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競馬好きの独り言  作者: 秋山如雪
120/121

第120話 ハルウララ、旅立つ

 随分久しぶりの更新になってしまい、申し訳ありません。


 遅い夏休みを取っており、東北に行ってました。

 9月9日、衝撃のニュースが。


 ハルウララ(牝)、亡くなる。

 馬としては長寿の29歳。


 1998年に高知競馬でデビューして以来、113レースに出走し、2005年に引退するまで一度も勝つことができなかった馬。しかし2003年に100連敗したころから、負けても負けても走り続ける姿が話題になり一躍国民のアイドルとなり、ついには映画化されます。


 その後、ウマ娘がゲーム化した時にも採用され、海外でも人気に。


 今回の死も、海外でも知られ、アメリカでXのトレンドに上がるなど話題になったそうです。海外からは「諦めない心を教えてくれた」「天国でお友達と楽しく過ごして」「寂しい」「RIP(=Rest in Peace、安らかに眠って)」などのコメントが殺到しているそうです。


 ちなみに、ハルウララは引退後、千葉県のマーサファームというところに繋養されていて、見学に行きたかったんですが、確かコロナ後に一般客の訪問を断ったとか、予約手続きが面倒になったとかで、結局行きませんでした。


 性格的には、ゲームで描かれていたように、「飽きっぽい」性格だったそうですが、人懐こい馬だったそうです。


 マーサファームでは「うーちゃん」と呼ばれ、愛されていたとか。


 結局、一度も勝てなかったけど、「当たらない」ことから馬券が交通安全のお守りになったこともあるそうです。


 まさに「負け組の星」。


 確か騎乗依頼を受けて乗った武豊が「また乗りたい」と言ったというほど。


 一度も勝ってないのに、本当に多くの人に愛された馬だったのです。


 ハルウララの冥福を心からお祈ります。

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グラス・ウララと名馬が天に…歴史が終わる悲しみ…
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