第116話 自由の女神の島、永遠なれ
ちょうど旅行に行っていたので、書く暇がなく、旅行から帰ってきたら、バイクで雨に当たりすぎて、疲れ果てて寝てました。
ということで。
2025年4月27日、香港、クイーンエリザベス2世カップにて。リバティアイランドが安楽死、という衝撃的なニュースが飛び込んできました。
リバティアイランドといえば、2023年に牝馬三冠を達成。鞍上の川田将雅騎手が、「お嬢さん」と呼んでいることでも知られています。
レースでは後方を追走し徐々に位置を上げて直線に向くものの、歩様が乱れて急激に減速し、鞍上の川田将雅が下馬して競走中止に。その後、予後不良の診断が下され、安楽死措置が取られたことが、同日サンデーサラブレッドクラブのホームページより発表されています。
なお、日本競馬史において牡馬、牝馬含め三冠を達成した競走馬がレース中に予後不良となったのは史上初の事例だそうです。
改めてご冥福をお祈り申し上げます。
リバティアイランドとは、アメリカのニューヨークにある、自由の女神像が立っている島、のことを指します。
母・ヤンキーローズからの連想。
主な勝ち鞍は2022年の阪神ジュベナイルフィリーズ、2023年の桜花賞、優駿牝馬、秋華賞(牝馬三冠)。2022年度のJRA賞最優秀2歳牝馬、2023年度の最優秀3歳牝馬です。
かつても、サイレンススズカをはじめ、数多くの名馬たちが、レース後、あるいはそれ以外でも予後不良になっていますが、いつになっても予後不良というのは悲しいものです。
そして、競走馬の、特に「脚」というのは、素人が考える以上に、ものすごく繊細な物なのでしょう。