表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
29/241

26話

お茶会楽しかった!!!!













「こいつがうちの番犬です」

「ガウ!!」

「おおー!見たことのない獣ですが・・・お強そうですな」

「ハッハッハ・・・見てみます?」

「よろしいのですか?」

「ええ。村の防衛とかにも使えるかなと思って連れてきたので」


キイナさんとお茶会を楽しんだ後、村長へとクロウの紹介を行った。

こいつがいれば、簡単な防衛機構なら俺がいなくても、それこそ何か機材に不備があってもどうにかなる。

俺の拠点をここに置く関係上。防衛関連はやりすぎってことはない。出来るなら出来るだけがっつり防衛をしておきたい。


そして今クロウの能力を見えるために、少し外に出る所だ。

近くに何かは・・・ふむ。いないな。


「また減ったりしてます?」

「はい。どうにもまたドラゴンが現れたようでしてな」

「ふーん・・・ん?ドラゴン」

「ええ。まずドラゴン自体数十年に一度見れば多い方なのですが・・・そのせいで、森も緊張しているようでしてな」

「・・・ちなみにそのドラゴンでどんなのか分かったり?」

「いえ。我々も精霊に聞いただけですので。姿までは・・・」

「・・・それって、ドラゴンの何かを見せれば精霊に聞けるってことでいいです?」

「はい?それはまぁ聞けますが・・・もしや」

「そのもしやっすね」


ドラゴンの鱗を一枚だけ村長に見せる。

一瞬驚いた顔をしたが、俺が既にドラゴンを倒したことがあるのを知っている村長はすぐに気を取り直す。

何やら誰もいない隣を見て話始めた・・・おっと眼鏡眼鏡。もといカメラ起動っと。


村長の隣には・・・ん?人間・・・ではないか。そうだな。植物人間とでもいうべき存在が見える。


「なるほど。この鱗の持ち主でいいのだな?」

「」(コクリ


声は聞こえない・・・口は動いているのだがな。

まぁ実体がないのなら、音も振動にのらんか。

恐らくは魔力的な会話なのだろう。


「お待たせいたしましたコウ様。そちらの鱗の持ち主で間違いないそうでございます」

「あー。やっぱり」

「いやはや。また助けられてしまいましたなぁ」

「いやぁ。今回は俺のところに寄って来ただけなんですよねぇ」


事実、俺の持つレッドドラゴンの魔石に引き寄せられたかのように基地にやって来たからな。


「それにしても、村長の精霊は人型なんですね」

「おや・・・おお。コウ様は魔道具で精霊が見れるのでしたな!」

「ええ。だから形も分かるんですけど・・・何か姿で違いがあるんですか?」

「ございますな。すこしだけ説明させていただきますぞ」

「お願いします」


まず、精霊には格がある。

これは凡そで四段階に分かれているそうだ。

生まれたばかりの幼体。子供にあたる下級体。一人前と認められる中級体。これは成体とも呼ばれるそうだ。


「そして精霊として最高の力を持つ完全体・・・上級体とも呼ばれておりますな」

「完全体・・強そうですね」

「事実強大な力を持ちますからなぁ。一体でも力を借りられれば、それだけで国を取れるほどですぞ」

「国レベル!?」

「はい。このレベルになると、魔道具を用いても力を抑えられないほどになります」

「ほぉ・・・となると?」

「はい。我が村にはおりません・・・と言いますか、ここ三百年は人前に現れたという話はないですな」

「めっちゃ貴重な存在ってことですか」

「成長するのに千年以上と言われておりますからなぁ」


なるほどな。そら強いわ。

村長の精霊でも中級体にあたるそうだ。大体の精霊はこのくらいになるらしい。

それ以上となると、滅多に人前に現れないそうだ。


「知り合いにいたりしないんですか?」

「父が上級体の精霊を契約しておりますな」

「おお!」


成長が進めば進むほど、自由に姿を変えられるようになるそうだ。

大体は人型になるそうだ。理由は単純な話で、人間の確認出来る高位の精霊は人間を多く見るからそうなるらしい。


「父の精霊も、事実エルフの様な姿をしておりますからな」

「ふむ・・・自分の経験から姿を変えるのか・・・」

「自然にいる精霊では、木の姿になっている者もおりますぞ」

「ほぇ~・・・」


なんていうか・・・奥が深いなぁ精霊は。

マジでこれ専門で学びたいくらいだ。先に魔道具を学ぶんだけどさ。

いやでも・・・気になるなぁ。


「興味がおありですかな?」

「そらもちろん!!・・・でも先に魔道具を勉強したいってのもあるんですよねぇ」

「ほっほ。興味があることは何でも学んだ方がよろしいですぞ」

「片っ端から学びたいんですよねぇ」

「コウ様は素晴らしい学者になりそうですなぁ・・・おおそうだ!それでしたらコウ様も精霊と契約をしたみたらいかがですかな?」

「・・・え、出来るの?」

「ほ?出来ますが?」


え?そんなあっさり・・・?


「・・・ガウ?」

「あ、すまんクロウまだ待ってて」

「・・・クゥーン」


すまんがそれどころではないのだ。


「・・・精霊・・・契約出来るんです?」

「可能ですぞ?コウ様は魔力も多くお持ちですしな」

「いや。見えないと出来ないって・・・」

「ああ。そのあたりはコウ様は大丈夫ですぞ」

「俺は?」


何でも、見える見えないと言うのは大したことではないらしい。

正確に言うと、何でもいいから精霊を感知出来れば問題ないそうだ。


事実、エルフ達は精霊が見えるから契約する。

では、それ以外の種族の場合はどうするのか。

ごく一部だが、エルフ以外にも精霊魔法を使うことの出来る者はいるそうだ。


「そういったものは、何かしらの道具であったり、見る以外で精霊を感じることが出来るのですよ」

「あれ?エルフ限定って話は?」

「まぁほぼ限定なのですよ。契約するにも力を借りるにも、わざわざ道具に頼っていては良くないことが多いですからなぁ」


なるほどそういうことか。

魔道具を用いて精霊を感知。その状態で契約を結ぶことは出来る。

だが、結局それを使わないと感知出来ないから、力を借りることも出来なくなってしまう。


それ以外の場合。

エルフ以外にも精霊を見たり聞いたち感じたりできる能力を持つ人間が現れるそうだ。

こういった能力は、エルフ特有の物で、先祖にエルフがいたりするそうだ。

さらに極稀に、突然変異の様な形でそういった能力を持って生まれてくる者もいるそうだ。

だが、結局それはエルフの力・・・才能を持っているということになっているそうだ。

その結果、精霊魔法はエルフ特有の物と思われている・・・が正確な話だそうだ。


「説明するのだったら、エルフ特有と言った方がわかりやすいですしな」

「まぁ確かに」

「しかい、実際はそうでもないのですが・・・まぁ方法がないので」

「俺はカメラあるからなぁ」


道具を使って契約しようにも、精霊を視認するための道具は高価。

さらにその魔道具を使う為に使用する魔石も普通の物では駄目だそうだ。

結果、割に合わないってことだそうだ。


俺のカメラの場合は使用時間に制限はないからな。

切り替えようと思えばすぱっと起動させられるから、タイムロスは少なくて済む。

まぁ問題は別のところにあるそうだが。


「精霊との相性?」

「ええ。我々エルフがそれぞれに個性を持つように、精霊も個性を持つのですよ」

「まぁ当然ですね」

「だからでしょう。その者にあう精霊を見つけないといけないのですよ」

「この間言ってた精霊が好む物とか、貴金属とかも関わります?」

「大きく関わりますなぁ」


むむ・・・そこはかなり問題だな。

俺の機体・・・コロネタイトのみを使用した物なら問題ない。

だけど、そんな機体今乗ってないんだ俺。

コロネタイトは初級者から中級者が用いる素材だ。

当然。その上の素材も存在している。

そして、俺の今使っている機体・・・『アビスキュイラス』なんかはちょっと別枠だが、大体そういった物が使われている。

それと相性の良い精霊を見つけないと、正直契約する意味は薄いだろう。


俺が精霊に興味を持っているのは、俺の新しい機体を作る時に何かしら参考に出来ないかなって思ったからだ。

また、それを使いながら精霊の力も使えるのなら・・・全く新しい物が出来上がるだろう。

それが出来ない可能性がある・・・となると、魔道具の勉強を優先したい。


「まぁまずは探さないとッて話ですよね」

「そうですな。いかがなさいますか?」

「あー・・・お願いできます?」


いずれにせよ、俺の期待に沿う精霊がいるかは探さないと分からない。

というかだ、『アビスキュイラス』は好むけど、『エアロード』は嫌って精霊がいることもあるだろう。

・・・あれ?もしかして機体全部持ってこないといけないか?


スゥー・・・いやいやいや。大丈夫か。

『エアロード』と『ドルフィンレーン』は構造は大きく違うが使っている物は大体一緒だ。

『ヤマトスコーピオン』とまだ使ってない二機も素材は大体同じ。

『無影』と『アビスキュイラス』はそれぞれ別だから・・・持ってこないといけないのは四機だな。

サーベスの中にあるのは『アビスキュイラス』と『エアロード』だけ。

まぁ『ヤマトスコーピオン』系の重量機体はなぁ・・・うん。素材だけ持って来ればいいかな。

『無影』は着ているし、そう考えると問題ない・・・か?


・・・うん。そう言うことにしておこう。


「精霊は、どこで契約できるんですか?」

「どこと言いますか・・・精霊を見つければそれでいいのでございますよ」

「見つける?その辺にいるんですか?」

「いる時もあると言うだけですが・・・一応。穴場の様な場所はございますので、そこにご案内させていただきますぞ」

「お願いしまーす・・・あ、クロウも連れてっていいですか」

「ガウ!」

「勿論ですぞ!」


忘れてたわけじゃないのよクロウ。

だから俺の足をぺしぺししないで拗ねないで。

よろしければ評価やブクマ登録お願いします

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[気になる点] 「また減ったりしてます?」 ↑これってなにが減ってるの?
[気になる点] 「マグネタイト」なる名前がちらほら見えますが、これは「コロネタイト」では? 読み返してみたら「コロナタイト」になってる場所も。(P.26)
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ