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競馬好きの独り言  作者: 秋山如雪
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第109話 新たなる世代

 2025年(令和7年)度の新規騎手免許試験合格者が11日、JRAから発表されました。


 合格したのは、全部で7人。

 そのうち、谷原たにはら柚希ゆずきさんが唯一の女性で、史上14人目、現役6人目のJRA女性ジョッキーになりました。


 ここのところ、毎年必ず一人は女性ジョッキーが入っているのがすごいですね。


 そして、注目すべきは、和田陽希(はるき)くん。

 父は、あの和田竜二騎手。


 和田竜二と言えば、あの2000年、まだ23歳頃の時、テイエムオペラオーで、京都記念→阪神大賞典→天皇賞(春)→宝塚記念→京都大賞典→天皇賞(秋)→ジャパンカップ→有馬記念、と重賞を8連勝して前人未到の古馬GIグランドスラムを達成するなど活躍したことで有名ですが、私はまだ鮮明にその時のことを覚えてます。


 というか、私は和田竜二騎手と同世代なので。


 そりゃ、自分も年を取るな、と(笑)


 その息子がデビューすることになるとは。


 ちなみに、同試験で、スマホの不正使用と虚偽申告で、1年間の騎乗停止処分を受けていた小林勝太(しょうた)騎手(22歳)が受験の結果、不合格になっています。


 つまり、彼は3月1日をもって騎手免許は失効となり、騎乗停止期間(2024年10月8日~2025年10月7日)が明けても、現状は騎手として復帰することができなくなりました。


 まあ、これについは、本人の行動の結果なので、弁解の余地はないと思いますが、まだ20歳そこそこの若者が、騎手になったことでそれこそ何千万円という大金を手にすることで、有頂天になって、羽目を外すこともあるでしょう。


 ある意味、「金の力は人を変える」のです。


 その意味では、プロ野球選手も同じで、いきなり数千万円の大金を手にして、遊びまくって、スピード違反して、警察に逮捕された選手もいますからね。


 そんな中、本当の意味で、「信念」を持って、ある意味、「ブレない」一握りの鉄の意志を持った選手だけが、成功するのです。


 騎手も、プロ野球選手も、サッカー選手も、そう言った意味では変わりませんね。もちろん、その地位に至るために、本人が相当努力をした結果なのですが。


 確か、武豊騎手と、元プロ野球選手のイチローは仲がいいそうです。どちらも「超」がつくほどの一流ですからね。共通点があるのでしょう。


 そもそも、騎手になれるだけですごいのに、そこからさらに一握りの成功の頂点を極める。


 まあ、言ってみれば、私のような「凡人」には出来ない、「夢を追う才能」でしょうね。

 本当に好きじゃないと、こういう仕事は出来ないと思います。


 今年、受かった若手ジョッキーの中から、そんな選手が現れるかはわかりませんが、皆さんがんばって欲しいです。


 以下、合格した騎手の名前を記載します。(敬称略)


上里うえざと直汰なおた

・遠藤汰月(たつき)

・谷原柚希

田山たやま旺佑おうすけ

舟山ふなやま瑠泉るい

・森田誠也(せいや)

・和田陽希


 以上の7人です。

 おめでとうございます。

 皆さまの活躍に期待します。

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