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競馬好きの独り言  作者: 秋山如雪
117/122

第117話 葦毛のアイドルホース伝説

 葦毛の競走馬といえば、いっぱいいますが。


 タマモクロス、オグリキャップ、メジロマックイーン、ゴールドシップなど。


 2025年。その葦毛の怪物、オグリキャップが主役のアニメ、「ウマ娘 シンデレラグレイ」がついにスタート。毎週見てますが、今回は面白いですね!


 今回は、と言うのは、前回のウマ娘3期が個人的にイマイチだったので。


 3期は、キタサンブラックやサトノダイヤモンドが主役でしたが、1期や2期に比べて盛り上がりに欠けていた気がしまして。


 で、シンデレラグレイ。


 今までは面白いですね。


 笠松(岐阜県)という地方から勝ち上がって、中央に殴り込み(現段階ではまだですが)、というストーリー。実はこれ、1970年代のアイドルホース、競馬ブームの引き金になった、あのハイセイコーと同じ流れだったりします。


 ハイセイコーは、大井競馬場(東京)で活躍。その大井での全6戦で2着馬につけた着差の合計が、なんと56馬身、平均着差は9.3馬身に達したと言われています。


 これが中央に移籍し、クラシック、その後の古馬戦線を盛り上げて、第一次競馬ブームをけん引したと言われています。


 ちなみに、第二次競馬ブームは、あのメジロマックイーンあたりと言われています。


 なお、昔から「葦毛は走らない」というジンクスのようなものがあったそうですが、今や完全にその話は信ぴょう性がなくなりました。


 オグリキャップもこれから、中央に行って、タマモクロスやイナリワン、スーパークリークとの死闘を繰り広げるのでしょう。


 ちなみに、オグリキャップは、天皇賞(秋)に3回出走して、2着が2回、6着が1回。有馬記念には3回出走して、1着が2回、5着が1回でした。


 なので、実は天皇賞には一度も勝ってません。


 ただ、芝もダートもどっちも強い馬でした。


 なお、ゲーム「ウイニングポスト」シリーズでもオグリキャップの強さは群を抜いていて、私が試しにアメリカのダートを走らせたら、米国三冠を取ったこともあります。


 ウマ娘の経済効果がどれくらいあるかわからないですが、舞台となった岐阜県の笠松競馬場にはすでにファンが集まっているらしく、確かゴールデンウィークにイベントがあり、全国からファンが集まってきたそうです。


 オタクのパワーは侮れないというか、北海道の馬産地も、ウマ娘人気で、観光客が増えたそうです。


 まさか1980年代の馬が、2025年にスポットを当てられるとは思ってませんでした。


 世代的に、私はオグリキャップをほとんど見ていない世代なのですが、このある意味、サクセスストーリーは面白いとは思います。


 オグリキャップの人気については、当時からこんな話があったそうです。


 ライターの関口隆哉氏は「シンボリルドルフを軽く凌駕し」、「ハイセイコーとも肩を並べるほど」と評しています。また騎手の岡部幸雄氏は「ハイセイコーを超えるほど」であったとしています。


 また、オグリキャップが人気を得た要因についてライターの市丸博司氏は、「地方出身の三流血統馬が中央のエリートたちをナデ斬りにし、トラブルや過酷なローテーションの中で名勝負を数々演じ、二度の挫折を克服」したことにあるとし、オグリキャップは「ファンの記憶の中でだけ、本当の姿で生き続けている」、「競馬ファンにもたらした感動は、恐らく同時代を過ごした者にしか理解できないものだろう」と語っています。


 オグリキャップの父は、ダンシングキャップ、母はホワイトナルビー。父の父には有名なネイティヴダンサーがいますが、ダンシングキャップは重賞を一つも勝てず。母のホワイトナルビーも活躍せず。確かに血統面では全然、三流の血統と言っていいでしょう。


 なお、作中、オグリキャップがめちゃくちゃ大食いで描かれてますが、実際のオグリキャップも大食いで、食欲が旺盛だったことで知られています。


 これからもシンデレラグレイに期待します。


 P.S. ウイニングポスト10 2025はクリアしましたが。子孫調教師のトロフィーが取れず。スキップして2045年くらいまでやりましたが。面倒! しばらく放置して別のゲームやってます。

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