊。競馬を知らない人でも知ってる、レジェンドですね。
なお、ウィニングポスト9シリーズでは、2020年頃に武豊が勝手に引退したりしますが。
1998年クラシック世代は、スペシャルウィーク以外に、セイウンスカイ、グラスワンダー、エルコンドルパサー、キングヘイローと、まさに「黄金世代」ですね。
では、次はオークス後に。というか、その前にツーリングに行ってしまいますが。